「メイプル耶馬サイクリングロード」は、線路跡の長い自転車道・耶馬渓の景観・道中の唐揚げが最高

メイプル耶馬サイクリングロード

大分の景勝地「耶馬渓」(やばけい)のサイクリングロードに行ったが、めちゃ良かったデス。

耶馬渓鉄道廃線跡を利用した自転車道で、緩やかな勾配で22km。長くて幸せな自転車専用道。
廃線跡のため「元鉄道ルート」感が面白く、耶馬渓の景勝も素晴らしい。

また耶馬渓を擁する中津市は唐揚げの聖地であり、道中にある唐揚げ専門店で買い食いも充実。
唐揚げは少量から買えるので、テイクアウトして景色を眺めながら食うも良し、がっつり食堂で唐揚げ定食を食うも良し。

全体として、最高のサイクリングロードだったな!と思います。

それでは早速、レッツらゴー!!

眺めの良いサイクリングロード

レンタルサイクルには電動自転車・スポーツタイプ・ママチャリの選択肢があった。
「ほぼ下りなので電動は不要」「カゴはあった方がいい」ということで、ママチャリを選択。

メイプル耶馬サイクリングロード 出発地点

↑写真のようにサイクリングロードの標識がたっており、目印になる。
「中津駅まで○○km」とか「サイクリングターミナルまで○○km」など。

サイクリングロードは、基本的に「山国川」に沿って進む。

川の水、透明度がハンパない。

メイプル耶馬サイクリングロード 山国川の眺め

自転車しか通らない、まさしく自転車専用道。

のんびり自転車を漕ぐと、かなりマッタリできます。

メイプル耶馬サイクリングロード  山国川とトンネル

田んぼと山々を眺めながら、走る。

最高&最高。

メイプル耶馬サイクリングロード  田んぼの道

山に向かって走って行くと、やがて小さなトンネルが見えてきた。

このトンネルも、「耶馬渓鉄道」廃線の名残かな?

メイプル耶馬サイクリングロード  田んぼとトンネル

コース上にトンネルは何カ所かあった。

中には、長くて暗いトンネルも・・・。

メイプル耶馬サイクリングロード  長いトンネル

山国川を渡る橋も、ありました。

自転車専用道の橋、気分良し。

メイプル耶馬サイクリングロード  橋

景観で有名な耶馬渓らしく、見所スポットは解説看板で教えてくれる。

看板のそばには大抵ベンチもあり、一休みしながら名所を楽しめるんだな。

メイプル耶馬サイクリングロード  景観説明の看板

↓は「酔仙岩の景」(左)と「頼山陽八景 一ツ戸の景」(右)。
※他にも色々あった

メイプル耶馬サイクリングロード  景観説明の看板2

また、メイプル耶馬サイクリングロードは「耶馬渓鉄道」の廃線跡を利用した自転車道のため、箇所箇所に駅跡の看板もある(駅舎はない)。

駅跡にはベンチ・休憩所が用意されており、便利。

メイプル耶馬サイクリングロード  耶馬溪鉄道の駅跡

↓は、特に立派だった「平田宿場」の休憩所。

キレイに整備されている休憩所でした。

メイプル耶馬サイクリングロード  平田宿場

↑の路線図的に言うと、今回は「守実温泉駅」から「洞門駅」方面に向かった感じですね。
※守実温泉駅跡 → 洞門駅跡

今回のコース的には、自転車でゆっくり走りつつ、たまに買い食い&休憩して、約3時間だった。
川辺とか景勝地のベンチで、長めの休憩をとりました。
自転車ガチ勢の早い人だと1時間でイケる距離らしい(レンタルサイクルのスタッフに聞いた)。

道中の「中津からあげ」買い食い

サイクリングしながら、唐揚げを買い食いした。
中津市と言えば、からあげの聖地。からあげが美味いのです。

まず立ち寄ったのは、唐揚げ専門店の「おきな」。
おきな(食べログ)

中津からあげ「おきな」 外観

こちらで購入したのは「砂ずり串1本」(100円)

地元客が「500g」とか「1kg」とか注文する中、当方のオーダーは串1本(笑)
地元の人は、ホント大量に唐揚げ買ってくね~。

中津からあげ「おきな」 メニュー

砂ずり串、コリコリしてて美味しい。
揚げたて、ぷちぷち。噛み心地良し。

次に訪問したのは、「からあげ いこや」。
砂糖・化学調味料不使用のからあげで、「出汁にこだわり、海のダシ、山のダシ」とのこと。

からあげ いこや 外観

200円で4個(骨ナシMIX)。
揚げたてを買えました。

からあげ いこや メニュー

衣がふかふかで、柔らかい。肉も柔らかい。
全体的にフワフワしてて軽い噛み応えの中、独特の濃い味付け。
麹?ニンニク?
よく分からんが、これは美味かった!

