東急カード「クレカつみたて」
東急カードとSBI証券が、クレジットカードによる投資信託積立で東急ポイントを還元する「クレカつみたて」を、2022年4月に開始予定。
ポイント還元率は最大3%と、クレカ積立系では過去最高。
ただし還元率は「サービス利用状況条件」によって異なり、3%をとるのは結構ハードルは高そう。
ニュースリリースはこちら。
SBI証券と東急カードによる「クレカつみたて」提供のお知らせ

クレカによる積立は5万円/月まで。
対象は投資信託(SBI証券の取り扱い銘柄の全て)。
預かり区分は「特定」や「NISA」など、特段の制限はナシ。
ポイント還元率は通常0.25%。
一般カードで+0.25%、ゴールドカードの場合は+0.75%。
そのため、一般カードでもミニマム0.5%還元。
あとは、東急のサービス利用状況によって加算されていき、最大3%となる。
ただし現時点では一部の条件のみ公開されており、残りは今後公開予定。
利用条件 | 加算率 |
---|---|
通常ポイント | 0.25%固定 |
TOKYU CARDによる積立 | +0.25% |
ゴールドカードによる積立 | +0.75% |
TOKYU ROYAL CLUB | +0.25%~ |
その他、今後公開予定 | ??? |
「クレカつみたて」対象のクレカは東急カードとなるが、基本は年会費がかかる。
年会費無料のカードがないのは、ちょっと残念。
カード | 年会費 | ポイント還元 |
---|---|---|
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1,100円 | 0.5% |
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド | 6,600円 | 1% |
今後明らかになる「クレカつみたて」のポイント還元率の条件次第だが、還元率が1%を超えるようであれば、年会費1100円の一般カードで参戦するのも悪くないかな、とは思います。
その他、本件はSBI証券の「投信マイレージ」対象となる。
投資信託の保有金額に対して、年率0.1~0.25%の東急ポイントがもらえる形。
ちなみに「クレカつみたて」や「投信マイレージ」でもらえる東急ポイントは、ANAマイルに1ポイント→0.75マイルで交換できる。
コメントで教えていただいてますが、ANAマイルに高レートで交換できる「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」はクレカ積立対象外だったり、「TOKYU CARD ClubQ」(JMB機能なし)は募集停止しているので、実質的にクレカ積立でのANAマイル交換はできない。
https://www.topcard.co.jp/point/use/other_point/index.html
東急カードはJMB機能付きだったりするが、JALについては1:0.5の交換レートとなる。
TOKYU ROYAL CLUBとの関係
東急グループのロイヤリティ・プログラム「TOKYU ROYAL CLUB」は、東急サービスの利用度合いでステータスが決まる。
TOKYU ROYAL CLUB
そのステータス加算条件に、本件「クレカつみたて」が追加される。

もっとも低いランクの「シルバー」に必要なのは、3カウント(東急系サービスを3つ)。
例えば、以下の3つで「シルバー」に到達する。
- クレカつみたて
- 東急カードのPASMOオートチャージサービス/東急線の定期券購入
- 東急ガス or 東急でんき
「シルバー」の場合、「クレカつみたて」の還元率が+0.25%となる。
ステージをあげれば、もっと還元率を上げられるだろうけど、東急サービス利用が条件なので、関係ないエリアに住んでいると結構ハードルが高いんだな。
逆に東急沿線の人は、この「TOKYU ROYAL CLUB」で「クレカつみたて」の還元率アップを目指せる感じですね。
なお「TOKYU ROYAL CLUB」のステージを上げていくと、東急ホテルズでの宿泊系特典もある。
ほい。
そんな感じ。