マットレスの「ブレスエアー」と「エアロキューブ」の違いが分かんないという話

ブレスエアー

マットレスなんですけど。
東洋紡の「ブレスエアー」を買おうと思ってるんですよね。
1年以上前から。

f:id:tonogata:20150719002759p:plain
http://www.toyobo.co.jp/seihin/breathair/what_breathair.htm

ただ、どうしても「ひっかかるコト」があって。
未だに購入できてない。
迷っちゃう。
踏ん切りがつかない。
1年以上も。

んー。

こまった。
こまった。
プーさん、クマったでプー。

それで、何かって言うと、「エアロキューブ」。
アイリスオーヤマの「Airy(エアリー)」に使われている、「エアロキューブ」。

f:id:tonogata:20150719003138p:plain

値段が安いんですよね。
アイリスオーヤマ。
そして「エアロキューブ」(東洋紡)は見た目もスペックも、「ブレスエアー」(東洋紡)っぽい。

でも、ほら。
「エアロキューブ」って結局、なんなん?
という話でして。
「ブレスエアー」と同じなん?
実際、どうなん?
ていう。

そーゆー話。

特に結論はないので、ご留意ください。

「ブレスエアー」も「エアロキューブ」の商標

まず前提として。

「ブレスエアー」も「エアロキューブ」も、東洋紡の商標。

「ブレスエアー」は古くからある素材で、1997年に事業化され、連綿と改良、仕向け開拓されてきた素材。
今では新幹線の座席やら、車の座席やら、飛行機の座席やら、マットレスやら、いろいろ使われている。
主な用途 | 【TOYOBO】ブレスエアー® BREATHAIR® | クッション材

それで。

「ブレスエアー」の商標登録は以下。

商標(検索用) BREATHAIR
権利者 東洋紡株式会社
登録番号 第5498918号
登録日 平成24年(2012)6月8日
出願日 平成23年(2011)9月21日

※「指定商品又は指定役務」にマットレスを含むもの

一方、「エアロキューブ」の商標登録は以下。

商標(検索用) AERO CUBE\エアロキューブ
権利者 東洋紡株式会社
登録番号 第5561016号
登録日 平成25年(2013)3月1日
出願日 平成24年(2012)6月27日

「エアロキューブ」は、出願が2012/6というのがポイント。

それで。

「ブレスエアー」を使った商品は、マットレス含め、色々あるんだけど。
「エアロキューブ」を使った商品ってなんぞ?という。

「エアロキューブ」を使った製品

「エアロキューブ」を使った製品は、どうも「アイリスオーヤマ」のマットレス「エアリー」しかない。

「エアリー」の発売は、2012/6。

クッション性、通気性に優れた素材エアロキューブTMを使用した寝具<中略>
2012 年 6 月に発売した「エアリーマットレス」と、同年 7 月に発売した「エアリーピロー」は、その優れたクッション性、通気性、耐久性が支持され、導入店舗数と販売数を増やしています。
(販売店舗数 1500 店以上・当初販売計画比 11 倍:2013 年 2 月末時点)

http://www.irisohyama.co.jp/news/2013/0308.pdf

ということで。

  • 東洋紡「エアロキューブ」出願時期と、アイリス「エアリー」発売時期は同じ、2012/6
  • それ以降、東洋紡「エアロキューブ」を使った製品が、その旨を公開している痕跡ナシ(非公開ならあるかも)

んー。

「ブレスエアー」と「エアロキューブ」って、特徴はほとんど同じなんすよね。
仕様を外見的にみるだけで言うなら。
いわゆる、東洋紡のポリエステル系熱可塑性エラストマーからなる弾性網状構造体を使ったマットレス
ざっくり言って、仕様も外見も同じ。

じゃあ、なんでアイリスオーヤマは知名度も実績もある「ブレスエアー」の名前を使わず。
新しく商標登録された「エアロキューブ」になったのかな?っていう。
製品特性として、違いがあるのかにゃ?
それとも。
「素材の筋としてはブレスエアーだけど、御社向けのカスタマイズしたのをエアロキューブって商標登録しまっせ」という、何かこう、商流上、契約上のアレだったんだろうか。

