SPG「ホテルカテゴリー」の変更(2018年)。無料宿泊の必要ポイント数はやや増加傾向。


SPGカテゴリー変更(2018/3/6~)

SPGホテルの、2018年「ホテル・カテゴリー変更」が発表された。

変更の適用は、2018/3/6から。

公式サイトはコチラ。

Starwood Prefered Guest | Category Change 2018

Our annual category changes will take effect on March 6, 2018.

スターポイントによる「無料宿泊特典」での「必要ポイント数」は、ホテル・カテゴリーごとに決まっている。

つまりカテゴリが上がると、無料宿泊で必要となるスターポイント数が多くなってしまう。

ホテルカテゴリー 必要スターポイント
カテゴリー1の一覧 2,000~3,000pt
カテゴリー2の一覧 3,000~4,000pt
カテゴリー3の一覧 7,000pt
カテゴリー4の一覧 10,000pt
カテゴリー5の一覧 12,000~16,000pt
カテゴリー6の一覧 20,000~25,000pt
カテゴリー7の一覧 30,000~35,000pt



また、SPGアメックスの継続特典でもらえる「無料宿泊特典」は、カテゴリー1~6が対象。

SPGアメックスで毎年もらえる「無料宿泊特典」の予約方法、実際に使った際に得した金額など。

このため、カテゴリ7以上になってしまったホテルは、この特典の対象外となる。

逆に、カテゴリーが7→6以下に落ちたホテルについては、新たにSPGアメックスの無料宿泊特典対象となる。

SPG国内ホテルのカテゴリ一覧(2018)

国内のホテルは、3軒に変更あり。いずれもカテゴリ・アップ。

中でも「セントレジス大阪」は、カテゴリー6から7に上がってしまった。

(3/6以降は、SPGアメックスの無料宿泊特典の対象外になる)

また「シェラトン北海道キロロリゾート」は2年連続のカテゴリアップ。

所在地 ホテル名 2016年 2017年 2018年 2018差分
北海道 キロロ トリビュート
ポートフォリオホテル 北海道
3 4 4 ±0
北海道 シェラトン北海道
キロロリゾート
3 4 5 + 1
北海道 フォーポイント
バイシェラトン函館
2 4 + 2
北海道 ウェスティン
ルスツリゾート
5 6 6 ±0
宮城県 ウェスティン
ホテル仙台
4 5 5 ±0
千葉県 シェラトン・グランデ・
トーキョーベイ・ホテル
6 6 6 ±0
東京都 ラグジュアリーコレクション
ホテル 東京紀尾井町
6 7 7 ±0
東京都 シェラトン
都ホテル東京
4 5 5 ±0
東京都 ウェスティン
ホテル東京
6 6 6 ±0
神奈川県 横浜ベイシェラトン
ホテル&タワーズ
4 5 5 ±0
愛知県 ウェスティン
ナゴヤキャッスル
3 4 離脱
大阪府 ウェスティン
ホテル大阪
4 5 5 ±0
大阪府 シェラトン
都ホテル大阪
3 4 4 ±0
大阪府 セントレジス
ホテル大阪
6 6 7 + 1
京都府 ウェスティン
都ホテル京都
4 5 5 ±0
京都府 翠嵐 ラグジュアリーコレクション
ホテル 京都
7 7 7 ±0
兵庫県 神戸ベイシェラトン
ホテル&タワーズ
3 4 4 ±0
兵庫県 ウェスティンホテル淡路
リゾート&コンファレンス
3 4 4 ±0
広島県 シェラトングランド
ホテル広島
4 5 5 ±0
宮崎県 シェラトン・グランデ・
オーシャンリゾート
4 5 5 ±0
沖縄県 シェラトン沖縄
サンマリーナリゾート
5 6 6 ±0

※国内ホテルについては全件リスト

ちなみに去年は、多くの国内ホテルのカテゴリアップがあった。

ソレに比べると、今年は少なめ。

ただ日本のホテルのカテゴリは上がる一方で、近年では下がることが少ない。

グローバルでのカテゴリ変動については、後述。

SPGでは今年、沖縄宮古にラグジュアリーコレクションも登場。

やっぱ「7」なんでしょうかね。。。

  • イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古(2018年)
  • W OSAKA(2021年)
  • シェラトン鹿児島ホテル(2022年)

ブランド別「国内新規ホテル開業予定」一覧


カテゴリ6→7に上がったホテル

カテゴリが、「6」から「7」にアップしたホテルはこちら。

※SPGアメックスの「無料宿泊特典」の対象外になるホテル

所在地 ホテル名 2017年 2018年
日本 セントレジスホテル大阪 6 7

ちなみに当方は、ちょうど11月にセントレジスで無料宿泊していた。

その様子は下記など参照。

豪華で大人の雰囲気な「セントレジス大阪」、寛げる日本庭園(12階)が良かった。

SPGアメックス「無料宿泊特典」をセントレジス大阪で使って得した金額をチェック


カテゴリ7→6以下に落ちたホテル

カテゴリが、「7」から「6」にダウンしたホテルはこちら。

※SPGアメックスの「無料宿泊特典」の対象になるホテル

所在地 ホテル名 2017年 2018年
アラブ首長国連邦 セントレジス・ドバイ 7 6
フランス ル ロック ホテル&スパ 7 6

特に思うところナシ。

ちなみに去年はセントレジス・ランカウイが7→6に落ちた。

わーい!と思っていさんで無料宿泊で予約したが、諸事情により旅行キャンセルと相成った。

(それで年末に大阪に行った次第)


国別の変更一覧

下記は、国別の「カテゴリ変更」件数リスト。

どの国のホテルがランクダウンし、どの国のホテルがランクアップしたのか?

