ソニー「SmartWatch3」(SWR50)を3日ほど使ってみた感想

ソニーのスマートウォッチ、「SmartWatch3」(SWR50)すね。

11/26に発売。


[asin:B00PZ9U4UW:detail]


購入した時の話はコチラ。




Sonyスマートウォッチ「SmartWatch3」(SWR50)を予約で安く買う – やじり鳥


3日ほど実際に使ってみまして。

思った点など。

まだまだ使い込んでないので、ファーストインプレッションということで。

つらつらと。

画面は見やすいか?輝度は?



「SWR50」が届いたときの開封前の状態はコチラ。


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これ、まだ画面に「液晶表示サンプル」のシールが貼ってある。


実際の画面表示。

液晶の明るさはどうなのか?


まずは、こちらがアクティブな状態。


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なお、ウォッチフェイス(盤面)は、デフォルトで17種類から選べる

↑は、「スポーツタイプ」というフェイスです。

時間のほかに、日付と秒数がでるので、なんとなく気に入って使ってます。


この状態での視認性は高い。

角度が全然ない横からみても、時間が読める。


ただ、これだと電池を食うので、非アクティブ状態で液晶が暗くなる。

そこら辺は携帯といっしょ。


暗くなった状態は?


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すんません。

これはちょっと、カメラのアレで液晶が暗く見えすぎている。

実際に目視すると、もうちょい時間が見えるかな。


個人的には、非アクティブの状態でも、時間は読み取れる。

ただし角度があると、ちょっと読み取りにくい。

なので、腕ちょっと回して、視線の方に向けてやる。


これ、普通の時計と同じだと思うっすね。


そーゆー意味では「スマートウォッチだから、時間が読み取りにくい」というのはないかなぁ。

個人的には。

非アクティブ→アクティブへの切り替えは?



良くできてるなぁ、と思った点。


画面が暗い、非アクティブの状態。

ここから、画面が明い状態に移行するには?


まず当然ながら、画面をタッチすると、パッと明るくなる。


また、側面にあるハードボタンを押しても、点灯する。


それから、最後。

腕の動きに合わせて、点灯する。


「腕の動きに合わせて」?


これは、腕が動いたからといって、いきなり点灯するワケではない。

それでは、歩いている状態では常に画面が点灯してしまう。


そうでなくて。

時計の盤面を、上に向けてから、腕の動きを止める。

つまり、顔の方に向ける。


これで点灯する。


取扱説明書には、

腕を動かしてタッチスクリーンを見るような動作をする(と点灯する)

とある。


「SW50」は「ジャイルセンサー」をつんでいるので、向きは分かる。

あとは、「加速度センサー」で動きを把握してるんじゃなかろうか。

知らないけど。


なんにしろ、これは良く出来ているなぁ、と。

勝手に画面が点灯し続けて、電池を浪費するって感じも、あんまない(多分)。


ただし。


非アクティブ→点灯には、一瞬間があく。


室内だと非アクティブでも時間は見えるが、夜間の野外はちょっと微妙。

そこで、腕を顔の方に向けて時間を見ようとすると、、、

  1. 盤面を顔の方に向ける
  2. 一瞬だけ間があく
  3. 画面が点灯する



といった感じで、ワンテンポ遅れてくる。


まぁ、これは別にあんま気にならないレベルなんだけど。

個人的には。

やっぱ「充電」。充電が微妙なので注意。



電池持ちは?


ソニー公式がうたっているのは「約2日間」。


実際は毎日充電しちゃってるので、そこら辺はまだ未チェック。

少なくとも1日はいけているが、これも使い方によるしね。


それはともかく。


やっぱ充電するMicroUSBの場所。

これが問題。


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時計の裏にゴム蓋の充電口がある。


え?ここにあるの?

みたいな。


USBをさしてみると、こんな感じ。


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横から見たところ。


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うーん。


これ、充電口のパッキンというかゴム蓋。

これをめくるのが、ちょっとスムーズにいかない。

慣れると早いかも知れないけど。


すくなくとも、充電しながら腕に装着することはできないっすね。


これは微妙だなぁ、と。


まぁ、別に寝るときは外してるから、良いんだけどね。

導入・セットアップではスマホ必須



まず、スマホがないとセットアップできない。

もっと言うと、スマホ側に「Android Wear」というGoogleの無料アプリをインストーすしている必要あり。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.wearable.app


「SmartWatch3」(SWR50)の電源を入れる。

すると、まずは「Android Wear」が入ったスマホとの、Bluetoothペアリングが求められる。


それが完了するまでは、「時間」も表示されない。


ペアリング自体は「Android Wear」のチュートリアル的に数ステップあるだけ。

簡単、かつ早い。


しかし、スマホと連携完了するまでは、「時間」も見せてくれないとは、ちょっと驚いた。

アプリはどんな感じ?ランチャーは?



