「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」が 2020年夏に開業、マリオットの東京攻勢。

「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」(2020年夏)

マリオットが銀座にまた1つホテルをオープンする。

ちょっと先の話で、2020年夏の予定。

「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」を 2020 年夏に開業 (pdf)

新しくできる予定の「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」の特徴は以下。

  • マリオット中でも、アジア初進出となる「ACホテル」ブランド
  • 「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」に隣接
  • アッパーミドル向け

「ACホテル」はスペイン発祥のブランドで、欧州に多い。

本件で、アジアへの初進出となる。

場所は銀座6丁目で、隣には既に「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」が入っている。

Google Maps

両方とも東武鉄道がもっている土地を利用するもので、運営は東武ホテルマネジメントとなる。


銀座で3軒目となるマリオット

マリオットは、同じく2020年に「東京エディション銀座」も開業予定。

『エディション』 日本初進出 2020 年 東京 虎ノ門・銀座にデビュー

銀座にマリオットが3つもできることになる。

「エディション」の方も日本初進出で、2020年頃にはACホテルやらエディションやら、マリオット・グループの初進出ブランドができてくることになる。

マリオットはもともと国内に数が少なかったが、どんどん増えてきた感じ。

東京都内のホテル配置は、以下。

(黄色のタグつきは「開業予定」)

SPGとリッツカールトンはマリオット・グループのため、3つのブランドを合わせるとだいぶ都内に充実してきた。

というより、ほとんどマリオットだな。


ライバルのIHGと比べてみる。

  • マリオット(15)+SPG(17)+リッツカールトン(4)=36軒
  • IHG=29軒

マリオットグループは数が多いものの、ちょっと場所が重複していることも多く、IHGの方がやや国内エリアの網羅性が高い。

まだ、今のところは。


国内初「モクシー」ブランドも11月にOPEN

マリオットは、11月に「モクシー」ブランドのホテルも開業する。

  • モクシー東京錦糸町
  • モクシー大阪本町

Fun(楽しさ)を追求する『モクシー・ホテル』、東京と大阪で11月1日開業|マリオット・インターナショナルのプレスリリース

予約はすでに始まっており、年内はオープン記念でポイント3倍となる。

マリオット、国内にもどんどん増えてきたなぁ、という感じである。


まとめ

上記で使っている国内ホテルのブランド分布地図については、↓を参照。

国内の外資系ホテル分布をGoogle Maps地図でみる。IHG/SPG/Marriot/Hilton/The Ritz-Carlton/ACCOR/Best Western。

「開業予定」のホテルについては、「公式から『住所つきのニュースリリース』がでたタイミング」で随時追加している。

(公式からリリースがない時点では追加しない)

リリースに気付いてない場合は、洩れとかあるかもしれない。


さて。


実は外資ブランドのホテルが少なかった東京。

これから、どんどん増えていくんだろうか。

以前、「日本には海外の金持ちを呼び込むための高級ホテルが少ない」という記事をみた。

http://toyokeizai.net/articles/-/179175

日本国内でこのサイトに登録されている「5つ星ホテル」はわずか28軒しかありません。

これは、ベトナムの26軒を少し上回る程度です。

(中略)

実は外国人観光客が年間2900万人訪れているタイには110軒の「5つ星ホテル」があります。

バリ島だけでも42軒です。

海外のお金持ちにどんどん日本にきてもらって、お金を落してもらった方がいいよね、と。

そーゆー話ですね。


まぁ、自分は東京に住んでるので、東京にホテルが増えてもアレなんだけど。

それで日本の観光収入が増えて、少しでも景気がよればいいのかな、と。


そんな感じ。

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