大江戸温泉「長崎ホテル清風」
長崎にて、大江戸温泉「長崎ホテル清風」に宿泊した。
大江戸温泉物語 長崎ホテル清風

こちらは、2016年に旧「長崎ホテル清風」を大江戸温泉物語グループが買収したホテル。
大分の「別府ホテル清風」も同時に買収し、現在は大江戸温泉物語となっている。
※ちなみに「清風」の両ホテルでは、「日帰り入浴」は受け付けていない
「長崎ホテル清風」は、長崎夜景で有名な稲佐山の中腹に位置する。
JR長崎駅からは、車・無料送迎バスで10分の距離。
建物の最上階には露天風呂を備え、そこから長崎夜景が一望できるという。

自分が好きなタイプの宿だ。
風が通る「ビル屋上の露天風呂」から、「都市夜景」が眺められる。
しかも今回は、かの有名な「長崎夜景」。楽しみです。
それでは早速、レッツらゴー!!
高さ11階の屋上露天風呂から長崎夜景
露天風呂からの夜景については、公式HPの画像でいうと以下のような感じ。

夜景眺望で有名な稲佐山の中腹に位置し、更にそこから高さ11階の最上階である。
眺め良し、風よし、素晴らしいの一言。超高クオリティ。
ハード面では、まず前面は遮るものなし、北東の壁もなし、天井なし。最高な開放感。
周囲に高い建物がない状態でこれだけ壁ナシ開放されてると、風がヤバイくらいに気持ちいい。
素っ裸で露天風呂に向かうと、高高度の冷たい風の洗礼を受け、思わず漫画でしか見たことない「うっひょ~!!」というセリフを口走ってしまった。
そこからの、露天風呂へドボンっ!!である。
大きさも申し分なし。かなり広い。
横に長く、10人くらいは寝湯で夜景を眺められる。
夜景については、浦上川の向こうに広がる長崎市街地が一望できる。
JR長崎駅や、その近くにあるヒルトン長崎の看板が視認できる。
湾内をゆっくり行き来する船の灯りも、汽笛の響きも、素晴らしい。
ただし夜景の光量は思ったより控えめで、これはコロナ禍が関係しているかもしれない。
またホテルの麓に広がるのは住宅街で、街灯以外に光もなくひっそりとしている。
個人的には近距離の都市夜景が好みだが、こちらの宿は遠距離夜景が専門という感じかな。
いずれにせよ、個人的にはかなり気に入った。最高です。
冬の露天風呂は、ヤバイですよ。この開放感、この夜景、この風!!
ただし、こちらの風呂、超重要な制限事項もある。
風呂は「男女入れ替え制」なので注意
「長崎ホテル清風」には風呂が2つあり、男女入れ替え制。
風呂 | 利用時間 |
---|---|
11階 | 15:00~20:00(男性) 20:30~24:00(女性) 5:00~9:30(男性) |
3階 | 15:00~20:00(女性) 20:30~24:00(男性) 5:00~9:30(女性) |
上記で紹介したのは「11階」の露天風呂。
その11階の風呂を使える時間帯は、限られている。
3階の風呂は、露天風呂・内風呂とも小さい。
内風呂=5人、露天風呂=3人といったところか。
また3階の露天風呂は植え込みなどもあり、湯船からの眺望はナシ。

3階はちょっと微妙だったので、基本的には11階の風呂を使った。
男性視点でいうと、夜と早朝の2回、夜景チャンスがあって良かった。
自分が行った時期は、日没=18時、日の出=7時。
特に朝5時に行くと真っ暗で、夜よりも光量は少ないものの、長崎夜景が楽しめる。
早朝の方が空いているし、風が冷たいし、やはり朝風呂が最高でしたね~。
夜より、早朝の方がオススメ。

なお、↑写真にあるように、時期によっては「豪華客船の出入港」も眺められる模様。
まぁコロナ禍だとクルーズ船も稼働してないと思うけど。
あとタイムスケジュールまわりでの留意事項は、夕食の時間。
こちらの宿は夕食のセット・プランが多いんだが、その夕食の時間は「17:30~20:30」となっている。
男性の「11階風呂タイム」とかぶっているので、注意が必要。
夕食(バイキング)
今回は朝・夕食付きのプランで泊まった。
自分は土日を絡めて1泊8000円(朝・夕食付き)だったので、かなり安いと思いました。
夕食は「17:30~20:30」。
広い会場での、バイキングとなる。

