プロテカ史上最軽量1.7kgのスーツケース「エアロフレックス ライト」が登場

国産スーツケースの代表的なブランド「プロテカ」。
そのプロテカから、超軽量のスーツケース「エアロフレックス ライト」が登場した。

公式サイトはコチラ。
プロテカ エアロフレックス ライト

ニュースリリースはコチラ。
https://www.ace.jp/news/pdf/1808_1_proteca.pdf

ちょっと驚いたのは、その軽さ。
「エアロフレックス ライト」は、1.7kg(37リットル)である。

この1.7kgは、業界最高峰の軽さを誇るサムソナイト「Curv」素材系スーツケース「コスモライト」などと同じ。
軽いスーツケースのサムソナイト「コスモライト」は1.7kgへ – やじり鳥

プロテカ(エース株式会社)というと、基本的に2kgは越えてくるイメージだったので、今回の「エアロフレックス ライト」はサプライズだな、と。

ちなみに、数日程度の旅行でよく使われる30リットル台(高さ50cm程度)のスーツケースの重さは、2~3kgであることが多い。
簡単に言うと、安いスーツケースは3kgに近く、高いスーツケースは2kg付近というイメージ。

2kgを下回るスーツケースは、それほど多くない。
サムソナイトのコスモライト(1.7kg)や、リモワのサルサエア(1.9kg)くらいか?

遂にプロテカも、その2kgの壁を越えた。

スーツケースが「軽さ」は、空港・駅などでの階段での持ち運びが楽になるだけでなく、航空会社の重量制限にひっかかりにくくなるために重要なファクター。
1kg軽くなるだけで、結構違いがあると思う。

さて。

そんな「エアロフレックス ライト」だが、軽さの要因は素材にある。
新素材「ウルトラストリング」という、ポリプロピレン織布にグラスファイバーを積層した素材を使って軽さと強靱さを両立させた形。

新素材「ウルトラストリング」とは?
PP(ポリプロピレン)繊維・グラスファイバー複合の全く新しい素材、それが「ウルトラストリング」です。
軽量・高強度のPP織布にグラスファイバーを積層し圧着・成形することで、従来の素材よりも強固さと強靭性の向上に成功しました。この新素材の登場により、旅の移動が大きく変わります。

ちなみにサムソナイトの独自素材「Curv」もまた、ポリプロピレン織布で軽さを実現している。
ポリプロピレンの繊維を織ってシート状にし、スーツケースの外装を成形している形。

このPP織布自体にメーカー毎の工夫があると思われるが、サムソナイト「Curv」の場合は「復元力」にフォーカスしている。
もしスーツケースが凹んでも、元の形状に戻るという感じ。

プロテカ「ウルトラストリング」の場合、PP織布にグラスファイバーを織り交ぜて、「強固さと強靭性の向上」を実現。
「Curv」とはちょっと方向性が異なる。

サイズ・容量についても、なかなかいい感じ。
ライバル?のコスモライトより少しだけ薄く、容量が少しだけ多い。

ブランド 商品名 H W D kg 容量(L)
プロテカ エアロフレックス ライト 55 36 24 1.7 37
サムソナイト コスモライト スピナー 55 55 40 20 1.7 36
リモワ サルサエアー 55 55 40 20 1.9 33

※サムソナイトは旧世代の重いヤツが結構出回っているが、最新版だと↑のスペック

あと一歩、厚さが24cmでなく23cmなら、ジェットスターなどのLCCでも使えたんだけど。。。
惜しい。

LCCや100席未満の「機内持込」可能サイズ制限と、適合サイズのスーツケース一覧

正直、厚さが23cmだったら、そこそこ高い金を払ってでも買い換えを検討してたなぁ。。。

個人的に、「軽さ」でいうとすでにコスモライトを使っているので。。。
旧版(1.7kgになる前)のコスモライトだから、2.1kgだけど。

ということで、、、
プロテカの次回作に、期待しようかと思います。

そんな感じ。

「機内持込荷物」の闇は深い。ジェットスターで荷物重量オーバーの超過料金が大量発生?

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