「プーケット・サンドボックス」とは
2021年7月1日から、タイが海外からの観光客受け入れを開始した。
タイで一番大きなビーチリゾート「プーケット」を中心に、外国人観光客を受け入れ始めた形。
この試みは「プーケット・サンドボックス」(Phuket Sandbox)と呼ばれている。
General Information – Phuket Sandbox

「サンドボックス」という用語は、IT系では「隔離領域」という意味で使われているが、ここでも大体そんな感じ。
まずは外国人観光客にプーケットへの入国を許可しつつ、入国時にCOVID-19検査(RT-PCR法)のテストを実施。
プーケット滞在中にそのテスト結果を受け取り、問題なく14日間が経過したら、タイ国内の他県に移動してもよい。
いったんプーケットに隔離しつつ安全を確認するというのが、その狙い。
ちなみにプーケットのみへの旅行であれば、14日未満の滞在でもOK。
このプーケット・サンドボックで入国できるのは、タイがリストアップした低リスクな67か国のみ。
日本も一応はリストに入っているが、以下の理由から実質的には対象外みたいな感じ。
日本のみ「ビジネス客のみ」の制限事項あり- そもそも日本からプーケットへの国際便は、まだ復活してない
※2021/07/10追記
日本からビジネス渡航以外でも、渡航が可能になった
ちなみに、早速プーケット・サンドボックスでタイに入った観光客のレポートもYouTubeにアップされている。
楽しそうですねぇ。。。
プーケット・サンドボックスの詳細
プーケット・サンドボックで求められている条件は、色々ある。
代表的なものとしては、「ワクチン接種済み」であること。

章題に「プーケット・サンドボックスの詳細」と言いつつ、書くのが面倒になってきた。
そもそも日本は実質的に関係ないしなー。
↓を読めば、だいたい書いてある。
General Information – Phuket Sandbox
ちょっとサマると、
- 到着前
- タイ 入国証明証(Certificate of Entry:COE)を用意
- 10万ドル(約1,000万円)以上の保証があるコロナ対応の保険証書(英語)のコピーを用意
- 旅行14日前までにワクチン接種を受けて、その証明書を用意
- 到着時
- 無料のタイ国内用SIMが提供され、スマホにアラート機能アプリをインストールさせられる
- 空港内でCOVID-19検査(RT-PCR法)を受ける(自己負担)
- イミグレで、滞在するホテルの情報(支払い済みであること)を提出する
- 入国後
- ホテルで検査の結果を受け取る
- 6日目・7日目に2回目の検査を受ける
- プーケット外に移動できるのは、14日間が経過した後
- 14日未満の滞在の場合は、国際線で国外へ
ざっと、こんな感じですかね。
そもそも当方はワクチン接種がまだなので、なんつーか、ちょっと遠いですねぇ。
あと日本への帰国時の隔離期間があるし、ちょっと現実味がね。。。
検疫所長が指定する場所(自宅など)で入国(検体採取日)の次の日から起算して14 日間待機する滞在場所を確保すること
厚生労働省 水際対策の抜本的強化に関するQ&A
ふーむ。
プーケットと言えば、自分が前回行ったのは2017-2018年の年越し。
アジアのビーチの中でもプーケットは「正月もオンシーズンなビーチリゾート」ということで、年越しカウントダウンが盛り上がるんですよね↓
今年の年越しとかで行けたら良いんだけど、飛行機のチケット、取れないだろうなぁ。
ほい。
そんな感じ。