最後にゴール地点の「青の洞門」付近で、〆の「からあげ定食」。
「むら上食堂」です。
むら上食堂(食べログ)

むら上食堂 外観

唐揚げ定食、850円。
大きい唐揚げが4つ。それぞれ部位が異なる。

むら上食堂 からあげ定食

中途半端な時間だったので、揚げたてにはありつけず。
しっとりした骨付き肉、味もしっかりめ。
お腹いっぱいになりました。

ということで・・・

今回食べた中では「いこや」の唐揚げが、一番美味かったかな~。
再訪することがあれば、また食いたい。

サイクリングのコース検討メモ

今回自分が通ったコースは、下図コースマップの青矢印部分。
※このイラストマップは中津耶馬渓観光協会からダウンロード可能(PDF)

  • スタート:9番(旧守実温泉駅/やすらぎの郷やまくに)
  • ゴール:4番(青の洞門)
メイプル耶馬サイクリングロード コースマップ

公式コースとの比較で言うと、ゴール側から出発したり、コースの途中までにしたんですが、その理由は以下。

  • 勾配が「かなり緩やか」とは言え、(1)→(9)の「上り」(獲得標高238m)より、楽ちんな「下り」(9)→(1)が良かったから
  • 自転車専用道が整備されているのは主に「青の洞門」(4)~「旧守実温泉駅」(9)、それ以外は車道を行くことになるので、(4)~(9)を走るだけで十分かなと思いまして

ちなみにゴール側から出発したおかげで、(かなり緩やかな)下りの道が続き、特に前半は「あ、漕がないでもゆっくり進むな~」的な感じで、かなり快適だった。

自転車のレンタルについては、複数箇所で可能。
また、借りた場所とは別のところで返却もOK(有料の「乗り捨てオプション」)。
自分の場合、「やすらぎの郷やまくに」で借りて、「サイクリングセンター風水園」で返却した。

JR中津駅からのアクセスを含めた旅程は、以下の通り。

  1. 中津駅から「山国役場前」バス停まで大分交通バス(1300円/1時間)
  2. 「やすらぎの郷やまくに」でレンタサイクルを借りる(700円+乗り捨てオプション500円)
  3. サイクリングコース(9)→(4)「青の洞門」まで自転車(ゆっくりのママチャリで3時間、競技系のガチ勢は1時間らしい)
  4. 「青の洞門」を観光&メシ
  5. 「青の洞門」近くの「サイクリングセンター風水園」で自転車を返却(乗り捨て)
  6. 「青の洞門駐車場」バス停から中津駅まで大分交通バス(650円/27分)

※バスのルート探索は、Yahoo路線情報でチェック可能

以下、写真とともに一言メモ。

以下は、中津駅のバス停
乗り場がイマイチ分かりにくかったが、上写真中央のボックスに案内スタッフがいて、乗り場など教えてもらえました。

中津駅のバス停

以下は、やすらぎの郷やまくに
「山国役場前」バス停から徒歩数分。レンタルサイクルあり。
温泉・食堂を備えており、ここをサイクリングのゴールにした場合は風呂で汗を流せる。
※自分はここを出発点にした

やすらぎの郷やまくに

以下は「青の洞門」。菊池寛の小説「恩讐の彼方に」のモデル。
徒歩でアクセスすると、彫像など設置あり。
見所は数分で見終わるが、周辺にお店が多め。

青の洞門 内観

サイクリングセンター風水園」については写真をとってない。
自転車の返却は、事務所に行ってスタッフに引き渡した。
ご親切に、最寄のバス停の位置など教えてくれた。

まとめ

ここはオススメ。マジ良かったですよ。
景色よし、廃線跡の雰囲気よし、からあげ良し。三方よし。
「乗り捨てオプション」を利用して、行くのがよいと思います。

今回の自分は「楽ちん」重視で、下りにした。
ただ大した勾配ではないので、自転車ガチ勢じゃなくても「上り」はイケると思います。

レンタル自転車代とバス代をセットにしたフリーパスもあり。
ただバスの範囲が今回の自分のコースにはハマらず、自分は使わなかった。
サイクリング路線バス観光券

ほい。

そんな感じ。

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tonogata
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