SFC会員数
ANAスーパーフライヤーズ会員(SFC)の会員数は、公開されていない。
そんな中、2014年に上級会員向け会員誌「AZURE」の発行部数から、SFC会員数を考えてみたことがあった。
ちなみにANA上級会員向け会員誌は、2016年に「AZURE」から「ana-logue」と名を改めている。
あれから5年経ったので、改めて同じ手法でSFC会員数をチェックしてみる。
考え方は同じで、「ana-logueの発行部数≒SFC会員数」としてチェックするというもの。
「ana-logue」はANAダイヤモンド・プラチナ・SFC会員に毎月郵送される。
つまり、ana-logueの発行部数≒SFC会員数。
この場合、ダイヤ・プラチナも基本は「SFC入会済み」と想定する。
実際にはダイヤ・プラチナでもSFC入会前の会員や、あえて入会してない会員もいると思われる(*1)。
また「ana-logue」はANA WEBページで「不要」を選択すると郵送されない。
「不要」を選択している会員も結構いそうな気がするが、この場合は発行部数に影響している可能性がある(*2)。
SFC家族カードについては、「ana-logue」配布対象外。
そのため発行部数には、SFC家族会員は含まれていない(*3)。
一般的に、印刷物の「発行部数」は「盛った数値」になっていると思う。
どの程度「盛った数値」になっているか分からないが、上記(*1)(*2)(*3)を含めもろもろ考慮するのが難しいので、愚直に「発行部数≒SFC会員数」として考える。
差し引きトータルでは、「発行部数」よりSFC会員数は少ないと思う。
さて。
SFC会員数(≒ana-logue発行部数)は、現時点で36万人。
※発行部数ベースからの想定なので、「最大でも36万人」?
この発行部数については、ANA広告資料でチェックすることができる。
ANAの広告媒体
会員数の推移
このSFC会員数(ana-logue発行部数)の推移は、以下の通り。
AMAマイレージクラブ会員(AMC)とセットでチェックする。
年度 | AMC会員数 | SFC会員数 |
---|---|---|
2014年 | 2600万人 | 26万人 |
2015年 | 2800万人 | 28万人 |
2016年 | 2945万人 | 31.5万人 |
2017年 | 3100万人 | 33.5万人 |
2018年 | (3250万人) | (35万人) |
2019年 | 3360万人 | 36万人 |
※()は数値がとれなかったので予想値
SFC会員は、ANAマイレージクラブ会員の約1%。
おおよそ年に2万人のペースでSFC会員数は増え続けている。
ただ、AMC会員数の10%程度がANAカード会員でもある。
そうすると、「ANAカード保有者の10%がSFC会員」ということになってしまう。
※1人で複数枚のANAカードを持っている場合もあると思うが、面倒なので無視する
いくら「SFC会員が多くて、うじゃうじゃいる」と言っても、ANAカード保有者の「10人に1人」ではないと思う。
そうなると、やはり「発行部数 > SFC会員」なのかな、というところ。
いずれにしろ発行部数の推移をみると、「SFC会員は毎年増え続けている」ということは見て取れる。
会員属性
ANA広告資料によると、ANA上級会員の属性は以下の通り。
- 上級会員の70%が、40-50代
- 上級会員の60%が、管理職・役員・経営者
- 上級会員の44%が、年収1200万円以上
びっくりしちゃう。
当方もSFC会員ではあるが、なんていうか、だいぶ統計の足を引っ張っている気がします(笑
SFC修行じゃなく、ナチュラルにプラチナ到達→SFC入会している人が、ほとんどなんだろうな、と思いました。
ほい。
そんな感じ。
ANAとJALの「ライフタイムマイル」(生涯マイル)特典と加算条件(ANA「ミリオンマイラープログラム」とJAL「JGC Life Mileage」) – やじり鳥