楽天ANAマイレージクラブカード
ちょっと前に、「楽天ANAマイレージクラブカード」が出た。
楽天カードに、ANAマイレージ口座(AMC)の機能がくっついたヤツ。
楽天側の公式HPはコチラ。
楽天カード: 楽天ANAマイレージクラブカード新規入会キャンペーン
ANA側の公式HPはコチラ。
楽天ANAマイレージクラブカード│ANAマイレージクラブ
これ。
何を狙っているのか、最初、全然分からなくて。
結構悩んでしまった。
自分に見えていないメリットが、隠されているのか?
みたいな。
ただ。
よくよく考えたら、あぁそうか、と。
年会費無料でつらぬきたい場合なら、、、
結構なボリュームの人たちが、対象になりうるよね。
みたいな。
自分は、ターゲット層じゃないだけで。
そこら辺について。
これは「ANAカード」ではない
「楽天ANAマイレージクラブカード」は、「ANAカード」ではない。
これ、最初に誤認してしまっていた。
なぜか「ANAカード」的に見てしまっていたが、そうじゃないよね、という。
例えば、「ANAカード」(ANAのクレカ)では、
- 搭乗ボーナスマイル(10%~50%)
- 機内販売や空港での10%割引
- マイルプラス(特約店で+1マイル/100円)
などの特典がある。
詳しくは、以下など参照。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/
しかし、「楽天ANAマイレージクラブカード」は「楽天カード」。
「楽天カード」に、ANAのマイレージクラブ機能(AMC)が付いているだけ。
上記のような、「ANAカード」のサービスは関係しない。
分類的にいうと、「クレカ一体型のANAマイレージクラブカード」。
ANAマイレージクラブ – Wikipedia
ANAカードではないので、「マイルを貯めやすくする」という機能性は、あんまりない。
そもそも「楽天カード」なんだから。
「楽天カード」としての機能とメリット
逆に、「楽天カード」のサービスはフルで使える。
例えば、
- 海外旅行保険
- スーパーポイントアッププログラムで楽天ポイント4倍
とか。
詳しくは、以下など参照。
役立つサービス マネーライフが豊かになる各種サービス|楽天カード
「スーパーポイントアッププログラム」なんかは、普通にお得。
ただ、通常の「楽天カード」って、年会費無料だよね?
「楽天ANAマイレージクラブカード」は、そうじゃない。
カード | 年会費 |
---|---|
楽天カード | 無料 |
楽天ANAマイレージクラブカード | 540円 年1回の利用で無料 |
※機能は同じ
うーん。
「楽天ANAマイレージクラブカード」も年に1回の利用で無料なので、実質無料みたいなもんか。
この2枚が、「両方とも年会費無料」と考えると、「楽天ANAマイレージクラブカード」がなかなか便利に思えてくる。
通常、飛行機に乗った際のマイルを貯めるためには、「ANAマイレージクラブ」に入会が必要。
年会費無料で入会するなら、クレカ機能のない「ANAマイレージクラブカード」を持つことになる。
「ANAカード」特典は不要だから、「とにかく年会費無料でマイルを貯めておきたい」っていう場合とか。
そこで、「楽天ANAマイレージクラブカード」。
「楽天カード」に「ANAマイレージクラブ」機能もついてくる。
お。
2枚を1枚にできて、便利じゃん。
旅行先で使うクレカとして、飛行機に乗る際のANAマイレージクラブカードとして、、、
1枚で、オッケー。
なるほど。
「楽天ANAマイレージクラブカード」とは何か
AMC会員のうち、ANAカードを持っているのは、10%くらいしかいない。
大抵の人は、無料の「ANAマイレージクラブカード」を持っている。
ANAマイレージ会員 | 2,600万人 |
ANAカード会員 | 280万人 |
一方、「楽天カード」は1200万枚。
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/02/post-2416.html
楽天側から見ると、2600万人。
ANA側から見ると、1200万人。
2枚を1枚に。
ANA的には、ANAカード作ってくれてファンになってくれた方がラッキーだろうけど。
既に結構な会員数だし。
ANAカード作らない層も、どんどん拾っていこうぜ、みたいな。
楽天カードをメインカードにするユーザが「損はないし2枚を1枚にできるからついでに」って本件カードを作ってくれれば、楽天カードはアクティブ率高いらしいし、自然と「ANA」も意識の片隅に残ってくるよね、っていう。
そういうことなんか?
分かんないけど。
いずれにせよ、ANAカード作る場合は関係ないか。
うーむ。