KARIYUSHI LCH. RESORT on The Beach
沖縄で「KARIYUSHI LCH. RESORT on The Beach」に宿泊した。
かりゆしグループ系列のホテルで、2020年開業の新しめのホテルです。
KARIYUSHI LCH. RESORT on The Beach
※以降、略称「かりゆしLCH」
ホテルのスグ裏はプライベートビーチの「かりゆしビーチ」。
近くにある同じ系列のホテル「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」や「沖縄スパリゾートエグゼス」との共同プライベートビーチになっている。
※外来施設利用料550円/人で外来利用も可能
系列ホテルの中で、この「かりゆしLCH」だけがビーチに隣接している一方、施設が簡易的な安宿コスパ系。
建物はビーチの受付施設「リーフリゾートかりゆし」を兼ねている。
なお、ホテルにはローソンが併設、利便性もなかなかよい。
海側からホテルをみると、こんな感じ↓
海側の部屋であれば、文字通り目の前はビーチ。
各部屋にはバルコニーもついている。
新しめのホテルだけあって、建物の中はなかなかキレイです。
受付の奥には、ビーチへの入口もある。
「リーフリゾートかりゆし」(ビーチ用品のレンタルなど)を経由してビーチにでる形だが、逆にビーチへの入口はここのみで、深夜帯などは施錠されているためビーチにでることはできない。
ビーチの利用可能時間は、一般だと8:30~19:00。
「かりゆしLCH」の宿泊客は6:30~22:00までビーチに出入りできる。
※遊泳可能時間は9:00~18:00で、それ以外の時間は散策などが可能
さて。
こちらのホテル、オンザビーチでありながら、一番安い部屋なら夏のホリデーシーズンでも朝食付きで1万円以下を狙える。
オンシーズンでも、連休とかでなければ朝食付きで1泊5000円代とか。
立地を考えると「かなり安いな~」、と。
まぁその分いろいろ制限事項はあるんだろうけど、自分はもともと海外ビーチでも「オンザビーチの安宿」が好きなタイプなので、本件も気になり実際に泊まってきた形。
かりゆしビーチ
かりゆしビーチは、なかなか透明度が高かった。
ちなみに遠くに見える建物はブセナテラス。
かりゆしビーチ(かりゆしLCH)は、ブセナテラスとハレクラニという高級ホテルの中間値にあり、海の透明度なんかはそれらのホテルのビーチと近いモノがあるかもしれない。
海の透明度は、↓こんな感じ。
はい。
ちょっと小石・珊瑚が多い系ですね。
そこら辺も、透明度の高さに繋がってるとは思いますが。
砂浜も海の中も小石・珊瑚が多いので、マリンシューズは持っていた方がよい。
小石・珊瑚があるのは波打ち際だけで、広大なビーチはほぼ砂のみではある。
しかし波打ち際がビーチなので、海に入る際には小石・珊瑚エリアを通ることになるし、海中も同様。
ビーチにあるパラソル・チェアは有料。
それぞれ1650円(1日)だが宿泊客は半額となる。
例えばお得なセット(パラソル+チェア2=3850円)→半額1925円。
プライベートビーチと言いつつパラソル・チェアに別料金ってなんだろうなと思わなくもないが、沖縄だとこのパターンは割と多いみたいですね。
なお、こちらのビーチ(遊泳エリア)は干潮時には膝下の深さになり、泳げない。
※干潮時間は公式HPで確認可能
自分が行った際(8月)には、泳げる時間がかなり短かったです。
実際に泳げたのは、以下の時間帯くらいだった。
- 8:30~10:30
- 17:00~19:00
以下は、干潮時(13:30頃)の様子。
遊泳エリア内は、足首くらいの浅さになっている。
向こうにそびえ立つブセナテラスのビーチは、普通に泳げそうでした。
こういうところで、価格差がつくんですかね(笑)
満潮時は、すごく泳ぎやすい海になります。
透明度も高いし、満潮時であれば、いいビーチです。
しかも干潮で諦めて帰る客が多数なので、夕方は特に空いている!!
