東京の駅弁「チキン弁当」を初めて食ったら美味かった

駅弁屋 祭

1964年から続く東京の駅弁「チキン弁当」。
存在は知っていたが、食ったことがなかった。
あまり新幹線に乗らないので、食べる機会がなかったんだな。
チキン弁当 wiki

今回、東京駅の「駅弁屋 祭」で持ち帰りの夕飯を物色。
「駅弁屋 祭」は、全国の有名駅弁を取りそろえている。

東京駅 駅弁屋 祭

店頭で「チキン弁当」が大々的にディスプレイされていた。
東京の駅弁としては、人気があるんですかね。
駅弁 味の陣」(2020年)では、南関東で最も評価の高い駅弁に選出されたとのこと。

東京駅 駅弁屋 祭 チキン弁当

そのほか「チキン弁当」の具「唐揚げ」だけでも、商品化されていた。
「チキン弁当のからあげ 4個入り」(550円)。

東京駅 駅弁屋 祭 チキン弁当の唐揚げ

せっかく東京駅にきたので、「チキン弁当」(900円)を買って帰ることにした。

東京駅弁「チキン弁当」

チキン弁当の中身は、「トマト風味ライス」と「鶏唐揚げ」。
ピクルス・レモン果汁・スモークチーズが付いてる。

駅弁 チキン弁当

ライスは、想像と違った。
ケチャップで炒めたのをイメージしてたが、ちゃんと味付きで炊いてる雰囲気。
薄く味が染み込んでて、飽きずに食べられる。
これだけでも、結構うまい。

駅弁 チキン弁当 トマト風味ライス

トマト風味ライスの上には、ドライトマトが乗っている。
噛めばグニュッと、オイリーな食感。
それからグリーンピースと、ふわとろのスクランブルエッグが少々。

このスクランブルエッグ、工場では人がスプーンですくって乗せているらしい。
割と手間暇掛けて作ってるんだな、と。
みんな大好き「チキン弁当」、長く愛される“また食べたくなる”秘密

そしてメインの「唐揚げ」。
4個ほど入っている。

駅弁 チキン弁当 唐揚げ

しっとりとした衣。
骨なしフライドチキンのような様相。

食ってみると、肉が固い。
タレの下味が効いてて、噛むほどに味が染み出る。
味の濃い干し肉を食ってるような感覚。

うめぇ。
冷めてて、固くて、うめぇ(笑)

味が濃いので、素朴な感じのトマト風味ライスにピッタシ。
唐揚げの味の濃さでいうと、配分的にライスが足りないかも?と思ったが、、、

そこはピクルスで、お口直し。
そしてレモン果汁。

レモン果汁をドバドバかけると、唐揚げの濃い味に変化が。。。
めっちゃレモンが輝くな、コレ。

〆は、薫り高きスモークチーズ。
唐揚げも、レモンも、すべて洗い流して気分一新。
こりゃ、いいね。

まとめ

ライスも唐揚げも、想像してたのと違った。
「まぁチキンライスと唐揚げよね」と思ってたが、食ってみるとめちゃ美味かった。

丁寧に作られた感のある「トマト風味ライス」。
噛み応えと濃い味がクセになる「唐揚げ」。

少量ながら食感に変化を与えるドライトマトとスクランブルエッグ。
輝けるレモン果汁と、薫り高きスモークチーズ。

やっぱ歴史があるだけあって、食ってみるもんだな、と。
そう思いました。

ほい。

そんな感じ。

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