ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港
羽田空港に隣接するホテル「ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」に宿泊した。
2022年12月に開業したばかりで、屋上に露天風呂を備える住友不動産系列のホテル。
ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港

ホテルはショッピングモール「羽田エアポートガーデン」の上層にある。
羽田空港の第3ターミナル(国際線)から連絡通路で接続しており、アクセスは容易。
第3ターミナル到着フロアからのアクセスについては、以下など参照。
羽田エアポートガーデンに行ってきた(道順・アクセスチケット・金粂の生アジフライ定食)
※国内線の第1/第2ターミナルから第3ターミナルは、無料バスなどでアクセスする必要あり

ホテルの入口をでると、エアポートガーデン。
入口の隣にはローソンもある。
入口やロビーには、武士の甲冑が飾られている。
日本ぽさを演出しているのかもしれない。

ホテルのフロントは4階にある。
新しいホテルだけに、広くてキレイな空間だった。

自動チェックイン機があったので使ってみた。
エラーがでて、結局スタッフを呼ぶことになった。
しかしコレが功を奏して?、アサインされた部屋はアップグレードされていた。
予約した部屋は「モデレートクイーン/シャワーブースのみ」(18㎡)だったが、「スーペリアキング」(24㎡)にアップされた形。
※元からアップ済みだったかもしれない
アメニティは、4階フロント階で拾っていく。
部屋にあるのは歯ブラシのみで、インスタントコーヒーなどは自分でピックアップ。

少なくとも歯ブラシが部屋においてあるのはいいですね。
最近はどこのホテルもこういうスタイル。
自分はたまに歯ブラシをもってくるのを忘れて、代わりに部屋の歯ブラシを使おうとして「ない」ことに気付き、わざわざフロント周辺のアメニティコーナーへ行くことも。。。
施設のフロア構成は、以下のようになっている。
- 1階:朝食会場&エアポートガーデンのレストラン街
- 2階:第3ターミナルからの連絡通路&エアポートガーデンの店舗街
- 4階:ホテルのフロント
- 6階:エレベーター乗換(温泉行き)&ジム
- 12階:温泉(泉天空の湯)
温泉に行く場合は、6階で一度エレベーターを乗り換える必要あり。
自分は今回6階に滞在したので、そういう意味では楽だった。
泉天空の湯 羽田空港(12階)

12階にある「泉天空の湯 羽田空港」は、一般客も入湯可能。
ただし一般客は4800円(深夜は追加で4000円)が必要になる。
ヴィラフォンテーヌの宿泊客は無料もしくは優待料金で入湯可能。
グランド宿泊客は2000円、プレミア宿泊客は無料だが宿泊代が一段高い。
宿泊客は深夜料金が発生しないので、空いてる時間に入れる。
羽田空港の露天風呂「泉天空の湯 羽田空港」でヴィラフォンテーヌグランド宿泊者の優待料金が値上げ
温泉権利付きで宿泊すると、チェックイン時に紙の「入浴券」がもらえる。
これを温泉の入口で提示すると「チェックアウトまでなら何度でも温泉を利用可能」となる。
また先述のように、深夜の追加料金も発生しない。
露天風呂については、滑走路とは逆方面、多摩川方面・川崎方面を向いている。
飛行機はあまり見えないが、遠くに空港上空を通過する飛行機は見えた。
基本的に多摩川ビューと、その対岸のヨドバシ・アッセンブリー(物流拠点)ビューとなる。
夜になると川崎工場地帯方面の煙突から火が上がっていて、キレイだった。
↓写真の右にある建物がホテルで、最上部が露天風呂。
つまり目の前は、多摩川。

↓写真にあるように、前面ガラスの下の方は「ぼかし用」の小さなドット入り。
そのため湯船につかるとクリアな眺望が得にくい。
ガラスに顔を近づけると、よく見える。

この露天風呂は素晴らしい。
海に近いので、いい風が吹く。
屋上露天風呂の利点は、やっぱり風ですね。
広さはそこそこ。
湯船は熱湯とぬるめの2種。
加えて「寝ころび湯」もある。
くるぶしくらいの深さで、うとうとするのにちょうど良い。
寝椅子も3つあり。
これまた風にあたって寝転び、マッタリできた。
屋上露天風呂としては、相当なハイレベルと思いました。
よく風が吹き抜け、寝転び湯・寝椅子などまったりできる環境もあり。
ただし、空いている時間に限る。
自分は土曜の夜に2回利用したが、以下のような客入りだった。
- 17時から入浴、そこそこ客がいた(一般客もいる時間帯)
- 夕焼けが美しくなる19時に向けて混んできたので撤収
- 深夜2時から入浴、そこそこ客がいた(深夜料金が発生する時間帯)
- 深夜3時以降は空いてきて、自分1人の独占状態に
今回、自分は羽田旅行としてホテルに滞在。
目的は屋上露天風呂だったので、空いている時間を狙いました。
それでも、「思ったより人がいるな」と驚きました。
また、外人が多かったのも驚きました。
普段は風呂であまり見ない白人も結構いて、日本に慣れている感じで入浴マナーも様になっている。
さすがに空港の露天風呂ともなると、客層がだいぶ違うなと思いました。
お金を持ってそう&旅行好き、もしくは航空関係者?
話が逸れた。
内湯も結構充実していた。

