別府「地獄巡り」を歩いて一周し、「鬼石の湯」の露天風呂で〆る

「地獄巡り」を歩く

別府「地獄巡り」を歩いてきた。
地獄巡りは何度か観光したことがあるが、徒歩で回るのは初めて。
地獄巡り

「温泉県大分別府地獄巡りウォーキング」というルートがあったので、それをアレンジした形。
大分県のウォーキングコース

温泉県大分別府地獄巡りウォーキング

亀川駅を出発して・・・
地獄巡り+ビューポイント+地獄温泉ミュージアム+温泉+晩飯。
そして、別府大学駅に歩いて戻ってくる。

合計で約7時間の徒歩散策となった。

  1. 亀川駅(11:00出発)
  2. 龍巻地獄
  3. 血の池地獄
  4. みはらし坂(ビューポイント)
  5. 地獄温泉ミュージアム(新名所)
  6. 白池地獄
  7. 鬼山地獄
  8. かまど地獄
  9. 海地獄
  10. 鬼石坊主地獄
  11. 鬼石の湯
  12. 湯けむり展望台(ビューポイント)
  13. 別府大学駅(17:45到着)

今回は、「別府地獄めぐり 共通鑑賞券」(2200円)を活用。
旅特クーポンがあったので、最初に訪問した龍巻地獄で紙チケットを買った。
各「地獄」の入場券が束になっており、各所で入場券を切り取って使う。

それでは早速、レッツらゴー!!

亀川駅

別府から電車で、亀川駅までやってまいりました。

亀川駅

駅を出るとスグ住宅街。スタスタと、歩く。

意外と、亀川駅から歩いて地獄巡りに向かう人達がちらほらいた。

亀川駅周辺の道

最初の目的地「龍巻地獄」に向かう途中、八幡竈門神社がある。
漫画「鬼滅の刃」の聖地とされている神社らしい。
鬼滅の刃の聖地!別府「八幡竈門神社」は漫画の世界観とシンクロ?

しかしコース的には少し逸れる必要があるので、今回はスルーした。

龍巻地獄

「龍巻地獄」では、間欠泉を見物できる。
30~40分おきに吹き上がる間欠泉があり、観客席のような階段で待つ形。

龍巻地獄

周辺には住宅もあるため、お湯が空に吹き上がらないよう、石囲みで蓋がされている。
石囲みがなければ、30m上空まで吹き上がるらしい。

龍巻地獄 拡大図

一度吹き上がり始めると、結構な時間継続してお湯がでる。
実際に間近で観ると、なかなか不思議な光景だった。

間欠泉が吹き上がるまで、到着時のタイミングによっては30分ほど待つ必要がある。
待っている間に、併設されていた小さなツツジ園を散策した。
ツツジは咲いていなかったが、立派な椰子の木もあり。なかなか良かった。

血の池地獄

「血の池地獄」は、龍巻地獄の隣にある。
赤い泥が沈殿した、熱湯の池。

血の池地獄

その赤い成分を使った「血の池軟膏」が売られている。
皮膚病に効く軟膏とのことで、22gで1500円。

血の池軟膏売場

その場でググってみると、なかなか評判は良さそうだった。
ただ軟膏の赤色が色移りするので、塗った上になにか巻く必要はあるとのこと。

血の池地獄の隣には、ファミレス風のレストラン。
「血の池バーガー」や「地獄の極楽カレー」などあり。
お食事処 極楽亭(食べログ)

