エースが軽量スーツケース「アーキライトZ」を発売、過去最軽量の1.6kgに到達

アーキライトZ(1.6kg)

プロテカ・ace.・ultimaTOKYOなどを擁する鞄メーカーのエース。
そのエースから、過去最軽量のスーツケース「アーキライトZ」が発売開始。

公式サイトはこちら。
ace. TOKYO LABEL「アーキライトZ」

ace. TOKYO LABEL「アーキライトZ」

機内持込み・2~3泊用スーツケースとして、1.6kg。
エースが過去にプロテカ・ブランドで発売した「エアロフレックス ライト」が1.7kgだったので、それよりも0.1kgの軽量化を果たしている。
※なお現在「エアロフレックス ライト」に代わって改良版「エアロフレックスDX」が販売されており、そちらは2kg。

今回発売となった「アーキライトZ」は、独自開発の新素材「クロスファイバー」を採用。
これはPP織布を「独自配合の樹脂フィルム」で挟んで積層したもの。
先述の「エアロフレックス」で使っていた素材「ウルトラストリング」(グラスファイバー+PP織布)とは別モノのようだ。

新素材クロスファイバー

軽量スーツケースというと、サムソナイトのCurv素材が有名。
ただ代表作の「シーライト」(旧コスモライト)は単純な軽量化競争から降りて「エキスパンダブル機能」を搭載したり、「100%再生PETボトル素材」を採用するなどしており、現在は2kg台。
自分が知っている範囲だと、過去の「最も軽いコスモライト」で1.7kgだった気がする。たぶん。

ちなみに、高級ブランド「リモワ」の軽量シリーズ「サルサエアー」については、30ℓ台の型で2.1kg。

そういう意味では「1.6kg」というのは、かなり軽いですね。

過去の製品と比べると、以下のようなスペック。

商品名高さ奥行き重量容量
ace.
アーキライトZ
(2022年発売)
53cm36m23cm1.6kg34ℓ
プロテカ
エアロフレックス DX
(2021年発売)
55cm35cm24cm2kg33ℓ
プロテカ
エアロフレックス ライト
(2018年発売)
55cm36cm24cm1.7kg37ℓ
参考:サムソナイト
シーライト(旧コスモライト)
※エキスパンダブル
55cm40cm20cm
※23 cm
2.1kg36ℓ
※42ℓ

アーキライトZは、エアロフレックスより少し小さく、その分だけ容量も少ない。

一方、価格は「アーキライトZ」が安くなってますね。
同じ30リットル台の製品で、アーキライトZは定価4.9万円、エアロフレックスは6.2万円、エアロフレックスDXは7.9万円。

個人的には「エアロフレックス」が欲しかったんだけど、高くて手が届かなかったので、「アーキライトZ」を狙っていきたいですね~。
ちょっと安くなるのは待ちたいところですが。

なお、エースのスーツケースは「プロテカ」ブランドであれば、3年保証の「プレミアムケア」(理由を問わず修理無償)がつく。
「アーキライトZ」はace.ブランドなので、プレミアムケアの対象外となる。

ほい。

そんな感じ。

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tonogata
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