有効期限がたった2年のPayPay残高、最後の残高増減から2年で消える

有効期限は最後の利用から2年

PayPayの有効期限は、「最後にPayPay残高が増減してから2年」。

決済手段としてPayPay使い続けていれば「ほぼ永久」に消滅しない。

しかし、せっかく銀行口座からチャージした残高も、2年間放っておくと残高が消滅してしまうので注意が必要。

個人的には「100億円キャンペーンも終わったし、当面は放置かな」と思っていたんだが、ちょっと期限を忘れないように注意しないとな、と。

PayPayの利用規約はコチラ。

PayPay利用規約 – PayPay株式会社


なお、銀行口座からチャージしたPayPay残高の正式名称は「PayPayライト」となる。

「チャージ」=「PayPayライトを購入」している形で、決済手段としての「PayPay」は「PayPayライトで支払い充当可能な決済」ということになる。

(PayPay経由のクレカ決済の場合、リアルタイムにPayPayライトを購入→支払充当)

名称 内容
PayPayライト PayPay口座にチャージ(購入)した残高
PayPayボーナス 決済毎に付与される0.5%のPayPayライト

一方で、決済時に付与されるボーナス分のPayPayは、「PayPayボーナス」

通常だと、決済毎に0.5%のPayPayボーナスが付与される。

(「100億円キャンペーンでは、通常0.5%に加え19.5%=20%のボーナスが還元された)

「PayPayボーナス」はPayPayから付与される「PayPayライト」なので、決済手段として使う上では「PayPayライト」と変わらない。

ただし「PayPayライト」と違って、送金(譲渡)が不可。

また「PayPayボーナス」の有効期限は、そのボーナス毎に設定される。

そのため、PayPayで決済する場合は有効期間の短い「ボーナス」分から優先的に支払い充当される。

名称 送金
譲渡
有効期限
PayPayライト 最後の残高増減から2年
PayPayボーナス × ボーナス毎に設定される

「100億円キャンペーン」で還元される「20%還元」は、「ボーナス」の方になる。

付与予定の1月時点では、「有効期限がいつになっているか」をチェックしておかないとな、と。


以下、「PayPayライト」に関する利用規約上の記載。

PayPayライト 資金決済法に基づく表示

(中略)

(2) 支払可能金額

支払可能金額は50万円です。残高の上限額は100万円となります。

(3) 有効期限

PayPayライトの残高が最後に増減した日から2年後までとなります。

(中略)

(6) 利用上の注意

原則として、 PayPayライトの払い戻しはいたしません。



以下、「PayPayボーナス」に関する利用規約上の記載。

PayPayボーナスの取扱いについて

・当社は、PayPayをご利用のお客様に対し、PayPayでお支払いの場合、決済金額の0.5%(1円未満切捨)のPayPayボーナス(※)を付与します。

(中略)

PayPayボーナスは、当社が無償で付与するPayPayライトのことをいいます。

(中略)

・PayPayボーナスの残高をお持ちのお客様が、PayPayライトによる支払いを選択された場合には、自動的にPayPayボーナスの残高がなくなるまで、PayPayライトに優先して、PayPayボーナスの残高から有効期限が先に到来する順に、支払に充当されます。

・PayPayボーナスの残高および有効期限は、PayPayライト残高表示画面でご確認ください。有効期限の経過したPayPayボーナスは消滅します。

・PayPayボーナスの払戻しはできません。

・PayPayボーナスは送金(譲渡)できません。

PayPay出金の行方

PayPayを決済手段として使うと、「PayPayライト」に残高があっても、決済額に足りなければ「PayPayライト残高」は使われない。

「残高」を無視してクレジットカードなどの決済手段が使われる。

そうすると、最終的には「残高ぴったり」の買物をしないと、残高をゼロにできないことになる。

いわゆる「キャッシュ&ポイント」みたいな決済は、できないんだな。

ということで、PayPay残高を出金するなり、外に逃がしたい。

PayPayアプリ上では、「銀行口座に出金」というメニューが用意されているんだが・・・

それを押しても、「出金できる新しい電子マネーを提供予定です」と出るのみ。

メニュー名が「銀行口座に」とあるのに、「電子マネーを提供予定」とはどういうことなのか。

よく分からない。

個人的には、「銀行口座に出金=購入したPayPayライトの払い戻し」は、本当にするのかなぁ?(やらないんじゃない?)という気がする。

やったとしても、「2PayPayライト=1円」みたいなレート設定がされそうな気が・・・。

まぁ、どうなるか分かんないけど。

いずれにせよ、「電子マネー」は用意される、と。

ただまぁ「ボーナス」については、電子マネーにも逃がせない気がするが。。。

そうなると、やっぱり「残高」(ライト+ボーナス)は、決済で使い切るしかないかな、と。


PayPay決済については、対応店舗で決済手続きが異なる。

ビックカメラなんかは「ちょっとだけ手間がかかる」という感じだったが、ファミリーマートでの決済は非常にスマート&楽ちんだった。

PayPayアプリのバーコードを、レジで読み取ってもらうだけで決済完了。

そういう意味では、決済で残高を使い切るのも難しくはないかな、と。

(残高をちょうど0円にするのは、ハードル高いが)


「100億円キャンペーン」の結果

たった10日間で還元上限の100億円に到達し、終了してしまった100億円キャンペーン。

ITmedia NEWS – PayPay 100億円祭り、10日間で終了

個人的な結果メモにて。

内容 決済額 還元 還元率 店舗
iPad mini4 49,453円 9,890円 20% ビックカメラ
AppleCare 9,072円 1,814円 20% ビックカメラ
Apple純正ケースなど 7,560円 7,560円 100% ビックカメラ
食料品 1,080円 216円 20% ファミマ
合計 67,165円 19,480円 29%

基本的には、定価販売しかしないApple製品ですね。

あとファミマでもPayPay決済を試したくて、1度だけ使った。

クレカやビックカメラのポイント還元を除く、PayPay単独での結果としては、29%割引相当になりました。

1度だけ、100%還元が当選したんですね。

この還元の「PayPayボーナス」が付与されるのは、1/10。

実際に付与されたら、また使い道を考えようかと思います。


そんな感じ。

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