航空会社による機内Wi-Fiのサブスク(United Wi-Fi・Alaska Access)

UA「United Wi-Fi subscription」

ユナイテッド航空は機内Wi-Fiのサブスクを販売している。
国内線・国際線を問わず、月額49ドル~、もしくはマイルで購入可能。

  • 49 USD/月 または 7,500 マイル
  • 539 USD/年 または 80,000 マイル

公式サイトはこちら。
United Wi-Fi subscription

United Wi-Fi subscription

通常でのWi-Fi購入は、8 USD または 800 マイル。
ただしフライト毎の価格のため、乗り継ぎの場合は別々での購入が必要。
月に7回(7区間)以上で使うなら、サブスクの方がお得になる形。
United Wi-Fi

サブスクも都度購入も、北米エリアかグローバルで価格が異なる。
上記は北米エリアで、安い方の金額。

UAは他にも様々なサブスクを展開している。
手荷物が2個まで無料になる「Baggage subscription」など。
ユナイテッドの年間パス

最近はこういうサブスクもあるんだな、と。

アラスカ航空「Alaska Access」

アラスカ航空が最近、新しいサブスクを始めた。
Alaska Access

月額5ドルのサブスクで、サービス内容は以下の3点セット。

  • Wi-Fiバウチャー1枚
  • セールの早期アクセス(1日前)
  • 運賃や必要マイル数の探しやすい特設ページ

Alaska Access

こういう、ちょっとしたサービスを束ねてサブスクにする手もあるんだな~と、感心した次第。

しかしFTの関連スレッドをみたら、さすがにサービス内容が微妙だったようで、ユーザーからは不評のようだった。
FT Alaska Access

まず、「セールの早期アクセス(1日前)」については、「大抵のセールは、それほど安くなってない」から「1日前にアプリ内で通知されても気付かない」というものまで、様々であった。

「運賃や必要マイル数の探しやすい特設ページ」については、「なぜUI改善の話が有料特典になるのか困惑する」「Google Flightで十分では」といった反応。

いずれにせよ、機内Wi-Fiに関してはこういうサブスク化も、航空会社にとっては選択肢に入ってくるんだな、と。

ANA国際線のWiFi無料化

サブスクではないが、ちょうど昨日ANAの機内Wi-Fiに関するニュースもでていた。
ANA国際線のビジネスクラス以上で、Wi-Fiが無料になるようです。
また、エコノミーでもテキスト通信(SNSやEメールのテキスト)なら無料になる予定。

ANAのプレスリリースはこちら。
ANA国際線 機内インターネットのサービスが拡充されます

現行のANA国際線のWi-Fiは、1時間で4.95ドル~。
ANA Wi-Fiサービスのご案内(国際線)

エコノミーでもテキスト通信が無料なのは、いいですな。

ほい。

そんな感じ。

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