ビーチでの飲食事情については、ビーチパーラーが1軒あり。
あと、コンビニがスグそこなので、そっちを使うという手もあり。
ビーチサイド・プール
ホテルの前にはプールもある。
水深1.5mほどのビーチサイドプールと、キッズプール。
干潮で海では泳げない時間はプールを使いたいところだが、かなり混雑する。
他系列ホテルからビーチに遊びに来ている客も、干潮時にはこのプールにやってくるのも要因だろう。
混雑時の様子はこちら↓
ということで、干潮時には「海は泳げない」「プールは混雑」ということに。
ただし「かりゆしLCH」宿泊客は、近くにある「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」の広いプールも無料で利用可能。
ビーチから「かりゆしオーシャンスパ」へのシャトルバスも頻繁にでている。
なので、自分は昼間の干潮時は「かりゆしオーシャンスパ」に行っていた。
ざっくり言うと、以下のように動いてましたね。
朝:ビーチ(泳げる時間帯)
昼:プール(オーシャンスパ)
夕:ビーチ(泳げる時間帯)
オーシャンスパの方については、別記事にてメモしたいと思います。
夜のビーチ
かりゆしLCHはオンザビーチな立地なので、夜遅くまでビーチ散策を楽しめる。
※遊泳は19時まで/ビーチ開放は22時まで
夜は一般客もおらず空いているし、涼しくてよいです。
ホテルのフロントでは手持ち花火を販売しており、花火を楽しむ客がちらほら。
近くのホテル、ハレクラニが夜21時から5分ほど花火を打ち上げている場合があり、それも鑑賞できる。
※ハレクラニが毎日花火をやっているのか、土日だけやっているのかは不明
この花火は、なかなか迫力ありましたね~。
ビーチから振り返ると、かりゆしLCHの客室ベランダからもたくさんの(無償)鑑賞客がいた。
花火が終わったタイミングでは、かりゆしLCHのみんなも盛大な拍手で称えていました。
ハレクラニのスタッフにも、感謝の気持ちが伝わるといいな(笑)
朝食(ブッフェ)
朝食はブッフェとなります。
品数は少なく、沖縄由来のおかずもナシ。
ビジホの簡易朝食みたいな感じですね。
ただし、野菜とフルーツは比較的充実していました。
がっつり系のおかずは少なく、ベーコン・ウインナー・焼売みたいな3種類くらい。
あとは野菜・フルーツ・パン・メシもの(チキンライスや炒飯が日替わり)。
個人的には十分です。
フルーツとヨーグルトと野菜、コーヒーがあるだけで、OK。
メインのおかずが弱い分、必然的に「野菜」「フルーツ」に集中することになります。
結果、非常に爽やかな朝食となります(笑)
あと、朝食会場は屋外席(屋根付き)もあり。
海を眺めながら食べられる。まだ涼しい朝の風が気持ち良く、最高です。
しかも、いつも空いてました。
ちなみにこの屋外席はそのままビーチに繋がっているので、フラッとビーチに散策に行ったりしてました。コーヒー片手に。
また、このテーブルは深夜なんかビーチ散策のついでに休憩できたりして、便利だった。
部屋(山側セミダブル/13㎡)
部屋は海側と山側があり、当然オーシャンビューのある海側が高い。
自分は安い山側の中でも、最も安いセミダブル(13㎡)に泊まった。
13㎡というと、なかなかの狭さです。
狭いながらも、ちゃんとバルコニー(椅子あり)がついてます。
山側(目の前が道路)なので眺めは特によくないが、お酒を飲んだり、水着を乾かすのに便利だった。
風呂は、浴槽ナシ。
これまた狭いシャワーブースのみ。
※シャンプー類は設置あり(泡立ち少なめ)/オーシャンスパと同じアメニティではある
電気ケトル・ドライヤー・冷蔵庫・金庫・ハンガー4つは、あり。
(クローゼットはない)
一方、新しいホテルだからか電源類は充実。
コンセントが7口+USB充電2口があった。
個人的には、有線LANがあったのも嬉しいですね。
※当然WiFiもあります
オーシャンスパの施設も使える
「かりゆしLCH」は同系列のホテル「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」のプールなどを無料で使える。
無料のシャトルバスも昼間なら5~10分間隔で出ており、バスでの移動時間は数分の近さ。
具体的には、「かりゆしLCH」宿泊客は、「かりゆしオーシャンスパ」の以下施設を無料で使える。
- ガーデンプール
- ラグーンパティオ
- 室内プール
- ジム
- かりゆしの森(散策)
また「かりゆしオーシャンスパ」の大浴場「森の湯」は、宿泊者料金で利用可能。
※かりゆしオーシャンスパ宿泊者も有料
部屋からビーチまでのウォークスルー動画
部屋(山側セミダブル13㎡)からビーチまでの、ウォークスルー動画を撮ってきました。
※iPhone13 Proにて撮影
まとめ
(特に山側の部屋は)安い。何と言ってもコスパがよい。
ローソン併設でアイスの買い食いに便利だし、徒歩圏内にレストランなんかもある。
干潮時は泳げずプールも混雑するので、「かりゆしオーシャンスパ」のプール/大浴場を有効利用することが前提だが、内容的にも満足度は高かったです。
ただし、自分が「オンザビーチの安宿好き」という属性だから、というのはあるかも。
「お金がない」「安宿でもOK」というシーンなら、結構オススメ。
特に学生さんとか?
個人的には、「金がない時に、また使うかもなぁ」という感じで、気に入りました。
ほい。
そんな感じ。