カンデオホテルズ南海和歌山
和歌山で「カンデオホテルズ南海和歌山」に泊まった。
カンデオホテルズ南海和歌山
和歌山市駅(南海・JR)の駅ビルに入っているホテルだ。
周囲に高い建物が少ないため、遠くから眺めても良く目立つ。
※和歌山市駅は、JR和歌山駅から少し離れたところにある

↑写真の高いビルが、カンデオホテルズ南海和歌山。
下にあるのが和歌山市駅と駅ビル「キーノ和歌山」。
この和歌山市駅は変わった駅で、駅に図書館がくっついている。
しかもガラス張りのキレイな図書館で、やけに近代的な印象を醸し出しているんだな。

駅ビル「キーノ和歌山」には、その他にも飲食店がたくさん入っている。
そういう意味では「カンデオホテルズ南海和歌山」の立地はなかなか便利。

和歌山市駅の駅前は、和歌山駅の周辺ほどは賑わってないはいない模様。
しかし多少は飲食店も、あった。

高さ12階の屋上露天風呂
「カンデオホテルズ南海和歌山」の特徴は、なんといっても屋上露天風呂。
カンデオでは「スカイスパ」と名付けた高層階での大浴場・サウナが名物だが、基本的には周囲からの視線対策のため磨りガラスでばっちりガードされている(よって浴槽からの眺めはナシ)。
しかしこの「南海和歌山」については、「カンデオホテルズ初となるインフィニティスパ」ということで、浴槽からの視界が確保された屋上露天風呂があるのだ。
しかも、露天風呂のサイズが結構大きい。

露天風呂から外を眺めると、遮る物は全くナシ。
目線より低い位置にガラス壁があるのみ。
※男風呂については

目の前には、紀ノ川(駅前の繁華街とは反対方面)。
その向こうに大人しめの夜景が拡がる。
風がビュンビュン吹いて、非常に気持ち良かった。
個人的には、どストライクです!!
駅ビルだけに見下ろすと線路があり、本数は少ないが電車がみれる。
右を眺めれば、遠くに南海電鉄 紀ノ川橋梁(南海本線)を渡る電車の姿。
夜の川の水面に窓から漏れる光が反射して、美しい。
この風呂は、いい。
最高でしたね~。
特に朝風呂が、最高。
いい風、吹いてた。
内風呂も結構大きく、開放的な窓から景色が眺められる。

風呂の入口には、ちょっとした休憩スペース。
自販機とソファが設置されている。

朝食(ブッフェ)
朝食は、フロント階である11階でいただく。
壁が一面ガラス張りで開放感あり、紀ノ川も眺めも良し。

ブッフェの品は、やたら野菜が充実していた印象。
「春キャベツのチョレギサラダ」「ほうれん草の胡麻和え」「鶏肉とオクラの梅肉和え」「厳選野菜の浅漬け」。

日替わり料理もあり。
この日は「豚とレンコン ネギだく炒め」「ハンバーグ」「チキンのクリーム煮」「温野菜」など。

やたら長い名前のパンがあった。
曰く、「紀ノ川を望む、絶景ホテルの朝焼きパン」。

また現在カンデオでは「ご当地朝食ジャーニー」というフェアをやっており、愛媛の「松山鯛めし」も置いてあった。
ということで・・・
当方の、1日目の選抜メンバーは以下の通り。

野菜中心でヘルシーな見た目の朝食に、我ながら感心。
グッド・チョイス!!
「足るを知る」、それがダイエットの第一歩。
このあと、〆のカレーを食いました。
ご飯の量は、控えめに・・・

ウィンナーは本日2回目の登板です。
自分でちょい足し、創意工夫が光ります。
2日目も、いざ、爽やかに。

「しらす」が美味かった。
カンデオではご当地メニューがあまりなかったんだけど、「しらす」なんかは和歌山産だそうです。
〆は軽やかに、パンとコーヒーで。

なお、部屋に持って帰れるテイクアウトのコーヒーもあり。
そちらも、いただきました。
部屋(クイーンルーム)
今回は、クイーンルームを予約した。
そこそこスペースに余裕あり。

ベットとは別に、窓際にソファベットがある。
ダラダラしたい時に便利です。

夜は酒を飲みながら寝転がって、駅前を行き交う人の流れを眺めました。
一方、デスクがないのは、痛かった。
そういやカンデオって、デスクないルームタイプが結構ありますね~。
しかし部屋は全体的にキレイだったし、いい部屋だったと思います。
ホテル裏にある「河西橋」
露天風呂からの眺めは「紀ノ川」ビュー。
眺めの真正面に細い橋があり、夜も自転車のライトが橋を渡っているのが見えた。
歩行者・自転車・2輪のみ通行が可能なようで、車は通らない。
どういう橋か気になって、翌日の昼間に見に行った。
地図(Googleマップ)

確かに、細い橋があった。
「河西橋」という名前で、もともとは南海鉄道 加太線の線路だったモノが「古くて電車の重量に耐えられない」という理由で使われなくなり、その後に歩行者・二輪車専用の橋として転用されたものらしい。
河西橋(Wikipedia)
5分ほど歩くと紀ノ川を渡りきれるので、良い散歩になりました。
ただし渡っても特に何もないので、そのまま引き返してきた。
この橋の横には、新しい橋を建設中だった。
老朽化のための建て替えで、6月に新しい橋が完成予定。

この橋は100年以上、生活の足として使われてきたらしい。
そのあたりは、下記の記事で読むことができる。
河西橋〜市民の足支える生きた遺産|わかやま昭和散歩
「紀ノ川大橋がかかる(1971年)前は、多くの高校生が河西橋を渡り通っていました。活気がありましたね」と北島に住む女性。橋を歩いて渡ってみると、今も決して交通量は少なくないのが分かる。自転車でのんびり渡る人もいれば、スピードをあげたまま単車で渡る人もいる。
100年の橋というのは、なかなか歴史がありますな。
ほい。
そんな感じ。