ぶらり金沢旅行、良かったところ(兼六園「おともたび」・あぶら屋「金沢油そば」・レトロな「喫茶チャルダ」・「松の湯」のサウナ)

兼六園「おともたび」

金沢に、やってまいりました。
金沢駅は、見事な鼓門。

金沢駅 鼓門

金沢駅から兼六園に向かう。
バスに乗ろうと思ったが長蛇の列。
歩いて行くことにした。徒歩30分の距離。

金沢駅通りを歩くと、歩道と並走する用水があった。
辰巳用水から分水した流れで、金沢駅の噴水にも使われているらしい。
辰巳用水の水は、兼六園でも利用されている。

金沢駅 辰巳用水の分水

以前金沢に来た際には気がつかなかったが、金沢は用水が多い。
その後も街を歩いていると、たまに用水に出会った。

兼六園については、やっぱりいいですね。
値段もお手頃(320円)で、散歩気分。

兼六園 翠滝

兼六園は以前も来たことがあるが、今回は初めて音声ガイドを使ってみた。
GPS連動の無料音声ガイド「おともたび」。これが非常に良かった。
兼六園 GPS音声ガイドサービス

  • 無料で使える
  • ブラウザ版なのでお手軽(アプリのインストール不要)
  • GPS連動で地図がみれる、スポットに近寄ると自動で音声ガイドが流れる
  • イラストなどを使った解説も分かりやすい

兼六園 おともたび

ブラウザで、GPS連動の地図を開く。
スポットに近づくと、自動で音声ガイダンスがスタートするのが良い。
電子コンパス非対応で方角が分かりにくいのは、ちょい難点。

音声ガイドに加えて、イラストや写真と文章でのコンテンツもある。
日本最古の噴水の仕組みがイラスト解説されてたり、言われないと気付かなかった日本武尊像の「三すくみ」が図示されてたりして、大変重宝した。

これは静岡の会社が運営している。
採用してる観光地は、静岡が多い模様。
おともたび

自分は観光地の音声ガイドを有料・無料問わず結構使うタイプだが、このサービスは便利だった。
他の観光地でも、増えるといいな。

あぶら屋「金沢 油そば」

油そばが好きだ。
旅行先でも油そばの店を探して行ったりする。
今回の金沢で食った油そばは、「あぶら屋」。

かなり変わった油そばだが、最高に美味かった。
聞けば昔の金沢にあった名店の味を、見よう見まねで再現した油そばとのこと。
オリジナルの店には行ったことがないが、なんにしても美味い。

お店は近江町市場から近いが、少し裏通りの分かりにくい位置にある。
ビルの地下にある食堂街へ。
あぶら屋 地図

金沢 油そば あぶら屋 入口

地下に降りると、ありました。
あぶら屋。

金沢 油そば あぶら屋 外観

油そばのメニューは2系統。
「特製油そば」と「金沢油そば」。
今回は、「金沢油そば」(900円)をオーダーした。

金沢 油そば あぶら屋 メニュー

店内は、カウンター席と小上がりのテーブル。
券売機があり、まずはそちらで発券する流れ。

着丼した、油そば。
見た目からして、普通と違う。

金沢 油そば あぶら屋 「金沢油そば」

にんじん、わかめ。
油そばでは、初めて見た。

そして、細麺。
これまた珍しい。

まずは、よくかき混ぜる。

金沢 油そば あぶら屋 「金沢油そば」2

食ってみると、チョイ辛の濃厚なタレが、細麺に絡む、絡む。
極細ニンジンは柔らかく、微かに食感の変化を生む。
ニンジンの混じった麺をちゅるちゅると啜って、うまい、うまい。

そこにニュルッとわかめがコンニチハ。
わかめがまた、タレを巻き込んで味増しブースト。
びっくりしちゃう。わかめ、油そばに馴染んでんじゃん(笑)

最後に、卓上にあった生の玉ねぎを投入。
これがまた、良い。

金沢 油そば あぶら屋 「金沢油そば」 玉ねぎ投入

一気に玉ねぎの香りにつつまれ、爽やかな油そばに変貌した。
最高です。

食い終わってから店主にきいてみたところ、昔こういう油そばを出す名店が金沢にあったそうで。
その店主から教わったわけでもないが、好きだったので味を思い出しながら再現してるんだとか。

いやー、参った。
個人的には、特大ホームランの味だった。
次に金沢にくることがあれば、また食いたいと思います。

レトロな純喫茶「喫茶チャルダ」

兼六園を歩き、油そばを食ったあと、喫茶店で休むことにした。
近江町市場の裏通りにあるレトロな喫茶「チャルダ」。
喫茶チャルダ(食べログ)

喫茶チャルダ 外観

店に入ってみると、レトロで良い雰囲気の喫茶だった。
こんな観光地の真ん中みたいなところに、あるんだな、このレトロ感・・・。

「チャルダ深煎りブレンド」(600円)。
美味いコーヒーだった。

喫茶チャルダ チャルダコーヒー

レンガ風の渋い内装。
遺構的な電話ボックスの中に飾られた花。
曇りガラスの棚に並ぶガラクタ。

トイレはキレイだが・・・
いかんせん、作りの古さが隠しきれない配管系統。
水回りの作りに、昭和の感じがする。

流れてる音楽は、ずっとカーペンターズ。
なんで?(笑)

かなり居心地のよい喫茶だった。
ネックとしては、店の奥の方は携帯の電波が弱い。
ギリ入らないかも。

自分は休憩がてら本を読んでいたので、特に問題なかったけど。
よいお店だった。

リノベ「松の湯」のサウナ

喫茶で休憩したあとは、銭湯で1日も終了であります。
用水沿いを歩いて、ググって見つけた銭湯「松の湯」へ。
松の湯

松の湯への道

こちらの「松の湯」。
一度廃業した銭湯を、リノベしてオープンしたらしい。
井戸水を沸かす昔ながらの銭湯「松の湯」が復活

金沢 松の湯 外観

店に入り、券売機でチケットを買う。

銭湯は490円。
サウナは別料金で360円(タオルセット付き)。
合計850円也。

サウナ利用者にはリストバンドが渡される。
サウナの別料金を払ったかを、そのリストバンドで区別するらしい。

入ってみると、リノベしただけあってキレイな内装だった。
内風呂には、富士山のタイル絵。

金沢 松の湯 内湯

内湯は地元のシニアを中心に、結構人がいた。
しかしサウナは別料金だからか、スカスカだった。
まだ時間帯が早かったのもあり、ほぼ独り占めである。

金沢 松の湯 サウナ

しかしこのサウナ、かなり本格的。
そこそこ広く、8人は入れそう。
ビート板あり。

サウナはセルフロウリュありの110度、アツアツ。
深めの水風呂は、15度くらいか。

サウナの横に水風呂、水風呂の横に窓開放型の半屋外スペース。
この休憩処が、また良かった。

僅かに風が入る程度で、寒すぎず、気持ち良し。
サウナ利用者しか入れないので、4つある椅子もスカスカだった。

いやー、これはナイスなサウナですね。
まだ設備が新しくてピカピカだし。

唯一、水飲み場が見つからず焦った。
よくみたら、脱衣所の洗面台に「飲めます」と貼り紙あり。

あと、サウナ利用者向けのリストバンド。
これがサウナでアツアツになって、大変だった。
プラスチックの板が肌から離れた状態で熱くなり、たまに肌に当たって「アツっ」ていう。
あれには、参った。

しかしトータルでは、信じられないくらい安いし、よいサウナだったな。
これで850円て。

また再訪したい。

ほい。

そんな感じ。


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