ステータスマッチの仲介ビジネスを始めたデジタルガレージ、第1弾は三井住友カード

三井住友カード・ゴールド/プラチナからステータスマッチ

三井住友カードのゴールド・プラチナカード向けに、ステータスマッチのサービスが開始された。
三井住友カード プラチナ・ゴールド会員様限定 ステータスマッチのご案内

三井住友カード プラチナ・ゴールド会員様限定 ステータスマッチのご案内

三井住友のゴールドカード以上を持っている場合、期間限定で「一休.com」で上級会員向け特典が受けられる。

  • 一休.comご利用で貯まる「一休ポイント」の還元率アップ
  • 宿泊・レストランのプライベートセールのご案内
  • 提携プレミアホテル・旅館の前日までのご予約で特典(ダイヤモンド限定) など

そのほか常設の特典は、以下の通り。

  • ふるさと納税「ふるなび」で還元率2%アップ
  • 大丸松坂屋オンラインショッピングで最大2000円割引
  • ワインショップ カーヴ・ド・ラ・マドレーヌの上級ステージ特典

なお、以下のカードはステータスマッチ特典の対象外となる。

  • プラチナプリファード
  • 三井住友カード ゴールド(NL)
  • 提携カード

ま、プロパーのゴールドを持ってないとダメということですね。

当方は「三井住友カード ゴールド(NL)」を持っているので、一瞬「おっ」と思ったけど、対象外と分かってガックシ。

デジタルガレージの「ステータスマッチ」

三井住友カードのこのサービスは、デジタルガレージ社が新しく始めたサービス「ステータスマッチ」を使っているとのこと。
サービス名が、そのまんま「ステータスマッチ」なんですね。

デジタルガレージ、企業間の会員連携による優待送客サービス「ステータスマッチ™」を提供開始

通常、異なるサービス間で会員資格を連携する際に、会員情報の取得に伴うAPIの個別開発やセキュリティの確保など、サービスを提供する事業者双方に大きな負担がかかります。「ステータスマッチ™」は、利用企業の会員資格を自動で認証し、認証した会員資格に応じて異なるサービスの会員ステージを開発にかかる負担なく連携可能です。

異なるサービス間での会員資格連携を仲介するサービスのようです。
例えばデジタルガレージとのI/Fを開発しておけば、デジタルガレージと連携している色んな会社と会員資格連携をできるということでしょうね。
新しく別の会社と提携する度に開発をしなくても済むというか。

なるほどなぁ、と思いました。

現在、クレジットカード会社などの事業者は、会員獲得や利用促進のためポイントを活用したプロモーションを展開しています。しかし、ポイントの還元やポイントで利用できるサービスの拡充は他社との差別化が難しく、付与するポイントの多さや還元率の高さなどが施策の中心になっています。「ステータスマッチ™」は、ポイントを活用したプロモーションに頼らず、上級会員に連携サービスサイトの特別な優待サービスを提供します。

なんかクレジットカード会社をターゲットにしてサービス企画された感がありそうですが、確かに自社サービスで直接的に顧客と繋がる機会がない=上級会員に差を付けたりする機会がないクレカは、基本的に他社連携で上級会員を優遇することが多いだろうから、こうした「提携開発の省エネサービス」はうってつけですね。

まぁ、それはともかくとして、このデジタルガレージの座組の中に、旅行系の案件も入ってくると面白いんだけどな、と思いました。
今回の「三井住友カード×一休.com」は期間限定での連携のようなので、もうちょい恒常的なやつがいいですね。

最近楽天との提携を始めたマリオットなんかは、どうでしょう。
この際、このステータスマッチでも会員を集めたらどうかしらん、と。

そんなことを思いました。

ほい。

そんな感じ。

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