「デコメ」というのは、携帯で使えるHTMLメール。
メールに画像を挿入したり、フォントの色や大きさを変えたり、というのを、「デコレーション」なんていうメニュー項目で、HTMLを意識せずにユーザが携帯で簡単に作れるようになっている。
更に、デコメには「デコメ絵文字」というのもある。
これは絵文字の画像版。
20pixelの小さな絵文字風画像を、文字と並べてインライン表示できるため、携帯で使われる絵文字と同様の使用感でリッチ&カスタマイズな表現が可能。
今回、自分で紙に書いた文字を携帯のカメラで撮影し、デコメ絵文字として登録することで「デジタルな自筆メール」というのをアプリベースでやろうかと思いまして。
発想としては↓の携帯版。
自筆のフォントを作るには?
手順としては、
1.自分で紙に書いた平仮名をカメラで撮影
2.アプリ側で、それをヒストグラム2値化で透過gif化
3.携帯にデコメ絵文字として保存しつつ、デコメ絵文字idを携帯側で保持
*上記を平仮名全て繰り返し
4.アプリで文字入力し、平仮名ベースのメール作成
5.書かれた平仮名から、アプリが該当するデコメ絵文字を拾ってくる
6.自筆フォントのデコメテンプレート作成
7.アプリから送信
てな感じ。
以前プログラムにとりかかった際、画像の扱い(キャプチャした画像を、透過gifのでもデコメ絵文字にもってくまで)で苦労して、そこまで出来たところでうっちゃってあったんだが、久しぶりに今日開発を再開しようと思ってソースコードを眺めつつ内容把握に努めていたら、気づいた点が。
「デコメ送信って、勝手アプリでできんの?」
嫌な悪寒がしつつもAPIの仕様みたら、トラステッド(ドコモに認められた法人コンテンツプロバイダー)のみ可能とある。
おー尿!!
6までは可能だが、7が不可ときた。
やっべ。完全にしくじった。
つか、仕様書チェックを怠ったコト以前に、「そんなもん勝手アプリは無理じゃね?」というセブン・センシズが機能しなかった自分。。。
ジェロニモ以下のスペックですた。助けてサムソンティーチャー!
うーん。これどうしよう。
まいった、まいった。
まいったバナナは目でわかる。
デコメ絵文字登録しても、ユーザが1文字ずつ「あ」とか「う」とかデコメ絵文字選びつつメール作成するのはありえない。
サーバに画像送って、サーバからメール送信してもいいが、Fromを書き換えなきゃいかんし、あんまやりたくない。第一、その場合、既存のデコメ素材との連携ができない。
あとは、メール本文入力させて、受け取った内容で自筆フォントの1枚画像を合成して保存、ユーザがメール作成時にそれを利用するって手もあるが、メール作るたびにごみ画像が増える。
うーん。
どうしてくれんだ。これ。
うーん。