昼飯を食おうと思っていたが、混雑していたのでスルーして先に進む。

みはらし坂

血の池地獄を出てからは、少し坂道を登る。
少しだけ山道もあり、田畑と川を見下ろしながら気分よく歩けた。

血の池地獄周辺の道

車道に出てからは、「脳天大神」(首からの上の悩み一切)や「貴船城」(白蛇の守り神)などの観光スポットの前を通った。
今回は時間がないので、それぞれスルー。

更に歩くと、ラーメン屋「Furari」の前にある、「みはらし坂」Googleマップ)。
ガイドブック等には乗ってないが、ちょっとしたビューポイント。

みはらし坂

遠くに、湯けむりの街並みが見える。
別府らしい光景。

みはらし坂からの光景

ちなみに、湯けむり展望台も徒歩10分ほどの距離の所にある。
展望台にいけば、駐車スペースや展望台があり、そちらの方が湯けむり鑑賞に向いている。

このみはらし坂は、昔から徒歩散策の途中で通りがかることが多く、なんとなく立ち寄っている。

地獄温泉ミュージアム

海地獄など、地獄温泉が集積する一帯にある「地獄温泉ミュージアム」。
2022年12月に開業した、新しい観光スポット。

今回は、初めてこちらにも訪問してみた。
入場料は1500円、「別府地獄めぐり 共通鑑賞券」を提示すると割引で1050円。

10分間隔の時間制入場。
最初にムービーをみてから、ちょっとした体験コーナーを抜けて、展示コーナーへ。

雨が降り地面に染み込んで、温泉成分になっていく過程を学ぶことができる。
体験コーナーは「子供向け感」あり、自分はサクサクと歩いて進んだ。

後半の展示は、量は少ないが興味深いモノだった。
別府に関する、昔の観光資料の展示。

地獄温泉ミュージアム

全体的に、展示コーナーをもう少し増やしてほしかったかな。

白池地獄

白池地獄は、地獄温泉ミュージアムからスグそこ。

白池地獄

温泉の熱を使った「熱帯魚館」がある。
目玉は「アマゾンの大王魚 ピラルク」。

白池地獄 熱帯魚館

ずっと歩いてきたので、休憩がてらの魚観賞。
小さな熱帯魚館だが、なかなか良かった。

鬼山地獄

鬼山地獄には、赤鬼の像がある。

鬼山地獄

そしてワニ園がある。
鬼=ワニ、という発想らしい。

鬼山地獄 ワニ園

なんでまた?(笑)と思うが、なんだかんだで楽しめる。

かまど地獄

かまど地獄は、地獄蒸しの料理なんかを楽しめる。
名物は「温泉ピータン」・「醤油ぷりん」・「石垣まんじゅう」。

かまど地獄

昼飯を抜いて小腹が減っていたので、醤油ぷりん(400円)豚まん(280円)をいただいた。
プリンは、なかなかのお値段。ちと高いかな。

かまど地獄 醤油ぷりん 石垣まんじゅう

あわせていただいた「飲む温泉」(紙コップ代が10円)が、メチャうまかった。
ちょっと硫黄感はあるがまずくはなく、濃厚なミネラル感のある不思議な味。
なんだコレ!!って感じでサプライズのうまさだった。

かまど地獄 飲む温泉

海地獄

一番有名な、海地獄。
温泉の色がキレイなんだな。

海地獄

隣に大きな土産物館が建っている。
その2階テラスからの眺めが一番良い。
(2階には無料の展示コーナーもある)

土産物館に入っている「カフェテリア海」では、「温泉卵」(100円)「地獄のヘルシーソーダ」(280円)をいただいた。
ソーダは、大分名産のかぼす味。

地獄のヘルシーソーダ

鬼石坊主地獄

地獄巡りのしめくくりは、鬼石坊主地獄。

泥温泉がブクブクと泡立つ。
一番「地獄」っぽい光景。

鬼石坊主地獄

鬼石の湯

鬼石坊主地獄には、日帰り入浴できる温泉もある。
鬼石の湯

入浴料620円、貸しバスタオル150円、手ぬぐいは販売のみ200円。
今回は、持参したタオルを利用した。

鬼石坊主地獄 温泉

内風呂は果実湯、少し小さい。
露天風呂が、1階と2階の2つある。

2階の展望露天は、木々と湯けむりの眺め。
風が気持ち良い。

鬼石の湯 露天風呂

亀川駅を出発して、4時間ほど歩いた。
ながながと歩いた後の露天風呂は、最高だった。

湯けむり展望台

最後に、往路でも近くを通った湯けむり展望台に立ち寄った。

湯けむり展望台

iPhoneの望遠だと、これが限界かな。

湯けむり展望台からの眺め

しかし夕日に湯けむりの組み合わせは、和む光景だった。

ちなみに、冬だと寒いので注意が必要。
いつもこの展望台にくると、寒さにやられる。。。

別府大学駅

歩いて、別府大学駅にやってきた。
無人駅だが、Suicaは対応。

別府大学駅

まとめ

ということで、合計7時間。

今回のまとめは、以下。

  • 「地獄温泉ミュージアム」は前半が退屈だが、後半はなかなか良い
  • かまど地獄の「飲む温泉」は美味い
  • 鬼石坊主地獄の「鬼石の湯」は露天風呂が素晴らしい
  • 湯けむり展望台は寒さ対策に注意

途中、「亀正くるくる寿司」に並んでみたものの、待ち時間が長くて途中で離脱したり、、、
ラーメン屋でラーメンを食ったり。

温泉入浴も含め、歩いてない時間も結構長い。

とはいえ、ホテルのある別府に戻ってきたら、ヘトヘト。
宿の温泉とサウナを堪能して、眠りについたのでありました。
和風ドーミーイン「御宿野乃 別府」(大分)に泊まったら、風呂も朝メシもプレミアムだった。

ほい。

そんな感じ。

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