脂は爆ぜ、ルーはコクを帯び、何かが起きる。「いっぺこっぺ」(秋葉原店)のカツカレーが美味かった。

秋葉原で資金調達に勤しむ

秋葉原にやってきた。

使わなくなったスマホ(iPhone)を売りに来たんだな。

秋葉原 夜景

海外版スマホを高く買い取ってくれそうな店として、「イオシス」か「じゃんぱら」に目星をつけていた当方。
査定をみてどっちに売るか判断しようと思っていたが、1店目のイオシスで査定をきいて即断した。

当方:スッ(スマホの箱を差し出す)

店員:お、これは・・・香港版ですね?(メガネがキラッ)

当方:えぇ、まぁ。

店員:キレイにお使いいただいてますね、6.3万円でいかがでしょう。

当方:あ、そうですか。じゃ、お願いします。

・・・。

ククク・・・。

6.3万円!!

むふ。

やったね俺氏、大成功!

事実、この6.3万円はデカい。

今なら何でも買えるぞ。

早速「スーパーポテト」で100円玉に代えて、「天地を喰らう2」のノーミス・クリアを目指すか!

・・・待て待て。

そもそも、クリアしたことないのに?
当方、アクションゲームは下手の横好き。

むしろ、こういう時こそチャレンジ・ショッピング。

サンコー レアモノ ショップ」で、珍奇ガジェットでも買うか?

・・・うーん。

ガジェットはダメだ。後悔しそう。
上海問屋の案もボツだな。

ということは・・・

「いっぺこっぺ」でカツカレーを食べる

いっぺこっぺ 秋葉原店 外観

「いっぺこっぺ」(秋葉原店)にやってきた。
とんかつ有名店「檍」の、カツカレー店である。

最近、秋葉原にも店舗があることを知ったんだな。
当方、初めての「いっぺこっぺ」。

初めてなので、素直に「おすすめ」マークに従っておく。
「上ロースかつカレー」(200g) 1800円。

いっぺこっぺ メニュー

1800円ですか?
問題ないですね。

なぜなら当方、さきほど6.3万円を(以下略)

いっぺこっぺ 上ロースかつカレー

むむ。

シルキーな断面のSPFロースかつ。
カラリと揚がってますな。

いっぺこっぺ 上ロースかつ

せっかくなので、1枚だけ岩塩でカツを食ってみる。

ヒマラヤ岩塩「ナマック」である。

いっぺこっぺ 塩の説明

美味しいね。
ジュワっと溢れる脂に、塩が良く合う。

数ヶ月前に銀座の「とんかつ檍」で特ロースカツを食ったが、その時より本件の方が好印象。
自分の体調の問題かな?

いずれにせよ、今日はイケるかもしれない・・・。
早速カレーにとりかかろう。

スプーンで柔らかいカツを一口サイズに切り分け、カレールーにまぶして・・・

いっぺこっぺ カレールーとトンカツ

ごはんと一緒に、いざ勝負!!

まず、歯応えや良し。

同じカツなら「丸五」の低温で揚げたカツが好みだが、カツカレーとなると話は違う。
これくらいしっかり揚げたカツの方が、衣がサクサクしててカレーに合うね~。

うんうん、良いんじゃない?

そう思いながら噛み進めると・・・

何かが、口の中で爆ぜた。

それは、口の中でカレールーに混じりながら四散し、、、

同時に、なんとも言えぬ旨味が宇宙全体に広がった。

イメージ図

・・・脂か。

SPFロースカツの「旨い脂」が、噛んだことでジュワッと溢れ出て・・・

カレールーの油成分と融合した!!

グニュっと融合して、何か「普通のルーにはない感じ」に旨変した。

そうか、良いロースカツ(脂)をカツカレーで食うと・・・

コクが出る?
・・・ちょっと違うな。

なんだろう。
猛烈に美味い。

ビッグバンか。

何かが始まるのか?

あと一歩。
もう少しで、扉が開きそうなんだが・・・

うーん。

そうこうする間に、完食。

あとちょっとで、扉が開いたんだが。。。

たぶん、あの扉を開いたら、、、

シンクロニシティが起きる。

頭に輪っかを乗せたエンジェルがラッパを吹き鳴らし、

世界中のカツカレーが瞬時に変容して・・・

カツカレーの存在が「更なる高み」に昇華する。

分かんないけど。

いずれにせよ、至極の一杯でありました。

ほい。

そんな感じ。

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tonogata
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