下表で「-2」=「1」の意味は、「ランクが2下がったホテルが1軒あった」。

以下。

地域 – 2 – 1 ±0 + 1 + 2
Africa/Middle East ALGERIA 0 1 0 1 0
Africa/Middle East BAHRAIN 0 1 0 0 0
Africa/Middle East EGYPT 0 2 0 0 0
Africa/Middle East GABON 0 2 0 0 0
Africa/Middle East GUINEA 0 1 0 0 0
Africa/Middle East ISRAEL 0 0 0 2 0
Africa/Middle East JORDAN 0 1 0 1 0
Africa/Middle East KENYA 0 0 0 1 0
Africa/Middle East MOROCCO 0 1 0 0 0
Africa/Middle East NIGERIA 0 2 0 0 0
Africa/Middle East QATAR 0 2 0 0 0
Africa/Middle East SAUDI ARABIA 0 3 0 0 1
Africa/Middle East TANZANIA, UNITED REPUBLIC OF 0 0 0 1 0
Africa/Middle East TUNISIA 0 1 0 0 0
Africa/Middle East UNITED ARAB EMIRATES 0 6 0 0 0
Asia Pacific AUSTRALIA 0 2 0 1 0
Asia Pacific BANGLADESH 0 1 0 0 0
Asia Pacific BHUTAN 0 0 0 2 0
Asia Pacific CHINA 0 13 0 7 0
Asia Pacific INDIA 0 1 0 9 0
Asia Pacific INDONESIA 0 2 0 3 0
Asia Pacific JAPAN 0 0 0 2 1
Asia Pacific KOREA (SOUTH) 0 4 0 0 0
Asia Pacific MALAYSIA 0 0 0 3 0
Asia Pacific NEW CALEDONIA 0 0 0 1 0
Asia Pacific SAMOA 0 1 0 0 0
Asia Pacific SINGAPORE 0 1 0 0 0
Asia Pacific TAIWAN 0 2 0 3 0
Asia Pacific THAILAND 0 0 0 3 0
Asia Pacific VIETNAM 0 0 0 1 0
Caribbean CAYMAN ISLANDS 0 0 0 1 0
Central & South America ARGENTINA 0 3 0 0 0
Central & South America BRAZIL 0 2 0 0 0
Central & South America COSTA RICA 0 0 0 1 0
Central & South America EL SALVADOR 0 0 0 1 0
Central & South America PANAMA 0 2 0 0 0
Central & South America PERU 0 1 0 0 0
Europe AUSTRIA 0 1 0 0 0
Europe AZERBAIJAN 0 1 0 0 0
Europe BELGIUM 0 0 0 1 0
Europe BULGARIA 0 0 0 2 0
Europe CZECH REPUBLIC 0 0 0 1 0
Europe FRANCE 0 1 0 0 0
Europe GEORGIA 0 0 0 1 0
Europe GERMANY 0 3 0 5 0
Europe GREECE 0 0 0 4 0
Europe HUNGARY 0 0 0 2 0
Europe IRELAND 0 0 0 1 0
Europe ITALY 0 2 0 1 0
Europe KAZAKHSTAN 0 0 0 1 0
Europe MALTA 0 0 0 1 0
Europe MONTENEGRO 0 0 0 0 0
Europe NETHERLANDS 0 0 0 1 0
Europe POLAND 0 1 0 1 0
Europe PORTUGAL 0 0 0 2 0
Europe RUSSIAN FEDERATION 0 0 0 2 0
Europe SLOVAKIA 0 1 0 0 0
Europe SLOVENIA 0 0 0 1 0
Europe SPAIN 0 0 0 7 0
Europe SWEDEN 0 0 0 1 0
Europe SWITZERLAND 0 1 0 2 0
Europe TURKEY 0 5 0 0 0
Europe UNITED KINGDOM 0 0 0 1 0
North America CANADA 0 2 0 12 1
North America MEXICO 0 3 0 6 0
North America UNITED STATES 0 49 0 42 0

※変更があったホテルの件数のみ(変更なしのホテルは上記に含まれない)

世界全体でみると、ややカテゴリ・アップが多い。

カテゴリ・アップ:145軒

カテゴリ・ダウン:128軒

去年は中国がやたらとカテゴリ・ダウンしつつ、日本・カナダが大幅にカテゴリ・アップ。

中国については一気に「51軒のカテゴリダウン」と、大幅な変動があった。

今年は全体的にバランスがとれているが、インド・スペイン・カナダがカテゴリアップ傾向。

カナダは去年アップしすぎた分の、揺り戻しだろうか(笑

それなら、日本も去年アップしまくった分、今年下げてくれればいいのに。

オリンピックが終わるまでは、やっぱ上昇傾向は止められないか・・・。


まとめ

ホテルカテゴリーの変更は、無料宿泊に必要なポイント数に影響する。

そしてSPGスターポイントについては、現在セール中。

SPG「スターポイント」購入で35%割引セール(3/16まで)。ANA/JAL/BA/UAマイルやマリオットにも交換可能。


セントレジス大阪にお越しの際は、ぜひ大阪の喫茶店「ミュンヒ」にお立ち寄りください。

コーヒー1杯、10万円でご用意しております。

コーヒー限界を超えた唯一無二の喫茶店「ザ・ミュンヒ」(大阪)。氷温熟成22年物コーヒーは1杯10万円。


なお、2016→2017の変更については、下記。

SPG「ホテルカテゴリー」(2017年)の変更。ほとんどの国内ホテルで無料宿泊時のポイント数がアップ。


そんな感じ。

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tonogata
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