Philips Hueのフルカラー電球のメリット
スマート電球の「Philips Hue」を買って運用しているが、これ、思ったより良かった。
買ったのはフルカラー調光機能付きの電球と、ネット連携用のブリッジ。
Philips Hue(フィリップスヒュー) スマート電球LED フルカラースターターセット

もともとAlexaで音声コントロールできる、別メーカーのスマート電球を使っていた。
しかし今回買ったのは「フルカラー調光機能付き」という点が異なる。
色や照度を、音声コントロールやアプリ操作で、ガンガン変更できるのだ。

購入前は「フルカラーと言っても、結局使わない可能性あるな」と思っていたが、買ってみると意外、色を指定できるのは、かなり便利だ。
在宅ワークが増えてきた昨今、仕事中など眠気を吹き飛ばしたい時は、照明を白い光にする。
会社にある蛍光灯のように、シャキッとした「白」。
一方、普段は普通の電球色にする。生活感のある、落ち着いた色合い。
リラックスしたい時は水中のように青くして、眠りにつく前には夕陽のように赤くする。
これ、結構、効果ある。
もっと便利なのは明るさの調整で、照度を50%にしたり、10%にしたり、自由自在。
特に、昼休みで休憩したいときは30%、寝る前はいったん10%にするなど、よく使っている。
光を自由にコントロールできるのがこんなに便利だとは、購入前には想像していなかった。
Alexaによる音声コントロール
電球の色や明るさを自由に変えられると言っても、もしアプリ操作やスイッチ操作が必要であれば、そんなに使わなかったかもしれない。
やはり、Alexaによる音声コントロールができる点が、非常に大きい。
※実際、 Philips Hueアプリでの照明コントロール機能は、一切使ってない。Alexa経由のみ。
Philips HueはAlexa対応機器で、Amazon Echoによる音声コントロールが可能。
自分が使っているのはEcho Showというディスプレイ付きのやつだが、実際にはほとんどディスプレイは使っていないので、安めのEcho dotで良かった気がしないでもない。
Echo Show 5 with Alexa

echo showを使った音声コントロールで照明の設定を変えるワケだが、自分が発話するコマンドは以下のような感じ。
- アレクサ、照明を白くして/赤くして
- アレクサ、照明を10%にして/100%にして
- アレクサ、照明をつけて/消して
特に明るさを数量的にコントロールできるのは、嬉しいですね。
ちなみに「明るさ」は、11%とか84%とか、中途半端な数字も可能。
目覚ましアプリSleepCycleとの連携
Philips HueとAlexaを連携させるだけであれば、 Hue電球とEchoがあればよい。
しかし今回は、SleepCycleアプリと連携させるために Philips Hueの「ブリッジ」も購入した。
↓写真の左側にある白い箱で、LANケーブルに接続しつつ、電球とはBluetoothやWiFiで繋がる。

SleepCycleはスマホの目覚ましアプリ。
スマホのセンサーを使ってレム睡眠とノンレム睡眠を峻別しつつ、起きやすい時間でアラームを鳴らしてくれる。
SleepCycleアプリ公式WEBサイト
※インストールすると有料機能のお試し期間がスタートするため、有料機能が不要な場合はまずサブスクリプションを解除する必要あり
例えばAM6時にアラームをセットしたとすると、5:30~6:00の間の「眠りが浅くなったタイミング」でアラームが鳴る感じ。
自分は昔、ちょっと寝坊気味だったのが、このアプリで一切寝坊がなくなった。
他にも、寝言の自動録音機能や、眠りの質の数値化/グラフ化など、便利な機能が揃っている。
さて、そんなSleepCycleだが、Philips Hue連携が可能。
※有料機能であり、かつ、Hueブリッジが必要(Hue電球だけではダメ)

連携機能の概要は、以下の通り。
- 寝る前に目覚ましをセットすると、自動で照明をオフにしてくれる
- 朝、目覚ましのタイミングで、照明をオンにしてくれる
- それぞれ、明るさのフェードイン/フェードアウトが可能
寝る前も、起きる時も、自動で照明をコントロールできるので便利。
音声による家電操作は、テレビとかエアコンでも使っている。
しかし結局、音声操作で一番使用頻度が高いのは、照明なんだな、と。
なかなか、いい感じです。
ほい。
そんな感じ。