リッツカールトン大阪「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」のパンとケーキ、美味かった順ランキング

ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ(大阪)

ホテル「リッツカールトン大阪」に滞在中、何度か「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」で昼飯を調達した。
リッツカールトン大阪の中に入っている、スイーツ・パン・ギフトのお店ですね。

ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ 外観

公式サイトには「デリカテッセンや調味料、ケーキ、ペストリーアイテム等を豊富に取り揃えています」とある。

当方としては「デリカ」とか「ペストリー」とか単語の意味が逐一分からんわけだが、なんのことはない。中をのぞいてみると普通にパンが売っていたので、「お、昼飯にパンでも食うか」と思って通ってみたワケ。

ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ パン棚

とはいえ、さすが高級ホテルのパン屋。
最も安い「クロワッサン」でさえ、280円もする。
パン以外で安いのは、スコーンが1個220円ですね。

まぁ、せっかくだから色々食ってみるかと思って試してみたワケだが、とびきり美味いモノもあれば、イマイチ微妙なモノもあった。

以下、自分が食ってみて美味かった順のランキングにて。
※昼飯用途で通ったので、パンが中心

美味かった順ランキング

1位「ラムレーズン・スティック」(330円)

ラムレーズン・スティック

ラム風味のクリームを孕んだパン。
口にいれた際の、クリームの溶け方がヤバイ。
舌の上で蒸発するが如し。その、揮発性たるや!!
ラム感も相まってめっちゃ美味い。やべぇ代物だ。

後日店員さんに聞いたところでは、パンの中ではコイツが一番人気なんだとか。

2位「カスラーハム」(410円)

カスラーハム

噛みちぎるタイプの、硬くてもっちりしたパン。
薄いパン生地が層をなして巻かれており、その中にスモーキーに薫り高いハムが入ってる。
ハムと一緒に巻かれた、あまり食ったことない感じの辛口マスタード的なソースが複雑な味わい。パン・ハムと絶妙にマッチしていて美味い。

美味かったので、後日店員さんにこのパンの人気度合いをきいてみたら「はい!これ1つでお腹がいっぱいになって、良いですよね!!」と、とびっきりの笑顔で応えてくれた。
一般的には、そんなに人気がないのかも。

3位「ジャンボ・チョコレートチップ・クッキー」(380円)

ジャンボ・チョコレートチップ・クッキー

クッキー1枚で380円…。
食ってみると、なかなかの硬いクッキー。
しかしパリッと歯で割って頬張ると、口内で瞬時にとろける。
すると溶けるクッキーの中から、ジュワッと染み出すチョコチップがコンニチハ。
思ってたより、2段階くらい美味いクッキーだった。

4位「クロックムッシュ」(650円)

クロックムッシュ(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

パンの中では一番値段が高かったクロックムッシュ。
チーズとハムが挟まっている。
ハムの塩っ気と、結構な分量で散りばめられた胡椒がチーズにも作用して、これまた美味いんだなぁ。超上質な惣菜パンとしての、その完成度の高さ
思ったよりボリュームもあるし、昼食はコレ1つでもイケそうだ。

5位「チョコレート・デニッシュ」(340円)

チョコレート・デニッシュ(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

サクサク生地の中には、粘度の高い「ねっとり」チョコレート。
このチョコが、ただものではない美味さ。
口の中で急速に溶けて広がるチョコ味。
口内でゆらゆらと波打つチョコの海に、噛んで砕けたデニッシュの端材が漂う。
どこか遠くの穏やかな海を航海しているような、平穏な美味空間がここに完成したのであった。

6位「マカロン」(1000円くらい)

マカロン(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

ショーケースに並んだ色とりどりのマカロン。10色くらいあったかな。
端っこに3個ケース入りがあった。ちょうどいいや、と思って…。

当方「その3個入りのヤツください」
店員「どちらの味で3つ詰めますか?」
当方「っ…!!」(どちらの味、とは??)

