コンテンツ・ビジネスにおける素人モノの今後

「ナショナルクライアントがつかない」といって潰れちゃったR25モバイルだけど、Yahooモバイル内のコーナーとして復帰するんだね。

「R25」モバイル版復活 「Yahoo!モバイル」で


個人的には、R25モバイルの袋とじ企画だった「今日の彼女」がlivedoorに継承されているので、そっちの方が気になる。


ここ数年、コンテンツ・ビジネスにおける「素人モノ」が、結構アツイんじゃないかと。「今日の彼女」(というか「tokyo graffiti」)や「美人時計」あたり。

ソフトウェアの世界でモノ作りのハードルはグッと下がったし、ネットの力で超強力で安価な販促ツールはゲットしたけど、結局パンピーにリーチするにはコンテンツに魅力がないと。。。というのはよくある話で、企画/開発力のあるベンチャーがモノを作っても、イマイチうけねー、という。

そういう中で、ロイヤリティ発生しない「素人モノ」というのは、すごくいいアイディアだよね。お金がかからないのに、「素人の女の子」という属性でコンテンツの魅力はある。「素人モノ」といっても、「美少女図鑑」みたいにすでに商品化されちゃったのをひっぱってきてもお金がかかるので、自社で撮りに行く、と。

自社で撮りに行かずにCMSでやろうとしたのが「男の子牧場」で、コンセプトがとんがっててコケちゃった。同じようなCMSベースだと「4u」とか?ただ、こっちは集まってる写真をみると、「素人モノ」とは別の路線かな。


で、「素人モノ」はどう進化してくんだろうか、と考えててwikipediaを観てたんだが。

以下、「http://ja.wikipedia.org/wiki/アダルトビデオの歴史」引用。

1989年6月に発売された、近松はじめの『アクションビデオ ビデオギャルやりませんか』は、撮影者が街角で女性をスカウトする場面からはじまり、ラブホテルに連れ込んで性交渉に至る過程をおさめたもので、「素人もの」と呼ばれるジャンルの嚆矢となった[19]。アダルトビデオが作られる状況そのものを記録するという手法は、プロダクションを通さない分、出演料が抑えられるというのも、大きな利点であったし、従来謎めいていた部分を解き明かすという意味で視聴者の知識欲を満たす画期的手法で、瞬く間に一大ジャンルを築き上げて業界に定着した。

「今日の彼女」とか「美人時計」はいわば行為のみを収めたプロダクト。↑のようなAVの進化の歴史に鑑みれば、よりリアリティを求めたドキュメンタリー性の強い方向で、撮影の前後を含む感じになっていくんじゃないか、と。

土下座ナンパシリーズ的な美人時計とか?もちろん非エロで。

うーん。

いいんじゃないでしょうか。

どっか作んないな。

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tonogata
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