山手線の車両内で発火したモバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」の事案
山手線でのモバイルバッテリー発火事案
2025年7月20日、山手線の車両内で乗客のモバイルバッテリーが発火した件。
山手線が新大久保駅から新宿駅に走行中、乗客(30代女性)がスマホを充電中のモバイルバッテリーが発火。
所有者は手にヤケドを負った。
火は乗り合わせた複数の乗客により、消火器で消し止められた。
電車は新宿駅の手前の線路上で停車し、乗客は歩いて車両から避難したらしい。
車両から避難する際にケガをするなど含め、乗客5人が軽傷とのこと。
「5人が軽傷」とは、どういう状況だったのかなと思ったんだけど、避難の際のケガとかなんですね。
あと、山手線の車両内に消化器があるというのは、なるほどと思いました。
どこにあるか、いまパッと思いつかないけど、こういうのは把握しておいた方がいいな、と。
発火したのは「cheero Flat 10000mAh」
山手線の車両内で発火したモバイルバッテリーは「cheero Flat 10000mAh」(CHE-112)。

7月24日付けで、cheeroからお詫びのリリースも出ている。
【お知らせ】モバイルバッテリー発火事案に関するご報告とお詫び
【お知らせ】モバイルバッテリー発火事案に関するご報告とお詫び2025年7月20日にJR山手線車内で発生したモバイルバッテリーの発火事案につきまして、本日14時30分頃、新宿消防署にて当該バッテリーの現物を確認した結果、弊社製モバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」であることを確認いたしました。
~中略~
また、現在リコール対応を実施しております「cheero Flat 10000mAh」をお持ちのお客様におかれましては、安全のためご使用をお控えいただき、下記窓口までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
~中略~
なお、「cheero Flat 10000mAh」は、従来と異なる特定の製造委託先にて製造された製品であり、その他の弊社モバイルバッテリー製品は、当該委託先とは異なる工場にて製造されております。そのため、今回の事象は「cheero Flat 10000mAh」の製造委託先に限定されたものであり、他の製品については同様の事象は発生しておらず、安全性にも問題がないことを確認しております。
発火した「cheero Flat 10000mAh」は、他の製品とは異なる製造委託先で作ったモバイルバッテリー。
他の製品では同様の問題は発生していないとのこと。
また「cheero Flat 10000mAh」は、2019~2021年に販売された製品。
2023年時点で、既に発火問題によるリコールで製品回収を進めていた。
| 商品名 | cheero Flat 10000mAh |
| 型番 | CHE-112 |
| 販売期間 | 2019年12月15日~2021年8月23日 |
| 対象台数 | 39,300台 |
| 対応開始日 | 2023年6月15日 |
| リコール事業者名 | ティ・アール・エイ株式会社 |
| リコール実施の理由 | バッテリー本体を充電中に発火する重大製品事故が発生したため。 |
2023年から製品回収を進めていたということだが、今回の所有者は多分それに気付いてなかったんでしょうね。
自分が持ってる家電製品がリコール対象になってるかなんて、自分も全部は把握できてない。
普段から、こういうのはちょっと気をつけないといけないな、と思った次第。
「cheero Flat 10000mAh」の販売時スペック
「cheero Flat 10000mAh」はすでに販売終了している。
公式HPにも記載はない。
リコール前、2022年時点での公式サイトのアーカイブは以下。
https://web.archive.org/web/20220528050827/https://cheero.shop/products/che-112

当時の公式HPによるスペック情報を見ると、以下のようです。
- PSEマークあり
- 日本メーカーの検査基準を採用(基盤の設計チェックなど)
- 発熱時自動停止機能あり
- 製品内温度が139℃になったら回路クローズする追加の日本製温度ヒューズ搭載
https://web.archive.org/web/20220528050827/https://cheero.shop/products/che-112cheeroより大容量&スリムなモバイルバッテリーの登場です!
10000mAhの大容量にも関わらず、厚さ約1.5cmのスリムボディ。 重さは190gとコーヒー缶1個分になります。 持ち運びに便利 カラーはブラック・ミント・ピーチ・ホワイトの4色展開となっております。
~中略~
【日本メーカーの検査基準】 弊社独自の厳しい検査基準をクリアしたセルのみを採用、品質管理者による基板の設計チェックなど、徹底した検査により安全を確保しています。 過充電時・過放電時・短絡化・発熱時自動停止機能はもちろん搭載。 さらに、本製品内温度が139℃に上昇した際に回路をクローズする、追加の日本製温度ヒューズを搭載しました。 その上、PSEマーク付商品なので、より”安全”かつ”安心”してご利用頂けます。
この品質基準や安全対策をみると、かなり安全性の高いモバイルバッテリーに思える。
Amazonとかで安い中華製のを買うより、安心して買えそう。
しかし結果的には、このモバイルバッテリーは発火事案により2023年には製品回収対象となっていた。
さらに今回、山手線内の発火事案につながった。
なおこの製品については、Amazon・楽天のような通販以外にも、ビックカメラやヨドバシカメラなど、家電量販店でも売っていた模様。
まとめ
個人的に、今後もメーカーが宣伝する安全対策は購入時にチェックしようと思うが・・・
結局、リコール対象のニュースをウォッチしておかないといけないな、と。
自分の場合、モバイルバッテリーはなるべくAnkerに統一しつつ、公式サイトから買うようにしている。
理由はいろいろあるが、公式HPの購入履歴があれば、公式からの製品回収のお知らせに気付きやすくなるかな、と。
とはいえ、Amazonでやっすい中華製モバイルバッテリーを買ったりも、するんだけど。
最近またモバイルバッテリーの発火事案が増えてきた。
家を火事にしたくないので、気をつけようと思いました。
ほい。
そんな感じ。




何度でも言う
「バッテリーはエネルギーの固まり」
ヤバい
どもども。
最近になって発火ニュースが増えてきたのが気になりますね。
気をつけないと。
> 消化器は必ずありますよ。車両の端、繋ぎ目部分に掛けてあります。
どもども。
車両毎にあるんですね。なんとなく、見覚えがあるような・・・。
今度チェックしてみたいですね。
※昨日の未明にサーバ障害でいただいたコメントが消えちゃったので、上記引用にて
自分の周りのモバイルバッテリーは
釘刺しても燃えない半固体モバイルバッテリーに置き換え中です。
訂正
半固体→準固体
どもども。
準固体バッテリー、そういうのがあるんですね~。
徐々に置き換わっていくんでしょうかね。
自分も1つ、買ってみようかなと思いました。