女物の服が欲しくなった理由
衣服の整理をしたら、今年の夏に買ったユニクロ「エアリズムUVカットメッシュパーカ」が出てきた。
当方が生まれて初めて買った、女物の服である。
そして、「もう二度と女物の服は買わん」と思ったアイテムでもある。
なぜなのか。
事の始まりは、今年の夏。
当方は「通気性」と「UVカット機能」を備える、安いパーカーを探していた。
「安い」と言えば、ユニクロ。
そして独自の調査で導き出した最強アイテムは、ずばり 「エアリズムUVカットメッシュパーカ」 。
ユニクロのパーカ | 紫外線対策 | 通気性 | 備考 |
---|---|---|---|
ドライEXフルジップパーカ | なし | ◎ | 涼しいが紫外線対策ナシ |
エアリズムUVカットメッシュパーカ | UPF40 | ○ | 女版のみ(男版ナシ) |
ドライEXUVカットフルジップパーカ | UPF40 | △ | 生地が分厚い |
「エアリズムUVカットメッシュパーカ」 は、エアリズムのメッシュ生地で通気性と冷涼感を確保しつつ、日焼け対策においては「UPF40」というスペック。
これは、間違いない。
涼しくて、日焼け防止もできるヤツ。
しかし 「エアリズムUVカットメッシュパーカ」 には1つ問題があった。
女性版のみで、メンズ版は売っていないのだ。
店員さんに確認してみたが、確かにこのアイテムは「Womenのみ」の展開・・・。

・・・。
なんでやねん!
しかし、こんなことでは挫けない。
「サイズさえ合えば、問題はないハズ」。
男物と女物では、サイズが違う。
そこで、普段着ているメンズ版サイズより2サイズほど上のサイズで、女性版の 「エアリズムUVカットメッシュパーカ」 を購入したのであった。
結果、サイズ感は問題なかった。
また生地の通気性については、「ドライEXフルジップパーカ」ほどではないが、 「エアリズムUVカットメッシュパーカ」 もそこそこの透け感があり、通気性は十分確保できていることが確認できた。

しかし・・・
女物の服が男に合わない理由
実際に着用して日常を過ごしてみると、試着では気づけなかった問題点が、いくつかでてきた。
まず、「不要に大きいサムホールが邪魔すぎる」。
サムホールとは、親指を通すための袖口の穴。
手の甲の日焼けを防ぐための機構である。
ユニクロ公式ページの説明によると、「手の甲まで日焼け対策ができる、サムホールをプラス」。

下の画像は、左が女性版パーカ(サムホールあり)、右が男性版パーカ(サムホールなし)。

女性版パーカのサムホールが、デカすぎる。
まるでサムホールを日常的に使うかのような位置と大きさ。
これを使わない場合、単純に「変なとこに穴があいた服」と化し、着用中も「なんか気になって邪魔」。
マジで、「なんか気になる」んですよ。
また、男物の方は袖口も緩く着れるが、女物の方はサムホールのためか袖口がキュッと締まるような生地になっており、手首が締め付けられる感じもツラい。
女性の場合は「手の甲まで日焼けが防げて便利」ということなんだろうが、男性の場合はそもそも「手の甲の日焼け」という概念がないと思うので、そこら辺が落とし穴なんだな。
日焼け防止はしたいけど、「手の甲」って。。。
アウトドア用の服であれば「木の枝から保護するため」とかの理由でサムホール付きの服も着たりするんだが、日常の服でこのサムホールはなぁ。。。
次の問題店は、「フードが小さすぎる」こと。
女性版であることを考慮して「2サイズ上」を買ったので、身体全体の着用感は問題ない。
しかし「フード」が落とし穴だった。
女物の服のフードは、小さいのである。
↓画像は、左が女物パーカのフード(2サイズ上)と、右が男物パーカのフード(2サイズ下)。

女物の服のフードは小さい。
2サイズ下の男物版に比べても、小さい。
フードを被ると、頭がキュッとなって、顔の真ん中だけ露出する感じになってしまう。
当方だけかもしれんが、男はそんなに小顔じゃないよね。。。っていう。
パーカーのフードを使うシーンは多くないが、個人的には「あるには、ある」。
なので、このフードの窮屈さは、ちょっと厳しかったんだな。。。
ということで・・・
「初めて買った女物の服」は、失敗に終わったのでありました。
多分もう、二度と買わんと思う。
ほい。
そんな感じ。