タイ国際航空の経営破綻

コロナ影響で経営破綻したタイ国際航空の今後

タイ国際航空の経営破綻

タイ国際航空が事実上の経営破綻

タイ国際航空はコロナ影響のため、5月19日付けで事実上の経営破綻、会社更生手続きを勧めている。
タイ国際航空と言えばANAと同じスターアライアンスに所属。
タイに旅行する場合には割と選択肢に入っていたことから、なかなか気になるニュースになっていました。

国営企業だったタイ国際航空だが、国の持ち分を50%以下に下げて民間企業化
再建のネックになっていた労組も解散し、今後大幅なリストラなどが計画されている。

倒産・解散したワケではないので、今後も事業は継続する。
タイ国際航空から5月20日時点ででているリリースによると、以下の通り。

タイ国際航空の再生プランは、弊社が、解散、清算、または倒産するということを意味するものではありません。むしろ旅客、貨物運送を含む通常の業務を遂行することができる一方で、この法律は、すべてのステークホルダーに公正な保護を規定し、弊社が効率的、かつ着実に、再生プランの達成を実現できることを意味します。
タイ国際航空は、新型コロナウィルス感染拡大に収束が見えましたら、運航を再開させていただく予定です。

業務の継続と法的手続きによる再生プランについて
タイ国際航空の経営破綻

5月14日時点の情報では、現在コロナ影響で運行停止している国際線も7月1日から再開するとのこと。

現時点では「破産状態なので、フライトキャンセルの払い戻しができない」という問題も発生しているようだが、今後6ヶ月以内に対応するという情報も展開されている。
タイ国際航空、破産のため現時点で払い戻し不可、6ヶ月以内に対応へ

※2020/06/14追記
7月1日から再開予定だったタイ国際航空のタイ-日本路線について、7月31日までは運行休止が決まった。

なぜ経営破綻したのか

タイ国際航空が経営破綻したのは、最終的なきっかけとしてはコロナ影響にようるものではあるが、結局「過去3年間赤字だった」「配当も過去7年間ずっとゼロだった」とか、もともと経営がキツかったという状況があるようですね。

タイ国際航空が赤字体質に落ちていった経緯は、下記の記事が分かりやすかったので、それを読むのが一番良いかと思います。
タイ国際航空破綻!!日航と同様の更生手続きへ(Traveler’s Supportasia)

曰く、タイ・エアアジアなどLCC勢の隆盛におされ、長距離乗り継ぎ需要はネットワークが豊富なエミレーツ・トルコ航空に奪われ、、、という。

そういやLCCと言えば、日本のLCCもタイに進出し始めてますね。
ANA系LCCのPeachは沖縄-バンコクを就航済みで、今度は東京からバンコクもとか息巻いているし、JAL系LCCのZIPAIRもコロナ影響がなければ5月にバンコク就航予定だった。

ZIPAIRについては、とりあえず旅客便をいったん置いといて、貨物便として6月にバンコク就航をスタートすることにしたようです。
『ZIPAIR』、6月3日より貨物便として就航

そう考えると、コロナ抜きにしても、タイ国際航空の状況はなかなか厳しいなと思った次第。

ほい。
そんな感じ。