リッツカールトンのクルーズ船「ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション」が就航

ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション

リッツカールトンがクルーズ船をはじめた。
その名も「ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション」。
THE RITZ-CARLTON YACHT COLLECTION (英語のみ)

ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション
ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション

代理店経由なら、日本語WEBサイトから予約できる。
日本に就航しているわけではなく、欧州路線が中心。
iCruise ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション

ホテル会社がクルーズ事業に進出するのは初めて。
船内ではリッツカールトンのサービスが提供される。

クルーズの特徴は以下。

  • 専用に開発された定員298名の小型クルーズ船「Evrima」(エブリマ)を使用
  • 客とスタッフの比率は1:1で、パーソナルコンシェルジュあり
  • 客室は全てオーシャンビューで、パーソナル・テラス付き
  • 飲食・WiFi・チップ代などを含むオールインクルーシブ

価格は変動制だが、最安で50万円から。
だいたい70万円以上はするようです。

以下は安めのアドリア海クルーズ、5泊で54万円。

アドリア海(ベニス~ドブロブニク)

以下は7泊のエーゲ海クルーズで、約70万円。

エーゲ海 (アテネ発着)

客室タイプはいろいろあり。

客室タイプ

マリオットBonvoyとの関係

リッツカールトンのクルーズということで、マリオットのロイヤリティ・プログラム「Bonvoy」との関係が気になるところだが、基本的にはBonvoyの管轄外ということになりそう。

つまり、「ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション」でBonvoyポイントを獲得・利用したり、ステータスの恩恵を受けることはできない。
Bonvoyについては、基本的に宿泊に関するプログラムになっているため。

Bonvoyの直接的な「参加施設」にはクルーズ船は含まれないが、パートナーとして「クルーズ」自体は規約に存在している。
ハーツ・レンタカーなんかと同じ意味合いで、ということですが。

2.10.a. クルーズ: 会員は当社のクルーズパートナーを通じてクルーズを予約した場合にポイントを獲得できます。クルーズプログラムに関する詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.marriott.co.jp/loyalty/terms/default.mi

上記のようにクルーズでポイント獲得したり、またポイントでのクルーズも可能なんだが、これは米国会員のみの制度となる。
Cruise with Points」という、World Travel Holdingsの運用するサービスを使ったポイント獲得・利用ですね。

Cruise with Points enables Marriott Bonvoy™ members residing in the US and booking reservations using a US billing address to earn and redeem points for cruises offered by its travel partner. Cruise with Points is administered and managed by World Travel Holdings, Inc., on behalf of Marriott International Inc. and the Marriott Bonvoy loyalty program (“Marriott”).

https://cruise-with-points.marriott.com/promotion/cruise-deals.do#

日本人には関係ない話となるが、上記で「ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション」を予約すると、1ドルにつき3ポイントが獲得できる模様。

Cruise with Points

ほい。

そんな感じ。

この記事を書いた人 Wrote this article

tonogata
TOP