※「ブレスエア」と一言にいっても実際は硬さとか中空・中実とか、選んで提供されている模様なので、カスタマイズ自体は一般的な話らしい。そうすると、なぜ「エアロキューブ」カスタマイズだけ商標登録なのか?という。
http://www.toyobo.co.jp/seihin/breathair/breathair_design.htm

そもそも。

「エアロキューブ」という東洋紡の商標になってる、製品。
これ。
東洋紡のサイトにいっさい記載がないんですよね。
「ブレスエアー」と違って。

「一切無い」というのは、プレスリリースとか、決算資料とか、お知らせとか、そーゆーの含めて。
一切無い。

ふーむ。

なんじゃらほい。

とか思っちゃうワケです。

「ブレスエアー」と「エアロキューブ」は同じなのか?

いや、分かんないんだけど。

例えば、商標上の違いでいうと、「ブレスエアー」の役務にあって、「エアロキューブ」にないのは、

自動車・船舶・航空機・鉄道車輌・二輪自動車及び自転車用座席,車いす並びにその部品及び附属品,車いす用座席

って部分で、車とか飛行機での採用となると、難燃性が問題なるらしいから、「エアロキューブ」はその分安いんだろうか、とか。
一瞬思ったワケですが。

三次元スプリング構造クッション材「ブレスエアー」で、鉄道車両シートの開発を進める担当者達は再び苦労を強いられた。
車両用で不可欠な難燃性という問題だ。それがなかなかクリアできない。

THE SEN-I-NEWS 日刊繊維総合紙 繊維ニュース

ただまぁ、これって仕向け別のカスタマイズの話なんで、商標とか関係ねーよな、と。
スグに思い直した。

そもそも、商標から商品スペックの違いを見ようとするのは無理がある。
何かのヒントになれば、と思ったんだけど。

あと、「SEKマーク」。
http://www.sengikyo.or.jp/sek/?eid=00014

東洋紡「ブレスエアー」だと、登録加工剤で3つのSEKマークが提示されてるけど。

f:id:tonogata:20150719000626p:plain
http://www.toyobo.co.jp/seihin/breathair/breathair_kihon.htm

アイリスオーヤマの「エアリー」の方だと、2個しか提示してない。

f:id:tonogata:20150719000706p:plain
http://www.irisohyama.co.jp/airy/reason/

お、そこが違うのかな?

と一瞬思ったが。

よくよく見たら「剤名:有機系フェノール」ってのはオレンジの「制菌加工」で既に出ていて。
「エアリー」に足りないレッドの「制菌加工」(特定用途:病院とか)も同じ「有機系フェノール」なんで。
これまた、「提示してるか/してないか」だけの違いで、製品特性の違いじゃないよね、という。

※SEKマークとか全然知らないんだが、認証番号が「ブレスエアー」と「エアロキューブ」で同じなのは、登録加工剤としての取得番号だからと理解している。なんとなく。

それで、つまり。

分かんない。

ただまぁ、同じようなモンなんじゃないすかね。
なんとなく、だけど。

たぶん、東洋紡にきいても、↓とか見た感じだと教えてもらえないだろうし。

Q:どのブレスエアー®敷布団が最も良いのでしょうか。
A:弊社ではブレスエアーの素材のみの販売を行っており、各販売業者が敷布団の組み立てを行っています。
側地や中材のブレスエアーの仕様は様々であり、一概にお答えすることができません

よくあるご質問 | 【TOYOBO】ブレスエアー® BREATHAIR® | クッション材

それで、どうしよう

どうしましょう。

もう、分かんなくていいから、買おうかな、と
思ってるんですけどね。

そこら辺の話は、また今度。

そんな感じで。

「エアリーマットレス HG90」(アイリスオーヤマ/東洋紡エアロキューブ採用)を、1ヶ月間使ってみた感想。