すき家で美味かった牛丼メニューのランキング(2020年)

すき家の牛丼メニュー

最近、割引があったので頻繁にすき家で牛丼を食べていたんだが、せっかくなので色んな牛丼メニューを試してみることにした。

すき家では2020年11月現在、牛丼だけで9種類のレギュラーメニューがある。
普通の牛丼と、8種類のトッピング付き牛丼

すき家の牛丼レギュラーメニュー(8種類)

この8種類のトッピング牛丼メニューについて、自分的に「美味かった牛丼ランキング」をメモしておきたいと思います。

なお、牛丼は全て最小サイズの「ミニ」で実食。
トッピングと牛丼の分量バランス的に、他のサイズよりトッピングが多めに見える写真となっていると思うので、その点はご留意ください。

牛丼メニュー・ランキング

最初に総評を言うと、自分でも意外な結果になった。
メニュー写真だと美味そうなのに、そうでないもの。逆もしかり。
その理由として、各メニューの味のキーになるのが調味料だったりすること。

ワサビ醤油・コチュジャン・ケチャップ・だし醤油など、調味料が「良い感じに効いて」たり、「効き過ぎ」ていたり・・・。
トッピング具材×調味料という掛け合わせで、それぞれ特徴的な味をつくっており、メニュー構成がよく出来ているな、と思いました。

後はまぁ、味はそれぞれの好みだと思いますが、以下は自分の個人的なランキングにて。

1位 わさび山かけ牛丼

1位は「わさび山かけ牛丼」。

わさび山かけ牛丼

真っ白ふわふわな山芋に、ワサビ醤油をかけていただく。
山かけ&醤油を足す時点でウマさ確定なんだが、「ワサビ醤油」というのが自分的に発見だった。
合いますね、コレ。

ワサビの分量は大してないので、控えめな「ツンっ」の鼻抜け感。
そこからの、甘い牛肉&ツユのコンボ。

山かけが、ワサビ醤油・牛肉・米粒を包み込んで、ジュルっと喉を流れる。
そのスムーズな一口に、「ツンっ・甘ぁ・柔らかぁ」の連弾が詰まっている。
美味かったです。

醤油の追い掛けと別オプションの卵で、後半戦のブーストも可能。

2位 高菜明太マヨ牛丼

2位は「高菜明太マヨ牛丼」。

高菜明太マヨ牛丼

「山かけ」は美味いことが予想できたが、明太マヨネーズ+高菜というこの牛丼については、ちょっと驚きの結果だった。

マヨマヨした見た目に反して、ピリ辛。
唇サプライズ!

マヨで高菜・牛肉・ご飯が柔らかく絡んで、スルッとインサート。
噛めば「シャキッ」と高菜、柔らか牛肉・・・、相性や良し。

普通のマヨネーズでなく、ピリ辛な明太マヨネーズというのが、ポイントなんでしょうね。
高菜のシャキッとした食感、高菜&明太のピリ辛感が、マヨネーズを介して甘い牛肉と繋がる感覚は、自分的に新食感で美味かった。

3位 かつぶしオクラ牛丼

3位は「かつぶしオクラ牛丼」。

かつぶしオクラ牛丼

「牛丼にオクラかぁ・・・」という初見だったが、驚くことに美味かった。
レギュラーメニューになっている理由はあるワケで、何でも食ってみるものだな、と。

まず、顔を近づけると、かつお節の香り。
口に入れると、だし醤油で味付けされた、ヌルっとしたオクラの舌触り。

オクラの粘り気に包まれて、牛肉・米粒がスルスルと舌を滑る。
噛めばツブツブとしたオクラの食感、柔らかい牛肉と米粒のハーモニー。

かつお節・だし醤油で和風感を強化した、上品な旨さ。
とんがった味はないが、個性を潰し合わず、飽きのこない美味さ。

いやいや、これは普通に美味いですね、と。
自分は過去に、納豆を牛丼に混ぜてみたことはあるが、オクラ&かつお節の方が全然合いますね。

4位 ねぎ玉牛丼

4位は「ねぎ玉牛丼」。

ねぎ玉牛丼

ここから先は、ちょっと3位までと差がついてくる。
自分的に、ちょっと落ちる感じですね。

「ねぎ玉牛丼」は、黄身(別添え)とネギの緑が映える一品だが、味のポイントは「コチュジャンだれ」
これが好きかどうかで、評価が分かれそう。
自分はコチュジャンだれについては、「嫌いじゃないけど…」といった感じです。

