バルセロナで行ったピンチョス・バル、回転寿司のように気軽に使えて便利だった。

バルセロナのピンチョス・バル

バルセロナのピンチョス・バルはふらっと入って、一杯飲みながらサクッと食えるので便利だった。
「ピンチョス」というのは「串」という意味で、一口サイズのパンの上に、串付きで具が乗っているバスク地方の食べ物。
ピンチョス – Wikipedia

ネタは海鮮系から肉系まで色々。カウンターのショーケースに、ズラッと並んでいる。
店に入ってドリンクを一杯頼むと「お皿」をもらえるので、好きなピンチョスを皿にとって食べたりする。

価格は「1串いくら」の固定の店が多く、皿に残った「串の本数+ドリンク代」で会計してもらう感じ。
皿の枚数で会計する、日本の回転寿司のようなシステム。

以下、自分が行ったお店など。

なお店を選ぶ際に参考にしたサイトは、以下(の「ピンチョス・バル」のコーナー)。
バルセロナ本当にお勧め出来るバルリスト | バルセロナ ウォーカー バルセロナ ウォーカー

IRATI Taverna Basca(ランブラ通り近辺)

最初に行ったお店は、「IRATI Taverna Basca」。
Irati Taverna Basca – トリップアドバイザー

ここは観光客が溢れるランブラ通りから、ちょっと奥に入ったところになる。
「ブケリア市場」(ボケリア市場)の、ランブラ通りを挟んで反対側あたり。

入店して、笑顔で「オラ」と挨拶。
スペインでは、入店=挨拶が基本らしい。

すると店員さんから「お皿」を渡され、「ドリンクは何にする?」と。
サングリアを頼んだら、「サングリアはないけど、似たようなのがあるからそれで良い?」と言うので、そちらで。
(バスク地方の店なので、サングリアは一般的ではなく置いてないようだが、もらったドリンクが何なのかは分からない)

ショーケースにあるピンチョスを手でつまんで、自分の皿へ。
1串=2ユーロだっけかな?
串の長いヤツとかは、ちょっと値段が高めだったりする。

ピンチョスとる際は、串の部分を持たずにパンの部分をつまんでとるらしい。
皿をもってカウンターをウロウロし、3つほど選んできた。

そのほか、出来たてのピンチョスが補充されると、店員さんが勧めてくれたりした。
やっぱり、できたてのピンチョスの方が美味い。

結局、合計で7本ほど食べて18.5ユーロ(現在のレートで2400円)。
皿とグラスを店員さんに渡して、会計してもらった。

なお、ちょうど大学生の春休みシーズンだったからか、狭い店内で日本人の学生っぽいグループを3組ほど(!)見かけた。
なんか有名店なのかもしれない。

近くには観光名所でもあるブケリア市場があったので、そっちにもいった。

市場では、テイクアウトの生ハム=5ユーロだけ食べた。
(写真撮るの忘れた)

ちなみに市場をつっきってランブラ通りから反対側に、ちょっとした広場があった。
その広場のベンチに座って食べれて、便利だった。

La Tasqueta De Blai(ブライ通り)

Poble Sec駅から少し歩くと、ピンチョス・バルが立ち並ぶ「ブライ通り」という有名な飲み屋街。
その中で有名そうな、「La Tasqueta De Blai」に行ってきた。
La Tasqueta De Blai – トリップアドバイザー

この「ブライ通り」には、いくつもピンチョス・バルが並んでいる。

今回オーダーした飲み物は、カリモチョ。
これはワインのコーラ割りらしいが、ワインとコーラ缶を手渡された。

今回もカウンターに陣取り、ピンチョスを物色。
こちらも自分でピンチョスをピックアップするスタイル。

こちらはピンチョスの種類が充実してましたね。

ちょっと写真が微妙だけど。
なんでもかんでもGoProで撮るクセは、直した方がいいなと思いました(笑

↑の写真の端っこに写ってるが、値段が違うピンチョスは串に赤い印が付いていた。

最終的には平串=4本+赤串=3本、合計7本。
レジまで皿とグラスを持っていてって、会計。

13.5ユーロ(1700円)、チップは1ユーロ。
スペインでチップは不要でも良いらしい?が、1ユーロくらい会計皿に残すことにしていた。
バルセロナの食事のチップ =目安は5%あとは気持ちで大丈夫

他のお店に比べて、安かったです。
ブライ通りの他店には行かなかったけど、看板を見る感じではどこもコスパが良さそうだった。

なお、こちらのお店は「マジカ噴水」(マジック噴水ショー)のついでに行きました。
マジック 噴水 (スペイン広場)

1929年のバルセロナ万国博覧会から、100年続く噴水ショー。
光と音楽に合わせた噴水ショー、1時間。見応えありましたね。

Txapela(カサミラ・カサバトリョ付近)

Txapelaはチェーン店で市街にいくつも店舗があった。
自分が行ったのは、カサ・パトリョ付近のお店かな?
(どの店舗か忘れた)。
Txapela – トリップアドバイザー

こちらは、自分で勝手にピンチョスをとるタイプの店ではなかった。
ショーケースにピンチョスが並んでいるが、それを指さし注文するか、写真付きのメニュー(日本語あり)からオーダーする。

ただ残念なことに、自分がいった時間は客が多すぎた。
店員さんがかなり忙しそうで、テンパっている。

他の客も自分も、オーダーしたくてもなかなか店員を捕まえられず。
ピンチョスは美味かったですけどね。

ただ急いでいたので、いわゆる「ピックアップ型のピンチョス・バル」にしとけば良かったなぁ、と思った。

結果的には、サングリア+5串=18ユーロ。
一つずつ値段が設定されていて、美味かったけどチト高めかな。

空いてる時間か、時間かけてもOKな場合は良さげだと思いました。
自分はちょっと急いでたので、待ち時間が長く感じられてアレだったかな。。。

場所的には、ガウディ建築の観光名所「カサ・ミラ」「カサ・パトリョ」のあるあたりで、便利だった。

↓はカサ・ミラの屋上。

まとめ

ピンチョスについては、美味いモノもあれば、「まぁこんな感じかな」というモノもあり。
味が云々と言うより「手軽さ」が良かったかな、と。

サクッと食って、飲んで、店を出る。
一口サイズで色々つまめて、良かったです。

そんな感じ。

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