自分で選ぶのか!目の前にショーケースのは、単なる見本だったか!!
こんなたくさんある色から、どうやって選べと??
衝撃。
マカロン・カルチャーは、かくも深淵なり。

当方「マカロンってなんだっけ」のレベルなので、イメージが沸かない。
「あ、その見本のと同じ色で」とお願いした。
店員さんが言うには、チョコ・ストロベリー・柚の3色だそうで。

食べてみると、シュワッととろける。その軽さ。
噛んでみると中はもっちり…そうか、これがマカロンか!!
当方はマカロンというものを知らぬが、これはきっと上位のマカロンだろうと思った。特に柚味が美味かったかな。

7位「オリーブパン」(300円)

オリーブパン(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

これは個人的な感傷から上位にもってきた。
ちょっと塩っ気があり、柔らかいオリーブの粒を噛むと、ブワッとその風味が広がる。
どこか庶民的で親しみやすい味が、なんか、すげー懐かしくて美味いんだよなぁ。
こういう感じの、安いバージョンのサンドイッチを、どっかの国でよく食ってたよなぁ、という。
どこだろう?スペインとかチュニジアとか、そっち方面かな。
このオリーブ感。。。思い出せない。

8位「リッツカールトン・チョコレートケーキ」(700円)

リッツカールトン・チョコレートケーキ(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

「リッツカールトン」というブランド名を冠した、チョコレート・ケーキ。
いわゆるシグネチャー・スイーツであろうか。

食ってみると、しっかり硬めの、しっとりケーキだった。
甘さ抑えめ、そこにオレンジ・リキュールが効いて、爽やかな印象。
ああ、こういう爽やかなケーキだったら、もっと食えるな、と。
美味いね~。
でも、「美味すぎる!」というより、落ち着いた感じの大人なスイーツでした。

9位「クリームデニッシュ(カスタード)」(490円)

クリームデニッシュ(カスタード)(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

こちらのお店ではクリーム・デニッシュも有名のようで、クリームの味も抹茶やチョコなど複数の種類がある。
今回はベーシックなカスタードを選択した。
ちなみに、サイズ感はかなり大きめ。

しっとりしたクリームは甘すぎず、口触りも超滑らか。
お上品なお味!!
デニッシュのサクフワ感もいい。

美味い。
ただ、見た目のインパクトほどの衝撃はなかったかな。

10位「パンオフリュイ」(500円くらい)

パンオフリュイ(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

熟したフルーツと木の実の香りが素敵。
しっとりしたパン。
そこに宝石が如く散りばめられた、コリコリとした木の実の食感と、果実のグニュリとした甘酸っぱさが、美味かった。
個人的には、好きなヤツです。
1口サイズで8枚くらい入ってて、ボリューム感も良い。

11位「アーモンド・クロワッサン」(490円)

アーモンド・クロワッサン(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

サクサクのクロワッサンに、時折混じるアーモンドのパリパリ食感。
中に入ったクリームも甘すぎず。
ま、普通に美味しいね、という感。
ただ普通感が強くて、このあたりになるとコストが気になり始める。

12位「ルージュなんたら」(名前忘れた)

ルージュパン(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

確か名前に「ルージュ」って入ってた。
あと「ピャ」とか「ピュ」も入ってた気がするけど、忘れちゃったな。

中にラズベリーが入ってて、甘酸っぱくて美味しい。
実際、まぁまぁ美味かったですよ。

名前と値段を忘れたけど。

13位「スコーン(レーズン)」(220円)

スコーン(レーズン)(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

小さなスコーン。レーズン入りですね。
見た目は小さいながら、手にとるとズッシリ重い。
割とボリュームあります。

外サクッ、中しっとり。
美味いですね。コーヒー・紅茶に合いそう。
でも、他と比べるとちょっと印象薄いかな。

14位「ソルティホーン」(300円)

ソルティホーン(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

塩パンです。
普通に美味いです。
でもコスパ考えると、ちょっとアレかな。。。

15位「欧風カレーパン」(490円)

欧風カレーパン(ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ)

表面にカリッとした焦げ目、噛む感触や良し。
カレーは味も匂いも本格的で、初めは甘辛く、最後に少し辛く。

ただ、「パンにカレー入れました」だけ感が、すごい。
これ、カレーパンにする必要あるかなぁ、みたいな。

温めて食ったら、もうちょい印象は違っていたかもしれない。

ほい。

リッツカールトン大阪での宿泊記については、以下を参照。

そんな感じ。

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