コチュジャンだれは、辛くない。
しかし、かなり味の支配権を握ってくる。
ちょっと甘辛味噌的なコチュジャンの味が強いなぁ。。。という。
好きな人には良いかもしれないが。

ネギが盛々の牛丼は、食感的にも美味かった。
しかし、いかんせんコチュジャンが強いので、後半はちょっと飽きてきたかな。

5位 とろ〜り3種のチーズ牛丼

5位は「とろ〜り3種のチーズ牛丼」。

とろ〜り3種のチーズ牛丼

メニュー名の通り、3色(レッドチェダー・エグモント・モッツァレラ)のチーズがかかっている。
「チー牛」(ちーぎゅう)というネットスラングも派生させた有名メニューですね。

とろけるチーズと甘い牛肉のハーモニー。
ただひたすらに、ギルティな予感。
牛丼メニュー中で最強のカロリーを誇る(並盛で911kcal)。

特段のチーズ好きでもない自分。
最初は、「お、意外と美味いな」と思ってきたが、やっぱり後半は飽きてきた。

この牛丼はタバスコもついてくるので、味変は可能。

まぁ、チーズ好き向けの一品ですね。

6位 キムチ牛丼

6位は「キムチ牛丼」。

キムチ牛丼

食ってみると、予想通りのキムチ牛丼。
うーん、牛肉、キムチ、もぐもぐ。
以上。

味変でマヨネーズ(30円)を追加した。
昔のすき家は「キムマヨ牛丼」がレギュラーメニューにあったらしい。

マヨネーズをかけると、あら不思議。
キムチの辛さが中和されちゃって、単純にマヨ・白菜・牛肉を食ってるみたいになってきた・・・。
まぁこれは、マヨラー向けの味変だったな。。。

キムチ牛丼は「美味そう」と思ってチョイスするも、「思ったほどじゃなかった」という感想に着地した。
松屋の「ビビン丼」は、好きなんだけどなぁ。

7位 オム牛丼

7位は「オム牛丼」。

オム牛丼

これは別添えでついてくるケチャップを、どのタイミングで投入するかで、変わってくるかもしれない。
今回、自分は最初からケチャップをかけました。

ケチャップをかけると、ケチャップ・ライス感が思ったより強くなる。
牛丼というより、牛肉入りのオムレツを食ってる気分。

ふわふわ卵はチーズ入りで、それ自体は美味しい。
ほうれん草も良い。

オムレツを食うつもりで食ったら、美味いと思う。
牛丼の口でスタートしたら、「あれ?」ってなっちゃった。
まぁ、メニュー名が「オム牛丼」だしな。

再トライしたら印象が変わると思うが、初見としては、この順位にて。

8位 おろしポン酢牛丼

8位は「おろしポン酢牛丼」。

おろしポン酢牛丼

これまた「美味いんじゃないか?」と思いきや、そうでもなかった一品。

「おろしポン酢」は別添えで来るんだけど、牛丼にのせたのがマズかった。
牛丼にのせると「おろしポン酢」の水分がおちてきて、白米が無味な水分でビシャビシャになっちゃうのよね。。。
白米が牛丼のツユを吸うのは良いけど、これはちょっと。。。

とはいえ、公式のメニュー写真もおろしポン酢を牛丼に乗せてるしな。。。
こういうのが、好きな人もいるんだと思うけど、自分はちょっと苦手だったかな。

トッピング牛丼のコストパフォーマンス

すき家のトッピング牛丼に使われている具材は、それぞれサイドメニューの単品としても用意されている。
一方で、トッピング牛丼は価格統一でミニ盛なら420円

サイドメニューもある程度価格が130円で統一されているが、違うモノもあるので表に整理してみる。
結論から言うと、「オム牛丼」と「ねぎ玉牛丼」は、比較的にコスパが高そうだなと思った次第。
※牛丼ミニ(290円)+サイドメニューで注文するより、トッピング牛丼として注文した方がお得
※ただしサイドメニューの場合と分量に違いがあるかもしれない

サイドメニュー価格牛丼(ミニ)
との合計
ふわとろオム170円460円
かつぶしオクラ130円420円
キムチ130円420円
山かけ(わさび付)130円420円
おろしポン酢130円420円
高菜明太マヨ130円420円
青ねぎ+たまご
+コチュジャンだれ
140円430円

ほい。

そんな感じ。

この記事を書いた人 Wrote this article

tonogata
TOP