GoToトラベル、コロナ再拡大で札幌市と大阪市が停止の見込み

GoToトラベル停止の見込み

GoToトラベル停止のニュースが飛び交ってますね。
コロナ再拡大をによる専門家の提言をうけ、政府としては各自治体に停止の判断を委ねている形。

最新ニュースによると、札幌市・大阪市が手を挙げて、GoToトラベル停止になる見込み。
(北海道や大阪の全体ではなく、「市」レベルでの停止)

GoTo札幌、大阪停止へ 予約済み、割引適用せず(共同通信)
Go Toトラベル 札幌と大阪市への旅行 新規予約一時停止へ 政府(NHK)

ポイントは以下。

  • これから停止措置の詳細を発表予定なので、まだ詳細は未定
  • 新規予約を停止するほか、予約済み分についても割引適用しない見込み
  • 予約済み分のキャンセルでキャンセル料が発生した場合、国が補償する方向で検討中(未決定)
  • 札幌市・大阪市に続き、東京や名古屋市についても停止の可能性あり
  • GoToEatも停止の可能性がある

「予約済み分についても割引適用しない見込み」というのは、現地払いだと現地で割引適用するのと、割引済みで予約してもOTA(旅行予約サイト)が「割引分を追加徴収」するかも、ということですね。
楽天トラベル、「Go To トラベル」対象外地域では追加徴収へ 予約済の旅行の割引額

キャンセル料については補償が入る可能性もありますが、キャンセル料金が直前まで発生しない予約にしておく方が、安全そうではありますね。
個人的には、結局キャンセル補償はするんじゃないかなと思いますが。
というか、して欲しいでござる。

当方の予約でも1つ、「キャンセル不可」のがあるんですよね。。。

困った。

くまった。

プーさん、くまったでプー。

停止に関する規約

改めて、GoToトラベル事務局の規約を確認しておきたいと思います。
サービス産業消費喚起事業(Go TO トラベル事業)給付金給付規程

新型コロナウイルス感染症拡大の状況等を踏まえ、必要に応じて、政府内で検討の上、あわせて専門家のご意見も踏まえ、別途次長が定める地域に居住する者及び別途次長が定める地域を出発地又は目的地とする旅行者を給付の対象から除外すること並びに全ての旅行者に対して給付金の給付を一時的に停止することがあるほか、当事業は予算額の範囲内で実施するため、期間の途中で事業を終えることがある。

サービス産業消費喚起事業(Go TO トラベル事業)給付金給付規程

こうしてみると、出発地としても停止の可能性があるので、「東京からの旅行者は除外」というのが、また発生してもおかしくない感じではありますね。

ただ下記の議事メモをみる限り、とりあえずは「目的地」にフォーカスされて議論が進んでいるようではあるので、第一弾の措置では大丈夫な気がしますが。

菅首相の発言議事録

第47回新型コロナウイルス感染症対策本部

起点となった「第47回新型コロナウイルス感染症対策本部」の議事メモ。

新型コロナの感染状況については、新規感染者数が過去最多となるなど、最大限の警戒状況が続いております。昨日開催された新型コロナ分科会からは、医療への負荷を過大にしないためにも、短期間に集中して、感染リスクが高い状況に焦点を絞った対策を行うべきとの御提言をいただきました。この提言を踏まえ、これまでの知見に基づく効果的な対策を、迅速に実行します。
 対策の柱は、感染拡大防止に向けた対策の強化です。感染拡大が一定のレベルに達した地域では、その状況を考慮し、都道府県知事と連携し、より強い措置を講じます。
 具体的には、GoToトラベル事業については、感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止するなどの措置を導入します。GoToイート事業については、食事券の新規発行の一時停止やポイント利用を控えることについて検討を要請します。

第47回新型コロナウイルス感染症対策本部

ほい。

そんな感じ。

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