葱油拌麺とは
中国の「拌麺」。
いわゆる「汁なし麺」で、「油そば」みたいな麺料理。
日本の「油そば」の源流でもあるという話もある。
また、「拌麺」の中でも特に、「葱油拌麺」。
ネギを炒めて香りをうつした油に、醤油を加えて「つけだれ」とする。
そのタレに、麺に絡ませたシンプル料理。
「どの麺屋にもある、上海っ子のソウルフード」的な扱いであるらしく。
それなら「葱油拌麺」が食べてみたい、と。
ちなみに、「葱油拌麺」の作り方を紹介している動画があった。
これを見ると大体どんな感じか分かる。
今回は、上海で食ってきたメモなど。
※特に有名店などには行っていない
温州牛肉館(朱家角)
上海からバスで2時間の観光地「朱家角」。
商店街にあった小さめの店。
看板に「葱油拌麺」とあったので、フラッと入って食べてきた。
「葱油拌麺」は、最安の5元(95円)。
読み方を知らないので、メニューを指さしで注文。
食感は、「インスタントの焼きそば」に似ていた。
日本の「油そば」に比べると、味が薄く素朴な印象。
「湯切りして、さっと薄めのタレをまぜた」感。
そして細麺。
「油そば」の場合はだいたい「太麺」なので、そこが大きく違う。
最初は「なるほど、これはこれでウマイ」と思ってズルズルとすすっていたが。
量が多い。
食べきるのが大変だった。
味が薄めなのも、裏目に出た。
老上海味道(永谷園)
南京東路でお土産を求め「第一食品店」に入ると、「永谷園」系列のラーメン屋。
メニューに「川香牛肉拌麺」とある。
さっき食べたのは、「街の食堂の葱油拌麺」という感じだった。
今度は、「レストランの拌麺」。
これで行ってみよう、と。
28元(530円)。
なかなかのお値段。
やはり肉がのっているからか?
んー。
やはり「焼きそば」感。
味付けはニンニクが入るなど、先に食ったものより濃い。
美味しいんだが、やっぱ「油そば」というよりは、似ているのは「焼きそば」だなぁ、と。
沖縄に「カラソバ」という細麺の「和えそば」があるらしいが、そーゆー系統なのかもしれない。
※「カラソバ」は食べたことない
ホテル朝食、空港ラウンジ
ホテルの朝食がバイキングだった。
「ソフィテル ハイランド 上海」。
ソフィテル ハイランド 上海(海崙賓館) (Sofitel Shanghai Hyland) -上海-【 2019年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
ここの朝食バイキングは、口コミにある通り結構な充実具合。
何をくって良いか迷うほど品数が多い。
そのなかに「拌麺」もあったので、一応チェック。
んー。
あと、上海の浦東空港ラウンジにも「拌麺」があった。
この時は腹がいっぱいだったので、食べなかった。
上海は、「拌麺」がいたるところにある。
それで言うと、上海にある「ファミマ」にも、弁当の「葱油拌麺」があった。
実は、この「ファミマの葱油拌麺」が食べたかったのだが、タイミングを逸してしまって未チャレンジ。
んー。
今回は、割といきあたりばったりで「拌麺」を食べた。
次に行くことがあったら、名店みたいなのを事前に調査してから行こうかな、と。
そう思いました。