Windowsコマンド「diskpart clean all」でHDDを初期化しゼロで上書きしてみる
Windows標準ツール「diskpart」
外付けHDDを廃棄する。
廃棄する前に、情報を抜き取られないようにHDDを初期化する。
単純に初期化するだけだと情報を抜き取れる可能性があるので、HDDの全セクタをゼロで上書きする。
ツールとしては色々あるが、今回はWindowsの「diskpart」を使ってみようかと。
これはWindowsには標準で入っている管理ツールで、コマンドラインで使う形。
Windows コマンド – diskpart
自分のWindows11にも入っていた。
このコマンドから「clean」を使うと、ディスクをフォーマットできる。
ただし「clean」だけだと単なるフォーマットで、「clean all」するとゼロで上書き処理とのこと。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/cleanclean all
ディスク上のすべてのセクターが 0 に設定され、ディスクに含まれるすべてのデータが完全に削除されます。
なお、このツールの注意点は以下。
- 間違えてOSが入ってるディスクをclean allすると、PCが死ぬ
- ディスク全体を初期化するので、パーティションを分けてる場合でも全部初期化される
- このツールで完全初期化できるのはHDDで、SSDやUSBメモリにはゼロフィルの効果はない
今回は、USB接続の外付けHDDを初期化する話になります。
それでは早速、レッツらゴー!!
diskpart clean allの手順
まず、diskpartを起動する。
Windows画面下のタスクバーにある検索機能から、diskpartを検索。
そのまま起動する。

コマンドラインのツールが起動する。
まずはディスク一覧の確認(list disk)をする。
list disk

ディスク0とディスク1がある。
どっちが外付けHDDか分からない。
今度は、ボリュームの一覧(list volume)を出してみる。
list volume

自分が探してた外付けHDDが「volume 4」にあった。
Eドライブの、HD-PXU(HDDの型番)。
このボリュームの詳細を知るために、いったん選択する。
select volume 4
選択した「volume 4」について、詳細を出力する。
detail volume

「volume 4」は、「ディスク 1」というのが分かった。
逆に「ディスク0」はOSが入ってるメインHDDなので、削除しないように気をつけないと・・・
外付けHDDである「ディスク 1」を選択する(select disk 1)。
select disk 1

選択した後に「list disk」でディスク一覧を出力すると、選択中のディスクの左に「※」が表示される。
list disk
いよいよ、「clean all」です。
選択ディスクが間違っていないか再確認して・・・
clean all

コマンドを実行すると、かなり長時間待たされた。
進行中の出力は何もない。

「DiskPartはディスクを正常にクリーンな状態にしました」と表示されて、終了。
途中で外出してしまったので、何時間かかったか不明。
パーティション作成とフォーマット
このままHDDを廃棄しても良いんだが・・・
とりあえず、試しにもう一度HDDを使える状態にしてみようかな、と。
まず、パーティションを作る。
create partition primary
NTFSでクイックフォーマットする。
format fs=ntfs quick
初期前にアサインされていた、Eドライブを割り当てる。
assign
これで完了。
ちゃんと、アクセス可能なHDDになっていた。
「ディスクの管理ツール」でディスク番号を調べる
後から知ったが、ディスク番号は「ディスクの管理」で確認できる。
わざわざコマンドラインで調べる必要はなかった。
検索バーで「ディスク」とか検索すると、「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」というメニュー。

これでWindowsツール「ディスクの管理」が起動する。

上記のように「ディスク1」は初期化後になっているが・・・
初めからこっちをみてれば、ディスク番号はスグ分かったのね。。。という。
あと「create partition primary」以降も、このツールで実行できる。
今回はdiskpartでそのまま実行したけど。
外付けHDDに仮想CDドライブがある場合
今回初期化したのは、
バッファローの「HD-PX500U2-BK」。
昔のバッファローの外付けHDDは、仮想CDドライブ機能も入っており、外付けHDDを接続すると2つのドライブが認識された。
- CDドライブ(「ドライブナビゲータ」などのソフトウェア入り)
- HDDドライブ
この仮想CDドライブはdiskpartの挙動を邪魔する可能性あるとのこと。
最初に、デバイスマネージャーでCD-ROMを無効にしておく必要がある。
- 「デバイスマネージャー」を起動
- 「DVD/CD-ROM ドライブ」の項を参照
- 仮想CDドライブを右クリックし、「無効にする」を選択
この無効化の後でdiskpartによる初期化をHDD側で実行すると、仮想CDドライブも消える。
※diskpartは外付けHDD全体を初期化するため
今回、そのあたりの挙動も確認できた。
ほい。
そんな感じ。



