燃油サーチャージ価格と推移
最新の燃油サーチャージ
最新の燃油代(ANA)は下表の通り。
※ANAはJALより10%ほど安い
燃油代 (片道) | 2020年6月 ~2021年5月 | 2021年6月 ~2021年9月 | 2022年10月 ~ | 2022年12月 ~2023年3月 | 2023年6月 ~ |
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韓国 極東ロシア | 0円 | 600 円 | 6,700円 | 5,600円 | 3,000円 |
中国 台湾 香港 | 0円 | 3,400 円 | 18,000円 | 15,100円 | 8,500円 |
グアム フィリピン パラオ ベトナム | 0円 | 4,400 円 | 18,700円 | 16,000円 | 9,500円 |
タイ シンガポール マレーシア | 0円 | 6,600 円 | 30,000円 | 25,800円 | 15,500円 |
インドネシア インド スリランカ ハワイ | 0円 | 8,800 円 | 36,700円 | 31,100円 | 18,500円 |
北米 欧州 中東 オセアニア | 0円 | 15,400 円 | 58,000円 | 49,000円 | 29,000円 |
ANA・JAL公式サイトでの情報は、下記を参照。
※各社サイトでの表記は「片道」分
個別の時期に関する記事はこちら。
燃油サーチャージ カテゴリーの記事一覧 – やじり鳥
価格推移(2013年~2023年)
ANAもJALとも、シンガポールケロシン市況価格の2カ月平均に連動して燃油サーチャージを決定している。
直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格(ドル)を、同期間の為替レート平均(円)で計算する。
そのため燃油代は、2ヶ月毎に見直しが入る。
- ANA ケロシン価格と燃油代の関係
- U.S. Gulf Coast Kerosene
- Singapore Jet Kerosene
- IATA
ANA・JALの燃油サーチャージの推移は、以下の通り。

※料金は全て往復分
発券時期 | 欧州/北米 | ハワイ/インド | 東南アジア | グアム | 中国/台湾 | 韓国 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023/6 | 58,000 円 | 37,000 円 | 31,000 円 | 19,000 円 | 17,000 円 | 6,000 円 |
2023/4 | 66,000 円 | 42,000 円 | 36,000 円 | 22,000 円 | 20,000 円 | 7,000 円 |
2023/2 | 98,000 円 | 62,200 円 | 51,600 円 | 32,000 円 | 30,200 円 | 11,200 円 |
2022/12 | 98,000 円 | 62,200 円 | 51,600 円 | 32,000 円 | 30,200 円 | 11,200 円 |
2022/10 | 116,000 円 | 73,400 円 | 60,000 円 | 37,400 円 | 36,000 円 | 13,400 円 |
2022/8 | 98,000 円 | 62,200 円 | 51,600 円 | 32,000 円 | 30,200 円 | 11,200 円 |
2022/6 | 74,800 円 | 47,600 円 | 40,800 円 | 25,000 円 | 22,800 円 | 8,200 円 |
2022/4 | 39,800 円 | 25,000 円 | 19,400 円 | 11,400 円 | 10,400 円 | 3,600 円 |
2022/2 | 38,600 円 | 24,200 円 | 18,800 円 | 11,000 円 | 10,000 円 | 3,400 円 |
2021/10 | 23,200 円 | 13,200 円 | 10,000 円 | 6,600 円 | 5,600 円 | 1,200 円 |
2021/6 | 15,400 円 | 8,800 円 | 6,600 円 | 4,400 円 | 3,400 円 | 800 円 |
2021/5 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 |
2020/6 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 |
2019/10 | 21,000 円 | 12,000 円 | 9,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 1,000 円 |
2019/8 | 28,000 円 | 17,000 円 | 13,000 円 | 8,000 円 | 7,000 円 | 2,000 円 |
2019/6 | 21,000 円 | 12,000 円 | 9,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 1,000 円 |
2019/4 | 14,000 円 | 8,000 円 | 6,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 600 円 |
