JAL国際線の「国内区間」が改悪
JAL国際線における「国内区間」(*1)について、積算率の変更が発表された。
コメントで教えてもらって知りました。
(*1)国内区間=例えば「沖縄→羽田→シンガポール」への乗り継ぎにおける「沖縄→羽田」区間のこと
公式サイトでのお知らせはこちら。
JAL フライトでためる
2022年7月1日ご搭乗分より、フライトマイル対象運賃の国際線航空券で発券されている日本国内区間の積算率が変更となります。
[2022年7月1日以降の搭乗]
フライトマイル対象運賃の国際線航空券で発券されている日本国内区間については上記国際線クラスと同じ積算率となります。

2022年7月から、国内区間が国際線と同じ積算率になる。
その結果「国際線の国内区間」では、ステータス修行用のFOP(FLY ON ポイント)が少なくなる。
例えば、以下のように現在では安いチケットでも「国内区間」(例:沖縄→羽田)では予約クラスY(積算率100%)がついているが、これが2022年7月からは国際線の予約クラス(安いチケットなら30%とか)と同じになる。

JALについては、2021年2月から国内区間の積算率・ボーナスFOPが変更となることが、2020年1月の段階で予告されていた。
JAL国際線の国内区間、マイル積算率と搭乗ボーナスFOPを2021年2月から改悪
積算率については100%固定から「100%~30%」に変更となったものの、結果的にはスペシャル・セイバーのような安い国際線チケットでも、国内区間は「Y」(100%)が適用されていた。
それが今回、「完全に国際線と同じ積算率になる」ということが発表されたという流れ。
ちなみに、現在でも国内区間で予約クラスが「H・M・E・O・G」の場合は積算率が100%未満となるが、企画型ツアーのJALパックや、Expediaなど他社OTAによるダイナミックツアーでも「Y」(100%)が設定されるようなので、2021年2月時点での変更は「積算率」の面ではさほど大きくなかった感じなんですかね。
※逆に国内区間で「H・M・E・O・G」がつくのって、なんじゃらホイ
いずれにせよ、いわゆる「オカシン」的な安い国際線チケットと国内区間を組み合わせる手法は、難しくなりますね。
国際線プレエコ以上でがんばるか、国内路線に振り切って頑張るか・・・。
ANAの国内線区間
ANAに関しては、2018年から国内区間の積算率が、国際線連動となっている。
ANAが2018年10月から、国内区間の予約クラスを国際線連動へ。獲得マイルとプレミアムポイントが減少。
JALは4年遅れて、ANAと同じように「国際線連動」となる形ですね。
ほい。
そんな感じ。