品数は、かなり多い。
長崎名物のトルコライスだったり、刺身・寿司だったり・・・。

(比較的)揚げたての天ぷら、オーダーメニューの料理。

長崎名物のレモンステーキは、ライブキッチンで提供される。
※調味牛脂を注入した加工肉

とにかく種類が多かった!
味の方は、まぁ、値段を考えると「そうだよね」という感。
モノによっては味的に「安さ」を感じる面も結構あったが、これだけ種類豊富ならコスパ的に大満足。
最高です。
なお、アルコールは有料(例:ハイボール500円)。
部屋番号を伝えて注文し、部屋付けで決済できる。
以下、自分がくった夕食の実例。
一晩につき2セット制で臨みました。

風呂上がりに、一杯やりながらバイキング。
最高でしたね~。
朝食(バイキング)
朝食は、夕食と同じ会場でバイキング。
メニューは結構夕食と違ってました。
朝食の目玉は「のっけ丼物語」。
いいですね~。

ただ、朝食の「料理長おすすめメニュー」は牛丼とのこと。
いいのか?それで(笑)

あとは「あごだし茶漬け」や、ライブキッチンではパンケーキなど提供。
例によって、品数はかなり多かったと思います。
当方が食った朝食サンプル(2日分)は、以下。

初日は久々のバイキング朝食で完全に舞い上がっており、「のっけ丼」と「牛丼」を一挙獲得。
食い過ぎた。
2日目はやや冷静さを取り戻し、野菜を意識しつつボリュームを抑えた編成を練っている。
こうして画像で振り返ると、「人の成長の過程」が可視化されてて、良いですね。
人間、1日1歩ずつでも、賢くならきゃいかん。
ちなみに「牛丼」は、かなり汁ダクだったが、味は普通だった。
美味かったのは「のっけ丼」や「アサリの酒蒸し」など。
部屋(シングルルーム)
今回泊まったのは、最も安いシングルルーム。
眺望ナシ、エレベーターなし(1階分の階段移動)。
どんな感じかというと・・・
ホテルのロビー(3階)から階段を降りると、漫画棚のコーナーがある。
壁一面がグルッと漫画棚になっており、結構な冊数あり。

この漫画コーナーを抜けると、シングルルームの宿泊フロアになっている。
場合によっては部屋の入口がこの漫画コーナー自体に接しており、部屋の外から物音が聞こえてくるという制限事項あり。
自分の場合、漫画コーナーから更に通路で奥にはいったところにある部屋だったので、その点は問題なかった。
部屋の様子は、こんな感じ。

無料の水が2本、置いてあったのは嬉しかった。
あとフットマッサージ機もあり、風呂上がりに使用した。

残念ポイントもあった。
デスクはあるが、椅子の座面に変な角度がついており、パソコンで作業をするのが難しかった。
デスクの意味なし・・・。
あと一番のポイントは、WiFiがない点ですね。有線もないけど。
ネットはロビーでのみWiFiが飛んでる感じで、部屋ではWiFiなし(このフロアに限らず)。
携帯の電波は、普通に入る。
ホテル設備・アクセス
ホテルのロビーには多数の椅子あり。夜景を眺められる。
ちなみに漫画コーナーで借りた漫画は、このロビーで読む必要あり(部屋の持ち帰りNG)。

ロビーの奥には、売店。
その更に奥には、卓球コーナー・ダーツがある。
ホテルへのアクセスは、車・民間バス・無料送迎バス。
送迎バスは、だいたい30分間隔くらい。集合場所は公式サイトを参照。
ただし夜遅くはやってないので、注意。
長崎ホテル清風 アクセス
民間バスは、「水の浦高部バス停」で下車、徒歩1分。
長崎駅からは10分、160円の距離となる。
まとめ
屋上露天風呂のクオリティが超高い。
「男女入れ替え制」なので、振り切って風呂のタイムスケジュールに合わせた旅程とした。
夕方は早めに観光を切り上げて風呂へ、そのまま宿で夕食。
早めに寝て、早朝の朝風呂。
アクセスは不便、メシは普通。
「WiFiナシ」という微妙ポイントあるも、漫画コーナー・ダーツ・卓球で暇つぶしは良好。
トータルでみると、高コスパ。特にシングルルームに関して言うと、安い。
オススメ。
ほい。
そんな感じ。