ANAから
- 国内線旅客施設使用料(PFC/PSFC)
- 旅客保安サービス料(PSSC)
の値上げについて、ニュースがでてました。
4/1から値上げっすね。
消費税増税も含め、色々値上げ。
国内線旅客施設使用料(PFC)の導入について | ご予約/旅の計画 | 航空券予約・空席照会 | ANA
国内線旅客施設使用料(PFC)の導入について | ご予約/旅の計画 | 航空券予約・空席照会 | ANA
ちなみに、ココらへんはANA/JAL共通です。
空港側が徴収する料金なので。
PFC/PSFC/PSSCの違い
用語について。
空港使用料(PFC/PSFC)とは?
空港の「施設」利用料すね。
- 国内線旅客施設使用料(PFC)
- 国際線旅客取扱施設利用料(PSFC)
国内線と国際線で呼び名が違う。
旅客保安サービス料(PSSC)とは?
成田や関空で徴収される。
羽田や中部国際空港は徴収ナシ。
2001年米国での同時多発テロを受け、国際的に航空保安への費用が増加していることから、成田空港では2009年11月からPSSCの制度を開始した。
PSSCとは(旅客保安サービス料) – 意味/定義 : 交通用語辞典
料金一覧と値上げ額
消費税的な値上げと、よくわからない値上げと。
全て4/1から値上げ。
国内線の空港使用料(PFC)一覧
発着の両方でかかる。
関空/伊丹では徴収されない。
2014年 | 羽田 | 関空/伊丹 |
---|---|---|
3/31まで | 170円 | 0円 |
4/1から | 290円 | 0円 |
値上げ | 120円 | 0円 |
羽田空港は120円の値上げですね。
羽田←→関空の往復(国内線)だと、発着の両方で羽田が徴収。
290円×2が必要。
国際線の空港使用料(PSFC)一覧
「出発」に対してかかる。「到着」は不要。
もしくは「乗継」の場合、「出発」の半額がかかる(下記料金の半額)。
2014年 | 羽田 | 成田 | 関空 |
---|---|---|---|
3/31まで | 2,000円 | 2,040円 | 2,650円 |
4/1から | 2,570円 | 2,090円 | 2,730円 |
値上げ | 570円 | 50円 | 80円 |
うーん。
羽田は570円の値上げ。
消費税よりこっちの値上げが痛いっすな。
旅客保安サービス料(PSSC)一覧
「出国」に対して取られる。「到着」はなし。
成田と関空は取られる。
羽田はナシ。
2014年 | 羽田 | 成田 | 関空 |
---|---|---|---|
3/31まで | 0円 | 500円 | 300円 |
4/1から | 0円 | 520円 | 310円 |
値上げ | 0円 | 20円 | 10円 |
消費税分すね。
合計でいくら料金が上がるか?
一回の海外旅行でいくらかかるか?
(PSFC×1) + (PSSC×1)
両方とも「出発」に対してかかる。
※ただし、渡航先の空港の利用料は別途必要。国内空港分のみ。
今まで(3/31まで)
3/31まで | 羽田 | 成田 | 関空 |
---|---|---|---|
PSFC | 2,000円 | 2,040円 | 2,650円 |
PSSC | 0円 | 500円 | 300円 |
合計 | 2,000円 | 2,540円 | 2,950円 |
↓
新料金(4/1から)
4/1から | 羽田 | 成田 | 関空 |
---|---|---|---|
PSFC | 2,570円 | 2,090円 | 2,730円 |
PSSC | 0円 | 520円 | 310円 |
合計 | 2,570円 | 2,610円 | 3,040円 |
ということで。
今までは羽田が成田より540円安かったのが、ほぼ並びましたね。
羽田は合計570円の値上げ、かな。
各空港の関連リンク
羽田空港旅客ターミナル
飛行機に乗る | 関西国際空港
http://www.narita-airport.jp/jp/news/psfc_pssc.html
http://www.narita-airport.jp/jp/news/pssc/img/yakkan.pdf