アジャンタ総本家
スープカレーの元祖は、1971年に札幌の喫茶店「アジャンタ」が出した「薬膳カリィ」と言われている。
今回は、その「喫茶店アジャンタ」の流れをくむ「アジャンタ総本家」に行ってきた(札幌にアジャンタは2つあるが、それについてはコチラを参照)。

店の場所は、地下鉄の元町駅より徒歩5分。
旅行者でもアクセスしやすい位置にある。
お昼時の12時台に訪問したが、コロナ下ということもあってか?、まだ空席はあった。
待ちナシですぐに席(カウンター)に着席。

代表メニューはチキン入りの「とりかりぃ」(1000円)。
茄子も追加で入っている「とりなすかりぃ」(1300円)をチョイス。
薬膳スープの「とりなすかりぃ」
こちらのスープカレーは、その薬膳系の元祖ということで非常に楽しみにしておりました。
スパイス・漢方薬が絡み合ったエキスの醸し出す複雑な味わいが、良いんですよねぇ。。。
スパイスはもちろんホール(原型)から挽き 漢方薬は本場中国からホールにて直輸入。
http://www.ajanta.jp/ajanta.html
毎朝30種類のスパイス、漢方薬15種類から作り出すスパイス、スープ早朝5時から6時間かけて作り出しております。
さて、やってきました。
「とりなすかりぃ」(1300円)。

ライスは「ななつ星」(北海道)。
具材はチキン・ナス・しめじ・ニンジン・ピーマン。
※「とりかりぃ」との違いは、追加のナス&しめじ

見た目サラサラのスープ・・・
しかし口当たりには、やや油感あり、喉口をトロリと通過。
瞬間、身体中を巡っていく、そのエキス感たるや!
胃腸を通り越して、血管を迸っていくイメージ。
※あくまでイメージです

漲ってきた・・・
汗もかいてきた・・・
これぞ、薬膳。
これが元祖スープカレーか。。。
スパイス・漢方薬の複雑な味わいのスープ。
スープには朝鮮人参やら杜仲なども含まれるという。
ベースとなるスープは、コンブに鶏ガラ。
https://www.sankei.com/region/news/170102/rgn1701020002-n3.html
クコの実、朝鮮ニンジン、シナモン、杜仲など15種類の漢方をセットにして、台湾から取り寄せている。
ターメリックやコリアンダー、ブラックペッパー、ホワイトペッパーなど30種類のスパイスは、店でグラインダーの機械で必要なだけひいてパウダー状にする。
旨いすなぁ。
あと、こういう油感あるトロリとしたスープカレーは、初めてかも。。。
いやはや。
札幌にきた際には、また食いたいですね。
ほい。
そんな感じ。