北陸応援割(2024年3~4月)
能登半島地震(令和6年)に対する国の支援「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージ」において、旅行需要喚起のため「北陸応援割」が実施される予定。
予約開始時期などの詳細は未確定だが、割引率50%・割引上限は2万円/泊となる模様。
公式情報(総理会見)はこちら。
令和6年能登半島地震「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージ」等についての会見
宿泊期間 | 2024年3~4月予定 (GW以前) |
予約期間 | 未定 ※2~3月に情報発信予定 |
割引率 | 50% |
割引上限 | 1泊2万円 |
対象地域 | 北陸4県 (新潟・富山・石川・福井) |
詳細はまだ不明だが、2月頃から徐々に情報発信される模様。
対象エリアを北陸4県としている理由は、被害の少ないエリアも含め多くの旅行キャンセルが発生しているためとのこと。
北陸応援割の意義についてですが、今般の能登半島地震により、北陸地方においては、通常どおりの営業が可能な地域でも、予約のキャンセルが相次いでいる。こうした宿泊施設が多数存在し、経済的な被害が生じている。こうした現状があります。聞きますと、北陸4県における1月中のキャンセル数、約17万件に上っていると聞きます。このため、まずは本年3月の、北陸新幹線金沢・敦賀間開業の機会を捉えて、2月・3月の間、重点的に正確な情報発信とともに、集中的な観光プロモーションを行い、そしてゴールデンウィークまでの3月・4月を念頭に、北陸4県を対象として、1泊2万円を上限として、補助率50パーセントで旅行代金を割り引く北陸応援割を実施することにいたしました。
令和6年能登半島地震「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージ」等についての会見
被害が大きかった能登地域については、復興状況に合わせて別途「より手厚い旅行需要喚起策」を検討するとのこと。
※最初の「北陸応援割」では同地域は対象外で、別タイミング・別施策になるんじゃないかと
能登地域については、復興状況を見ながら、より手厚い旅行需要喚起策を検討いたします。
令和6年能登半島地震「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージ」等についての会見
2次避難所の基準額を引き上げ
支援パッケージでは、2次避難所の基準額引き上げも含まれていた。
被害が少ないエリアの宿泊施設は、自治体の補助により被災者を無料で受け入れる2次避難所にもなっているが、その基準額が7000円から1万円に引き上げられるとのこと。
利用額の基準を特例的に引上げ(7,000円⇒10,000円)
自治体に申し込むことで、2次避難所を利用できる。
被災地からの避難(2次避難)(能登町の例)
応援割と並行して、2次避難への取組も拡充していくとのこと。
今の2次避難への取組、県も市町も、今、力を入れているところでありますので、参加する旅館・ホテルには、応援割の実施前も含め、2次避難に協力いただきたい。こうした呼び掛けも行いたいと思っています。
ほい。
そんな感じ。