ラビスタ函館ベイ
函館で、ラビスタ函館ベイに宿泊した。
函館のベイエリアに位置し、函館駅から徒歩15分、金森赤レンガ倉庫から徒歩4分。
ラビスタ函館ベイ

クラシックな洋館といった佇まいで、ロビーの雰囲気も落ち着いた感じ。
2008年開業なので、施設的にはやや古めではある。

2023年には新しくアネックス館もできたので、今後はそっちも選択肢に入ってくるかもしれない。
フロントの横には、無料のコーヒー設置あり。
地味に嬉しい。

また1階には土産物の売店も入っている。
オリジナルグッズの販売にも力をいれているようで、売れ筋ランキング1位は「オリジナル珈琲クッキー」、2位は「オリジナル館内着」とのこと。

ドーミーインについてはオリジナル館内着をオンラインストアで販売しているが、このラビスタの館内着はオンラインストアでは販売していないようですね。
そのほか、こちらのホテルではレイトチェックアウトが「1時間につき2200円」で可能な模様。
なかなかのお値段ではあるが、場合によってはありがたく使えることも、あるかもしれない。
屋上露天風呂(13階)
最上階の13階(屋上)には、内風呂と露天風呂がある。
露天風呂は骨組みだけの屋根があり、それがまた「逆に開放感を感じる」というか、良い感じの屋上感を醸し出している。

ただしスモークの入ったガラスがあるため、湯船からの眺望はほぼナシ。
↑公式画像のように、立つと函館山の景色が見える形。
雪景色の函館山は、見事だった。
冷たい風が函館山の方から吹きつけるようで、五感で「函館」を感じる。
実際には、風は海からきてるんだと思うが。
秀逸なのは樽風呂(3つ)で、こちらは湯温も低めのため寛げた。
※露天風呂の方は、自分には湯温が少し高めだった
1月の函館。13階の屋上露天風呂にはとにかく冷たい風が吹く。
最高の屋上露天日和でした。
一方、内風呂は少し狭いように思いました。
客数を鑑みると、もう少し広い方がいいのかな、と。

湯上がり処は広く、函館山の夜景を眺めながら寛げる。
無料アイスクリームの設置もあり。

朝食(ブッフェ)
函館は「ホテル朝食戦争」の地として有名。
ラビスタ函館ベイも、よくテレビでも取りあげられている。
テレビ朝日『マツコ&有吉 かりそめ天国SP』で話題沸騰!北海道・函館ホテル朝食戦争とは!?
目玉は、何と言っても海鮮。

- イクラ
- 真イカ
- 甘エビ
- サーモン
- まぐろ
- ねぎとろ
特に力を入れているのがイクラで、価格高騰により他社が国産イクラを諦めたりする中、ラビスタ函館ベイでは「長期契約により安定的な供給を実現している」とのこと。

海鮮の「炙り焼き」コーナーもある。
- 海老の塩焼き
- ホタテの醤油焼き(北海道産)
- 真ホッケ
- 烏賊のポッポ焼き
- 焼きたらこ

おかずは色々あり、「牛すじの函館赤ワイン煮込み」や「ぶりかつ」なんかも。
パンは地元ベーカリー「ル・レーブ」の食パン、汁物は「鮭の三平汁」。

瓶詰めのプリンも有名ですね。
以前テレビ番組の函館ホテル朝食バトル特集では、この瓶詰めプリンを最初に始めたのはどのホテルか?という点が論点に挙がっていた。
オムレツについては、オーダーして作ってもらえる。
ソースの選択肢はケチャップ・チーズソース・バジルソースの三種。
ホテル朝食のオムレツでバジルソースって、珍しいですね。

牛乳は「函館牛乳」、コーヒーは「美鈴珈琲」、ジュースには「カツゲン」あり。
函館産や北海道産にこだわった品揃え。
自分が実際に食べた朝食は、以下。

早朝の薄暗い雪景色を眺めながらの朝食は、気持ちがよかったです。
気分がいいのでデザートは3種、瓶詰めプリン・ソフトクリーム・ティラミス。

個人的に美味かったのは・・・
- いくら
- ソフトクリーム
- 合鴨スモーク
北海道のホテルは、ソフトクリームがうまいですよね~。
地産の牛乳など、割とこだわって作っていることが多い。
ちなみに、朝食は開場時間前から相当ならんでいるので、注意が必要。
自分はだいたいオープン15分前には並んでいた。
オープン後に少し遅れてくる人達は、空き席の待ちが発生していた。
オープン直後になるようなら、もう少しズラした方が待ち時間が発生しないかもしれない。
分かんないけど。
部屋(シングル)
部屋は、安めのシングルルーム(15㎡)を予約した。
15㎡あるので、狭いながらも十分な余力感。

通信環境は、有線LANとWIFIあり。
コンセントは3つだが、位置が悪く使いにくかった。
※机の「上」でなく「前面」にあるので、移動時にぶつかる
窓の外には、函館山。
朝の函館山をみると、すがすがしい気分になりました。

変わり種としては、部屋の中にコーヒー豆などのセットが置いてあった。
備え付けのコーヒーミルで豆を摺って、コーヒーを入れていく。

コーヒー豆は美鈴珈琲のもので、売店には客室追加用の販売もあり。
またお土産用のコーヒー豆も売店にある。
ホテルオリジナルのコーヒー・クッキーも1枚だけあり。
コーヒータイムに、いただきました。

ホテルの部屋にコーヒー豆とコーヒーミルがあるのは初めてだったが・・・
やはり自分で作ったコーヒーは美味く、よい感じだった。
気軽にコーヒーを飲みたい場合は、ホテルの1階に無料コーヒーの設置あり。
また朝食会場でもコーヒーのテイクアウトが可能。
周辺のお店
ホテルにもレストランが入っているが、隣の敷地に飲食店がいくつか入っている。
朝市で有名な「きくよ食堂 ベイエリア店」・「回転寿司 まるかつ水産」・「ジンギスカン 羊羊亭」・「麺厨房あじさい 紅店」などなど。

今回は、寿司を食おうと思って「まるかつ水産」へ。
タブレットで注文できるタイプの回転寿司。
活真イカが売り切れていたのが残念。
普通のイカは食った。

ネタのサイズは普通、値段も「回転寿司価格」よりは高めの設定かな。
函館の回転寿司と言えば「函太郎」があるが、「函太郎」に比べるとお高く付いた印象。
ただ「函太郎」は少し遠いんだよな~。

寿司がサイズ感からか?シャリか?、いまいちテンションが上がらなかったので、途中から揚げ物へ。
タコザンギは美味かった。牡蠣フライは普通。そのほかゲソ天など、色々あり。
ホテルの横で一杯やりながらつまむなら、アリかもしれない。

そのほか
ラビスタ函館ベイも含め、函館は「屋上露天風呂」のホテルが充実している。
- 「函館湯の川温泉 海と灯」は高さ12階の屋上露天風呂が最高、夜はイカ漁火ビュー、朝はサル山ビュー
- 函館「センチュリーマリーナ函館」、空に届きそうなインフィニティ露天風呂が広くて最高、朝食も超充実
- 「東急ステイ函館朝市」をもって、函館の「覚醒」は成った。インフィニティ屋上露天風呂と、朝市連動朝食
これに加えて、最近できたラビスタ函館ベイのアネックスも、屋上露天風呂あり。
自分が行った中でどれが良かったか?という点では、センチュリーマリーナが「設備が新しい・露天風呂に眺望あり」などの理由で、一番良かったかな。
ほい。
そんな感じ。