ワンワールド・ラウンジ(oneworld-branded lounge)
航空会社は自国の空港を中心に、世界各地の空港に自社ラウンジを構えている。
自社ラウンジがない空港でも、同じ航空アライアンスの他社ラウンジを上級会員に案内している。
そうした航空会社ラウンジとは別に、航空アライアンスがラウンジを運営している場合もある。
例えばLAXやCDGにある「スターアライアンス・ラウンジ」は、スターアライアンスが運営。
これはスターアライアンス・ゴールドの会員(ANA上級会員を含む)やスターアラアインス各社のビジネス/ファーストクラス顧客が利用できる。
スターアライアンス・ラウンジの一覧は、以下で確認できる。
スターアライアンス・ラウンジ
一方「ワンワールド」(JALが所属)においては、アライアンス運営のラウンジがない。
2019年には、初の「ワンワールド・ラウンジ」をモスクワに作る計画が発表されていたが、コロナ禍やウクライナ紛争にまつわるエトセトラで、未だ実現ならず。

oneworld and Moscow Domodedovo airport have agreed to build a branded lounge for customers of the alliance’s member airlines. The lounge at Moscow Domodedovo, which is the home of oneworld member S7 Airlines, will be the first oneworld-branded lounge in the world.
oneworld and Moscow Domodedovo Airport plan to open a branded lounge for member airline customers
そのため、現時点でも「ワンワールド・ラウンジ」というものは存在していない。
世界初のワンワールド・ラウンジがソウル仁川に
未だ公式発表はされていないが、「初のワンワールド・ラウンジがソウル仁川国際空港に建設中?」という話を最近ちょくちょくみかける。
いろんなサイトで情報がでているが、情報が濃かったのは以下あたり。
- Could The World’s First Oneworld Branded Lounge Be In Seoul?
- Will the first Oneworld-branded lounge be at Seoul?
これらの記事の情報源は、全てX(旧Twitter)での下記投稿。
仁川国際空港のT1においてチェジュ航空のラウンジが閉鎖・工事中となっており、そこに「ワンワールド・ラウンジ建設中」の建設標識が貼られていたとのこと。
そのうち、公式でも何かアナウンスがあると良いんですけどね。
仁川国際空港については、例えばJALもサクララウンジをもっていない。
昔はあったが、2012年頃に閉鎖されているようです。
そのため、もし仁川にワンワールド・ラウンジができたら、JAL上級会員においては利用可能なラウンジが1つ増えるかもしれないという感じですね。
そのころJALはマニラで
別件バウアーですが、マニラにあるJALサクララウンジの有料販売が9月12日より開始。
最近は、サクララウンジの有料販売が進んでますね。
2023年9月12日 ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)JALサクララウンジの有料サービスの販売を開始いたします。
現時点では、羽田・成田や、海外ではホノルル・バンコクなどのラウンジが有料販売されているが、そこにマニラも追加される形。
マニラのサクララウンジ利用料は3500円で、非ステータス会員でもお金を払えば利用できる。
JAL有料ラウンジサービス
ほい。
そんな感じ。