2019/2 | 35,000 円 | 22,000 円 | 17,000 円 | 10,000 円 | 9,000 円 | 3,000 円 |
2018/8 | 28,000 円 | 17,000 円 | 13,000 円 | 8,000 円 | 7,000 円 | 2,000 円 |
2018/2 | 21,000 円 | 12,000 円 | 9,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 1,000 円 |
2017/12 | 14,000 円 | 8,000 円 | 6,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 600 円 |
2017/8 | 7,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 2,000 円 | 1,000 円 | 400 円 |
2017/4 | 14,000 円 | 8,000 円 | 6,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 600 円 |
2017/2 | 7,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 2,000 円 | 1,000 円 | 400 円 |
2017/1 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 |
2016/4 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 | 0 円 |
2015/12 | 14,000 円 | 8,000 円 | 6,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 600 円 |
2015/8 | 21,000 円 | 12,000 円 | 9,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 1,000 円 |
2015/4 | 28,000 円 | 17,000 円 | 8,000 円 | 7,000 円 | 7,000 円 | 2,000 円 |
2014/12 | 42,000 円 | 27,000 円 | 13,000 円 | 11,000 円 | 11,000 円 | 4,000 円 |
2014/8 | 50,000 円 | 32,000 円 | 16,000 円 | 14,000 円 | 14,000 円 | 5,000 円 |
2014/4 | 47,000 円 | 30,000 円 | 14,000 円 | 12,000 円 | 12,000 円 | 4,400 円 |
2013/12 | 42,000 円 | 27,000 円 | 13,000 円 | 11,000 円 | 11,000 円 | 4,000 円 |
2013/10 | 42,000 円 | 27,000 円 | 13,000 円 | 11,000 円 | 11,000 円 | 4,000 円 |
2013/4 | 47,000 円 | 30,000 円 | 14,000 円 | 12,000 円 | 12,000 円 | 4,400 円 |
2016~2017年には、燃油サーチャージが無料になった時期があった。
無料になったのは、シンガポールケロシン市況価格の円貨換算額が、燃油サーチャージ適応外の基準となる6000円を下回ったため。
影響範囲
燃油サーチャージが(明示的に)値上がりするのは、国際線のみ。
国内線については燃油サーチャージがチケット代に含まれており、内訳は明示されていない。
とはいえ国内線も燃油を使って飛んでいるので、季節ごとのチケット代改定の中で「ふわっ」と料金の中に反映されているものと思われる。
燃油サーチャージは購入した時点の価格が適用される。
そのため、値上げ前にチケットを購入するなどの工夫は有効。
ただし価格改定前に購入したチケットでも、出発日変更など「変更」をすると新しい価格が適用される。
燃油代の差額分は、追加徴収もしくは返金。
(4)航空券発券からご出発までの間に、適用される燃油特別付加運賃の額が変更となった場合の取り扱いは以下の通りです。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/charge/fuelsurcharge/
1)航空券を変更しない場合
差額調整は行いません。
2)航空券を変更する場合
・未使用の航空券を変更する場合
既にいただいている額と航空券の変更を行う日に適用される額の差額調整を行います。
・一部使用済みの航空券を変更する場合
差額調整は行いません。
ANA/JALとも、特典航空券を発券する場合には別途燃油サーチャージが必要。
運賃分はマイルで無料になるが、燃油サーチャージは現金で払う必要がある。
ANA・JAL以外の航空会社の燃油サーチャージついては、各航空会社のWEBサイトを参照。
航空会社によっては、国際線でも燃油サーチャージを徴収していない。
(チケット代に含めている)
例えばユナイテッド航空(UA)の場合、特典航空券の場合は燃油代が必要ない。
必要マイル数はANA/JALより多めになる路線が多いが、燃油代が不要という面でトータルは安くなる可能性あり。