軽くて丈夫な「折りたたみ傘」の東レ製「FDカーボン軽量折りたたみ傘」と、東レ「トレカ」を使った「超軽量3段ミニ折傘」

軽量な折りたたみ傘

折りたたみ時のサイズが16cmの「TL ポケットアンブレラ」(SEE TO SUMMIT)」を愛用してて。
やっぱ小さい。

ただ、小さいのは良いんだけど、横風が吹くと雨に濡れる。
収納時は多少大きくても良いから、そこそこサイズのある折りたたみ傘はないかな、と。

フツーに「軽量な折りたたみ傘」を探してレビューをみると、だいたい

  • 小さい
  • 風で骨が折れる

などと書かれている。

それで、サイズを無視して「頑丈なヤツ」を探してたら、Totesの「TITAN タイタン 70 AOC」がヒット。
これは丈夫そうだし、サイズもいいね、と。

実際に店頭で触ってみて、諦めた。
重さが、500g。
めちゃ重い。

さすがに500gは無理だなぁ、と。

やっぱ軽さはそこそこ必要か?

軽さと、大きさと、丈夫さ。

んー。
なんとかならんのか?

なんというか、素材。
軽量素材の面からチェックすべきなのか?
と、ちょっと探してみた、という話にて。

「東レ」のカーボンファイバー「トレカ」を使った傘

それで、「東レ」のページ見てたら、良さそうなのがあった。
炭素繊維「トレカ」を使った傘。

「東レ」が、自分とこの素材を結集(トレカ/ルブーノ)して、折りたたみ傘を出している。
その名も、「FDカーボン軽量折りたたみ傘」。

で、、、
その、「トレカ」ってなんぞ?
という話だが。

これは炭素繊維(カーボンファイバー)で、その軽量さと頑丈さで、飛行機のボーイング777の尾翼に使われているらしい。

トレカ®の品質特性を生かしたプリプレグは、航空機ボーイング777の尾翼・フロアビームなどの航空用途や、ゴルフクラブのシャフト、釣り竿、テニスラケットのフレームなどのスポーツ用途中心に幅広く用いられています。

TORAYトレカ®プリプレグ | トレカ® | TORAY

ボーイング787の主翼や胴体でも使われており、2014年11月にはボーイング777X向けの契約も発表されていた。

なるほど。

まぁ、この炭素繊維。
飛行機に限らず、とにかく色んなシーンで使われているらしい。

んー。
それで、
その「トレカ」が、折りたたみ傘の「どこ」に使われているのか?

生地 ルブーノFD
親骨 トレカ
中棒 アルミ

親骨。
つまり、傘の生地を支えて広がる、あの部分すね。
↓の赤い線の部分。

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この、風が吹くと折れがちな部分。
ここが「トレカ」のカーボンファイバーになっている、と。

サイズと重さは?

親骨の長さ 55cm
傘直径 100cm
骨の数 6本
重量 143g

※傘を開いたときの角度があるので、親骨の長さ×2が直径ではない

親骨55cmは、折りたたみ傘としては一般的なサイズ。

骨の数が6本なのは、いいすね。
軽量をウリにしてるのは5本とかあるようだけど、やはり風に弱くなりそうなので。

そして重さ。
143g。

軽い。

前に自分がチェックした他の傘と比べてみると、、、

東レ SET TO
SUMMIT
totes
折りたたみ時サイズ 5x24cm 5×16㎝ 5x16cm
重さ 143g 150g 180g
親骨 55cm 41.5㎝ 48cm
形式 6本骨 6本骨 6本骨

東レ=「FDカーボン軽量折りたたみ傘」
SEE TO SUMMIT=「TL ポケットアンブレラ」
totes=「Manual Tiny」

おー尿!!!(oh , no!!!)

なんと、親骨わずか41.5cmの「SET TO SUMMIT」より大きいのに、、、
東レ「FDカーボン軽量折りたたみ傘」の方が軽い。。

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傘を広げてみると、、、
やっぱ親骨41.5cmの「SEE TO SUMMIT」は小さすぎたな笑

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※東レの55cmは特別大きめのサイズではなく、折りたたみでは一般的なサイズ

実際に手に持ってみると、やはりチョー軽い。
なんでかな?
親骨以外はアルミって書いてあるから、あんま期待してなかったんだが、、、
思ったより全然軽い。

いやー、まじ素晴らしいです。

ということで、現在はコレを愛用中。

生地「ルブーノ」?撥水性とUVカット率?

あと、「ルブーノ」。
東レ「FDカーボン軽量折りたたみ傘」の生地に使われてる素材。

これも気に入った。
なんかスベスベな素材感がいいのよね。

「ルブーノ」は、撥水性とUVカット率が高い生地らしい。

傘の生地には撥水効果と紫外線遮蔽率の極めて高い ルブーノ®FD を使用。

実際に水をかけてみると、こんな感じ。
水が玉になっちゃうくらいの撥水性はある。

f:id:tonogata:20150311012901p:plain

正直、撥水性が他の傘と比べてどの程度のレベルなのかは、全く分からない。
この撥水性が、どの程度持続するのかも知らない。

しかし、やはりこう、水をシャキッと払える、というのは。
収納が必要な折りたたみ傘的には、うれしいよね、と。

f:id:tonogata:20150311013338p:plain

そう思いました。

「トレカ」を使った東京丸惣「UVION」

自分は結局、東レの「FDカーボン軽量折りたたみ傘」を買ったんだけど。

迷ってたのが、東京丸惣UVION SELECTの「超軽量3段ミニ折傘」。

公式サイトはコチラ。
UVION-驚きの製品を世界に。ユビオン » 超軽量3段ミニ折傘

重さが、わずか109g!!
風船をつけたら、飛んで行ってしまうくらい軽いらしい。
※ヘリウムガスの風船6個

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ハンパねーな。

UVION 東レ SET TO
SUMMIT
totes
折りたたみ時サイズ 3x21cm 5x24cm 5×16㎝ 5x16cm
重さ 109g 143g 150g 180g
親骨 50cm 55cm 41.5㎝ 48cm
形式 6本骨 6本骨 6本骨 6本骨


UVION=「超軽量3段ミニ折傘」
東レ=「FDカーボン軽量折りたたみ傘」
SEE TO SUMMIT=「TL ポケットアンブレラ」
totes=「Manual Tiny」

「FDカーボン軽量折りたたみ傘」に比べて、親骨が5cmほど短い。
つまり、より小型の傘。

それにしても109gは軽い。

親骨は東レの「トレカ」。
生地はポリエステル100%にテフロン加工。

これがねぇ、、、
迷ったんだよなぁ。

しかし、今回はなるべく大きい方、ということで「FDカーボン軽量折りたたみ傘」にしておいた。

んー。

そんな感じ。


旅行向けの超コンパクト折りたたみ傘「TL ポケットアンブレラ」(SEE TO SUMMIT) – やじり鳥

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