炭酸泉・ジェットバスなど、そこそこ種類あり。
ちなみにサウナ(ドライサウナ/漢方サウナ)・岩盤浴もある。
岩盤浴は、宿泊客の場合は別料金(800円)なので、利用しなかった。
一般客(4800円)の場合、岩盤浴の料金は含まれる。
最後に、脱衣所にある自販機のコーヒー牛乳は160円だった。
現金不要、入場時に渡されるICチップで支払い、風呂をでるタイミングで決済となる。
お休み処・お食事処
風呂エリアには、お休み処もある。
風呂との行き来は自由。
お休み処には、寝椅子とブランケットの用意あり。

昼間は、混んでいた。
寝椅子の空席があるかは、運次第ですね。
一方、深夜3時でも、混んでいた。
外人客が深夜料金も払ってここで休息&睡眠している模様。
確かに1万円以下&風呂ありなので、飛行機の時間が中途半端であれば、選択肢に入りそう。
お休み処の隣にある「お食事処」も24時間営業。
エアポートガーデンの店は営業開始時間が遅いので、宿泊客以外の朝飯調達手段としてはアリかも。
泉天空の湯 お食事処
メニューは基本的に1800円以上するが、朝食メニューもある。
- 「あっさり朝うどん」(アサリうどん+出汁巻き玉子+デザート)=1870円。
- 「天空の和朝食」(縞ほっけの定食)=1870円。

イチオシのメニューとしては、「白富士御膳ガレー」(2230円)や、「赤富士御膳メガローストビーフ丼」(3776円)。
全体的に、結構なお値段です。
インバウンド向けの価格設定かな?
朝食(グランドエール)
今回は朝食付のプランで宿泊した。
先述のように、エアポートガーデンが近くにあるが、そちらは開店時間が遅く「11時から」とかなので、結果的には朝食付プランでよかった。

朝食は、ブッフェ形式。
ライブキッチンのコーナーもあり、麺料理・ガレット・本日のお魚が提供される。

麺は「うどん」のほかに、フォーも選べる。
あと「揚げ出し豆腐の桜エビ餡かけ」なんかの料理も提供されていた。

自分がいただいた朝食は以下。
麺はフォーを選択しました。

あとは、ベーコン・ソーセージ・スクランブルエッグなどような、一般的な朝食メニューもあり。
メニュー数は、そこそこあった感。

個人的に美味かったのは、煮魚・味噌カツ・フォーかな。
普通に美味い朝食だったと思います。
部屋(スーペリアキング)
宿泊した部屋は、「スーペリアキング」(24㎡)。
アップグレードされた結果だが、そこそこ広くて使いやすかった。

デスクがないのは、ちょっと残念。
窓からは、モノレール・バス駐車場・第3ターミナルの眺望。
第3ターミナルの向こう側から飛行機が飛び立つ様子も、遠くに見えた。

部屋の通信環境は、WiFiと有線LAN。
ベッド脇には照明コントローラーとコンセントあり、使い勝手良し。

無料の水も置いてあった。
テレビからは、温泉の混雑状況を確認可能。

館内着がおいてあり、これで温泉に行ってOK。
なお、部屋にはバスタブもついていたが、温泉に行ってたので使わなかった。
まとめ
GWにどこにも行けなかったので、GW後の土日に1泊2日の都内旅行として楽しみました。
結果的には、大満足であります。
1泊2日程度だと、変に地方行くより都内の方が滞在時間が長く、リフレッシュできますね。
とはいえノープランだったので、羽田近辺を徒歩で散策しました。
これはルート知ってるとあまり面白くないかもだが、下調べせずに行ったので逆に楽しめた。
飛行機に乗らずに羽田に滞在するというのは、変な感じだが楽しめた。
ひさびさに国際線ターミナルのレストラン街をのぞいたり。
夕飯は結局、第1ターミナルで食ったけど。
ホテルについては、やはり温泉がいいですね。
いつか、また行きたいと思います。
ただし、普通の時間帯だと風呂が混雑してそうなので、変な時間に風呂に入れるタイムスケジュールで動けるなら、という感じかな。。。
ビジター料金は結構な値段がするので、そんなに混雑しないかな?と思ったけど・・・
思ったより人が多いな、という印象だった。
ほい。
そんな感じ。