無料宿泊の必要ポイント数上限を引き上げ
マリオットが無料宿泊の必要ポイント数を引き上げたようです。
1年前は上限10万ポイントだったが、この3月の変動で上限15万ポイント/泊へ。
一部のホテルでは20万ポイント/泊を超える。
参考サイトは以下。
- Marriott Now Charges Up To 150,000 Points Per Night For Award Stays
- Ouch: Marriott Bonvoy now pricing hotels at up to 150,000 points per night
現在までの経緯は以下。
- 2022年3月に固定レートからダイナミック・プライシングに移行
- この時点では固定レートの上限10万ポイントが維持されていた
- その後、一部のホテルでは上限が12万ポイント/泊に
- 2023年3月、上限が15万ポイント/泊へ
マリオットは固定レート時代から、毎年3月に必要ポイント数の改定(カテゴリ変更)を実施していた。
2022年3月にダイナミック・プライシング(現金連動)に移行したので、「カテゴリ変更」というイベントはなくなったが、「2023年3月に入ってから、ポイント数の上限が変わってた」という形。
過去からの経緯については、以下を参照。
なお、今回のニュースは「上限値が上がった」ということで、現金での宿泊料金が高くなるような繁忙期の日程について、必要ポイント数が増えたということになる。
繁忙期でない、平均的な日程では今までと変わらないポイント数で泊まれる可能性はあり。
必要ポイント数の上限サンプル
国内では、大阪で最大12.6万ポイントのホテルが散見された。
前回コメントをいただいたところによると、国内では昔から「大阪が高く、東京が安い」ということで、大阪の必要ポイント数が高い。

例えば以下はTHE MITSUI KYOTOの2023年4月の必要ポイント数。
日程により、9.2万~12.6万ポイントとなっている。
※別月の最安では8.8万ポイント程度

以下はモルディブのホテルで、上限が最大15万ポイント/泊となっている。
なんか画像がバグっちゃった。

以下はTPGが挙げていたプエルトリコのリッツカールトンの事例で、最大25.4万ポイント/泊。

参考まで、固定レート時代の必要ポイント数は以下。
※2022年3月で終了
カテゴリ | オフピーク | スタンダード | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 5,000 pt | 7,500 pt | 10,000 pt |
2 | 10,000 pt | 12,500 pt | 15,000 pt |
3 | 15,000 pt | 17,500 pt | 20,000 pt |
4 | 20,000 pt | 25,000 pt | 30,000 pt |
5 | 30,000 pt | 35,000 pt | 40,000 pt |
6 | 40,000 pt | 50,000 pt | 60,000 pt |
7 | 50,000 pt | 60,000 pt | 70,000 pt |
8 | 70,000 pt | 85,000 pt | 100,000 pt |
ほい。
そんな感じ。