ANA「VALUE TRANSIT 28」と「1区間1000PP」キャンペーンでのPP単価をチェック

1区間1000PPキャンペーン

ANAが4月から「国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」を実施。
1区間につき、1000プレミアムポイント(PP)が付与されるというもの。

ANAがコロナ禍に入ってからワイドオープンなキャンペーンとして実施していたのは、PP2倍キャンペーンが多かった。

今回は「1区間につき1000PP追加」ということで、少し趣が異なる。

そのため、どんな感じのPP効率になりそうかチェックしてみようかな、と。

ANA「VALUE TRANSIT 28」での獲得PP

上記記事のコメント欄で国内線乗り継ぎ料金の「VALUE TRANSIT 28」が良いんでは、というコメントをもらっていたので、そういうこともあるかもしれないと思い、ちぇけちぇけしてみようかと。
VALUE TRANSIT 28(ANA公式)

設定路線や価格設定は、以下からチェックできます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/fare/domestic/applicablefare/

「VALUE TRANSIT 28」は、28日前まで予約可能な乗り継ぎ運賃。
積算率は75%のため、「1区間1000PP」のキャンペーン対象となる。

また「VALUE TRANSIT 28」に含まれる「片道=2区間」で、「片道=合計2000PP」のキャンペーン付与になることもANAに電話で確認済み。
搭乗ポイント」は、「VALUE TRANSIT 28」の場合1区間につき200PPずつ付与される。

とりあえず「固定1000PP」なので、なるべく運賃が安いヤツはどうかな、と。

以下は6月の「VALUE TRANSIT 28」について、片道運賃が安い順に30件並べたモノ。
※運賃は同日内でも便によって異なるが、下記は全便での上位(同日の別便が別行として含まれる)
※運賃は同便内でも需給によって価格変動するが、下記は設定内での「最安値」の場合

出発到着経由地運賃額
名古屋(中部)小松東京(羽田)9,500 円
大阪(関西)富山東京(羽田)9,600 円
大阪(関西)小松東京(羽田)9,600 円
大阪(関西)小松東京(羽田)9,600 円
大阪(関西)能登東京(羽田)9,600 円
大阪(伊丹)能登東京(羽田)10,100 円
大阪(神戸)富山東京(羽田)10,100 円
大阪(神戸)小松東京(羽田)10,100 円
大阪(神戸)能登東京(羽田)10,100 円
大阪(関西)富山東京(羽田)10,400 円
大阪(関西)富山東京(羽田)10,400 円
大阪(関西)小松東京(羽田)10,400 円
小松秋田東京(羽田)11,100 円
小松秋田東京(羽田)11,100 円
小松大阪(関西)東京(羽田)11,200 円
能登大阪(関西)東京(羽田)11,200 円
大阪(伊丹)富山東京(羽田)11,400 円
大阪(伊丹)小松東京(羽田)11,400 円
山口宇部小松東京(羽田)11,500 円
大阪(伊丹)能登東京(羽田)11,600 円
秋田小松東京(羽田)11,600 円
小松秋田東京(羽田)11,600 円
小松秋田東京(羽田)11,600 円
大阪(伊丹)富山東京(羽田)11,700 円
大阪(伊丹)小松東京(羽田)11,700 円
大阪(伊丹)富山東京(羽田)11,800 円
富山大阪(伊丹)東京(羽田)11,800 円
富山大阪(伊丹)東京(羽田)11,800 円
大阪(伊丹)小松東京(羽田)11,800 円
小松大阪(伊丹)東京(羽田)11,800 円

「運賃の安さ」観点でいうと、ざっくり以下のような特徴。

  • 東京発の場合、大阪経由で四国に行くのが安い
  • 大阪発の場合、東京経由で北陸に行くのが安い

特に大阪発が、安いですかね。

次に、主要な空港を始点として、「運賃の安いヤツ」「もしくは開き直って距離が長いヤツ」という観点で2つずつほどピックアップし、PP単価についてちぇけちぇけしようと思います。
端的にいうと個人的に気になるのをハンドピックしてるだけです。
※下記は「片道」での獲得PPのため、往復で考える場合は倍にする
※PP(1区間目)(2区間目)にキャンペーン分(2000PP)を足したのが「合計PP」

FromTo経由運賃PP(1)PP(2)合計PPPP単価
東京(羽田)石垣沖縄14,4001,6765704,2463.4 円
東京(羽田)松山大阪(伊丹)17,3006204383,0585.7 円
大阪(伊丹)能登東京(羽田)10,1006205103,1303.2 円
大阪(伊丹)富山東京(羽田)11,4006204643,0843.7 円
大阪(関西)富山東京(羽田)9,6006204643,0843.1 円
大阪(関西)小松東京(羽田)9,6006205163,1363.1 円
名古屋(中部)小松東京(羽田)9,5004895163,0053.2 円
名古屋(中部)宮古沖縄15,7001,4134653,8784.0 円
沖縄東京(羽田)大阪(伊丹)16,5001,3086203,9284.2 円
沖縄札幌(千歳)東京(羽田)20,7001,6769654,6414.5 円
札幌(千歳)福岡大阪(伊丹)16,7001,1996303,8294.4 円
札幌(千歳)沖縄大阪(伊丹)18,5001,1991,3084,5074.1 円

PP量が稼げる王道は「沖縄経由の離島(石垣・宮古)ですが、本件キャンペーンの「固定1000PP」を活かす観点では、やはり「大阪-北陸」「東京-四国」のPP単価がよいですかね。

安い「VALUE TRANSIT 28」を掴めれば、PP単価3円台を狙えるようです。
ただし、ボリューム的には「往復で6000PP」ってとこかなぁ。

ちなみに自分が2014年に国際線を使ってSFC修行をした際のPP単価は、8.65円でした。
SFC修行(2014年/海外乗継SPあり)のPP単価・獲得マイル・合計金額の振り返り

「VALUE TRANSIT 28」の予約方法

自分は「VALUE TRANSIT 28」を予約したことがなかったので、その点もチェックした。

まずは普通に国内線を検索し、「乗継便」を選択(赤枠)。

「VALUE TRANSIT 28」予約画面1

出発の28日前以前であれば、「VALUE TRANSIT 28」が出現する。

「VALUE TRANSIT 28」予約画面2

なお、直行便の「スーパーバリュー」が「VALUE TRANSIT 28」と比べて半値に近いような場合は、「直行便の方がPP効率がいい」ということがあるかもしれないので、その点は注意が必要そうですね。
あんまないと思うけど。

ほい。

そんな感じ。

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