スターアライアンス共通のクレジットカード計画
日本だとANAも加盟している、世界最大の航空連合「スターアライアンス」。

そのスターアライアンスCEO Jeffrey Goh氏のインタビューから、いくつか興味深い話がでてきている。
まずは以下の記事。
スターアライアンスが加盟26社共通でポイントを使えるクレジットカードを計画しているとのこと。
Star Alliance Plans Credit Card For Redeeming Points Across 26 Airlines
ポイントは、以下の通り。
- スターアライアンス共通のクレジットカードを今年の終わりに提供開始予定
- 通常のクレジットカードと同じように使えて、ポイントが貯まる
- 貯まったポイントは、スタアラ加盟26社のロイヤリティ・プログラムで利用可能
Jeffrey Goh氏へのインタビューによれば、特にこのコロナ禍において、マイルを提携会社に販売して収益を上げられるロイヤリティ・プログラムやクレジットカードは、各航空会社にとって神聖な領域ではある。ただし、「(より顧客との結びつきを深めていくため)成熟していく、余地はある」。
航空会社をまたいだ提携クレジットカード、しかも26社となると、もちろん初の試みとなる。
提携する金融機関など詳細については、明かされていない。
ホントに実現したら、なかなかスゴいですけどね。。。
なお、スターアライアンスの加盟会社(26社)については、以下の通り。

- ユナイテッド航空
- ルフトハンザドイツ航空
- エア・カナダ
- スカンジナビア航空
- タイ国際航空
- ニュージーランド航空
- 全日本空輸
- シンガポール航空
- オーストリア航空
- アシアナ航空
- LOTポーランド航空
- クロアチア航空
- TAP ポルトガル航空
- 南アフリカ航空
- スイス インターナショナル エアラインズ
- 中国国際航空
- ターキッシュ エアラインズ
- エジプト航空
- ブリュッセル航空
- エーゲ航空
- エチオピア航空
- アビアンカ航空
- コパ航空
- 深圳航空2
- エバー航空
- エア・インディア
欧州鉄道会社の加盟計画
同じくJeffrey Goh氏へのインタビューによると、スターアライアンスに初めて航空会社以外の会社が加盟する計画があるとのこと。
以下の記事を参照。
Star Alliance Adding Intermodal (Non-Airline) Member
上記記事からリンクされている、情報元の記事(ドイツ語)はこちら。
Neuer Star-Alliance-Partner wird keine Airline sein
DeepLの力を借りてチェックしてみたが、おおよそのポイントは以下。
- スターアライアンスが初めて非航空会社を受け入れる予定
- ネットワークをさらに改善するために、インターモーダルな提携に取り組んでいる
- つまり、異なる交通手段を乗り継いで移動できるようにする
- 初めての(非航空会社である)インターモーダル・パートナーは、欧州の会社になる
- 「それは鉄道会社か?」との問いに、Jeffrey Goh氏は明確な否定はしなかった
ということで、「欧州の鉄道会社」という線が噂されている感じですね。
その提携会社についても、近々発表されるようです。
提携内容は、まだ不明。
予約がスムーズになるのか?
ロイヤリティ・プログラムによる優遇が得られるようになるのか?
ひょっとしてバゲージ・スルーが可能になるのか?
・・・。
分かりま千円。
亀は万円。
ほい。
そんな感じ。