「SmartWatch3」(SWR50)は、Googleの「Android Wear」を使っている。


Wear OS by Google Smartwatches


「Android Wear」は、設計思想的に音声入力によるコマンドがメインらしく、はっきりいって使いにくい。

音声入力の精度はいい。

驚くほど、いい。


しかし、街中とか、職場とかで、腕時計に話しかけるとか。

無理ですよね。

分かります。


一方、「Android Wear」は画面をタッチしても、最初に出てくるのは「音声入力画面」。

「なにか話してください」画面。


そこから、他のアプリをタッチ操作で起動するには?

ステップをいくつか踏む必要がある。

  1. 画面タッチ(アクティブ化)
  2. もう一度タッチ(音声入力画面へ)
  3. 下にスワイプ操作(リストメニュー出現)
  4. リストの一番下までフリック
  5. 「開始」メニューをタッチ
  6. 使えるアプリの一覧が表示される



なげぇ。


ということで、ランチャーを使う。


有名なのは↓らしい。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.npi.wearminilauncher

  1. 画面タッチ(アクティブ化)
  2. 画面左上から右にスワイプ
  3. 使えるアプリの一覧出現



アクティブ状態からワンタッチでランチャー。


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これで、普通に使えるようになった。

「Google Now」との連動



「Android Wear」の画面に、何か通知を出したりする。


これは2系統あって、

  • Google製の「Google Now」
  • 「Google Wear」対応アプリ(他社 or Google)



Wear OS by Google ヘルプ


Wear OS by Google 対応の Google アプリ – Android – Wear OS by Google ヘルプ


いわゆる、天気、株価、リマインダーなどなど。

1通りのことは、「Google Now」で可能。


ただ、どれも表示内容や表示タイミングが物足りないかな。


「Google Now」はレコメンドサービスのようなモノで、内容も、タイミングも、カスタマイズ性に乏しい。




Google Search – Stay in the Know with Your Google App


このサービスは初めて使ったが、正直まだつかめない。


さっき書いたように、

「ユーザーが、欲しいときに、欲しい情報を、得る」

でなくて、

「Googleが予想した、ユーザーの欲しそうな情報を、欲しそうな時に、与える」

というモノなので。

Google Now で欲しい情報をちょうどいいタイミングで

一日の生活の中で必要な情報が、尋ねる前に自動的に表示されます。

Google Search – Stay in the Know with Your Google App


まぁ。


まだ「Android Wear」も「Google Now」も始まったばかり。

だから、ね?

「Android Wear」対応アプリ



まだ、アプリ系はあまり見れてない。


今の段階で便利だな、と思ったのは、3つかな。

「Wear Mini Launcher」



さっき書いたランチャー。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.npi.wearminilauncher


時計画面の一番左上から右にスワイプ。

画面ギリギリの左上からスワイプする必要あり。


これでランチャー表示。


もう一度、左にスワイプすると、スマートウォッチ・スマホの両方のバッテリー情報や、画面の明るさのコンパネが出てくる。

便利。

というか、必須。

「TrackID」(ソニー)



https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sonyericsson.trackid


「SWR50」のマイクから周囲に流れる音楽を拾って、曲名やアーティストを教えてくれる。

ソニーの無料アプリ。

Xperiaでしか使えない(と思う)。


これは以前からスマホにいくつものアプリがある。

ただ、腕時計でこれができるようになると、ちょっと便利だな、と。

使い勝手もいい感じ。

「Yahoo!乗換案内」



https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.apps.transit


時刻表も無料で使えるYahooの路線検索。


これに通勤経路とか入れたりすると、「通勤タイマー」という機能で、次の電車の時間が表示されるようになる。

これは便利だなぁ、と。

まとめ



まだ、自分の中でも、まとまってない。


少なくとも、「Android Ware」と「Google Now」は物足りないなぁ、という感想。

まだ始まったばかりなので、「スマートウォッチとしての実用性」とかをマジで求めちゃう場合は、、、

もうちょっと他の人のレビューとか見て、調べてからの方がいいかもしれない。


あと、音声入力中心のUIやレコメンド的な方向性は、やや不安を感じさせる。

他社製アプリが充実してこれば、そこら辺は気にならないかもしれないけど。


個人的な感想としては、、、


まだまだ出来ることが少ないが、オモチャとしてのワクワク感はある。

いつまで続くか分からないが、楽しいっすね、これ。


なんていうか、時計+αだけで、割と楽しい。


まだ使い倒してないので、もうちょっと色んなアプリを触ってみて、調べて見たいと思うっすね。


そんな感じ。


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