ANA国際線ビジネス・ファーストの必要マイル数が1.3倍増の改悪、2024年4月18日から

ANA国際線でビジネス・ファーストの必要マイル数が改悪

ANAが国際線の必要マイル数を、2024年4月18日から変更する。
アジア行き以外のビジネスクラス・ファーストクラスにおいて、必要マイル数が1.2~1.3倍となる。
アジア方面行きや、エコノミークラスの変更はナシ。

ANA国際線特典航空券の必要マイル数変更 2024年4月

変更となる行先・クラスのリストは以下。
※必要マイル数はシーズン(L・R・H)により異なる

行先クラスロー
(L)
レギュラー
(R)
ハイ
(H)
ハワイビジネス旧:60,000
新:80,000
※1.33倍
旧:65,000
新:85,000
※1.30倍
旧:68,000
新:90,000
※1.32倍
ハワイファースト旧:120,000
新:変更なし
旧:120,000
新:140,000
※1.16倍
旧:129,000
新:160,000
※1.24倍
北米ビジネス旧:75,000
新:100,000
※1.33倍
旧:85,000
新:105,000
※1.23倍
旧:90,000
新:110,000
※1.15倍
北米ファースト旧:150,000
新:変更なし
旧:150,000
新:170,000
※1.13倍
旧:165,000
新:200,000
※1.21倍
欧州・
ロシア
ビジネス旧:80,000
新:110,000
※1.37倍
旧:90,000
新:115,000
※1.27倍
旧:95,000
新:120,000
※1.26倍
欧州・
ロシア
ファースト旧:165,000
新:変更なし
旧:165,000
新:190,000
※1.15倍
旧:180,000
新:220,000
※1.22倍
オセア
ニア
ビジネス旧:100,000
新:120,000
※1.20倍
旧:110,000
新:131,000
※1.19倍
旧:115,000
新:137,000
※1.19倍
オセア
ニア
ファースト旧:180,000
新:変更なし
旧:180,000
新:219,000
※1.21倍
旧:195,000
新:226,000
※1.15倍

なお提携航空会社特典航空券も変更となる。
提携航空会社ではシーズン制がなく、基本的にANA便レギュラーシーズンと同じマイル数になっているが、ANA便と同様の変更(1.2~1.3倍)となる形。

今回の変更は、2024年4月18日発券分(予約分)から適用。
そのため4月18日まで予約すれば、必要マイル数が少なく済む形。
ただし、4月18日以降に予約変更した場合、必要マイル数の追加徴収が発生する。

ということで、割と大きな変更ですね。
長距離ビジネス・ファーストというと、マイルを利用する際のマイル単価が良いところなので、そこら辺を削られると、マイルの価値がどんどん目減りしちゃう。

おー尿!
(Oh,No!!)

ANAは、2015年から必要マイル数のゾーン制に移行している。
当時に比べると、必要マイル数もずいぶん増えた。

例えばニューヨーク行きのファーストクラス(ハイシーズン)については、2014年時点で14万マイル。
本件変更後は20万マイル。約10年で1.4倍になっている形。

つまり、今から10年後には更に1.4倍くらいに膨れあがっているかもしれない。

悲しいね。

あー。

どっかに100万マイルくらい、落ちてねーかなー。

JAL国際線特典航空券PLUSの最大マイル数が変更

JALは国際線「特典航空券PLUS」の最大マイル数を一部変更。
2024年6月1日発券分から、ハワイ・中国・韓国などで最大マイル数が増える。
東南アジア・北米・欧州やファーストクラスは変更ナシ。
特典航空券PLUS利用時の必要マイル数(2024年6月1日発券分より)

行先クラス最大マイル数
ホノルルエコノミー旧:129,500
新:133,350
ホノルルビジネス旧:289,000
新:308,500
ソウルエコノミー旧:43,000
新:60,000
ソウルビジネス旧:59,000
新:77,500

「特典航空券PLUS」では、基本の必要マイル数での空席がない場合でも、高めのマイル数を払えば予約できるサービス。
どれくらい追加でマイルで払えばよいかの上限も決まっているが、今回はその上限マイルが一部路線で引き上げられた形。
JAL国際線特典航空券 必要マイル数

ほい。

そんな感じ。


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