飛行機の「受託手荷物」(預け入れ荷物)に、「モバイルバッテリー」を入れると没収されるので注意。特に中国は注意。

飛行機に乗るとき、荷物は

  • 受託手荷物(預け入れ荷物)
  • 持込み荷物

の2つの手段で運ぶことができる。

「モバイルバッテリー」については、爆発の危険性があることから、受託手荷物(預け入れ荷物)に入れるのはNG
自分と一緒に座席にもっていく、持込み荷物の中ならOK

  • ○持込み荷物
  • ×受託手荷物(預け入れ荷物)

今回、6時間の乗換え時間があった中国の広州の空港で、一度入国して数時間の観光をしてから次の便に乗ったんですよね。
それで、外に出て歩くために荷物の入れ替えとか発生して、モバイルバッテリーをスーツケースに入れて、取り出し忘れたまま、預けてしまった。

飛行機を降りてから、スーツケースを見ると、、、

  • スーツケースがテープでグルブル巻きにされている
  • 黒いスーツケースに、白いチョークで×が2個書いてある
  • なんかスーツケースに傷が増えたような・・・

という有り様。

スーツケースを開けてみると、紙が入っていた。
モバイルバッテリーを没収されたらしい。

おー尿!!
(Oh, No!!)

失敗したぜ。。。

紙には「あなたのモバイルバッテリーは廃棄された。もしくは、2日以内に航空会社に連絡すれば、まだ残ってるかも」とある。

自分は帰りの便では広州を使わないので、諦めた。
というか、中国だし、まぁ、廃棄ですよね。。。

いずれにしろ、自分の荷物の検査のために、飛行機への荷物搬入が遅れてしまう可能性がある。
(わずかながらも、飛行機の出発が遅れる可能性がある)
次回からは注意シマス・・・。

まぁ今回は、スーツケースの鍵を壊されずに済んで、幸運だったかもしれない。
空港職員は、スーツケースの鍵を壊してでも、中身を検査する権利がある。
しかし、自分のスーツケースは「TSAロック」に対応。

この「TSAロック」は、「通常の鍵穴」や「ナンバーロック」とは別の専用鍵穴から、11種類のマスターキーで解錠することができる。
マスターキーは世界の空港職員が厳重に管理・運用し、荷物検査の際に「客の鍵を壊すことなく」、マスターキーで解錠して中身を検査できる。

当然ながら、マスターキーは流出もしてるんだけど。

「TSAロック」のマスターキーが流出(GitHub)して3Dプリンタで再現された件と、空港職員が荷物から貴重品を盗っちゃう問題など

それはともかく。

帰国後に調べてて気付いたんだけど、中国の

  • 北京
  • 広州

については、かなり厳しめの制限があるみたいね。。。

【お預けになるお荷物について】
2015年8月16日より、北京首都国際空港を出発する便においては、お預けになる手荷物の中に、
電子機器(携帯電話、タブレット端末、ノートPCなど)や、周辺機器(モバイルバッテリー、電源ケーブル、ボタン電池など)を入れてのお預けは一切できません。

上記の物品をお預けの場合、あるいは、これら以外にも空港当局が不審、危険と判断した物品については、開披検査が行われ没収となり返却されることはございませんので、十分ご注意ください。

また、開披検査完了時間によっては、ご搭乗の便に手荷物を搭載できないことがございます。

北京首都国際空港/出入国手続き(空港情報) – JAL国際線
広州白雲国際空港/出入国手続き(空港情報) – JAL国際線

モバイルバッテリーはともかく、パソコンや携帯電話も、問答無用で没収&返却は不可、ということらしい。
通常、電子機器は電源をoffにしてればOK。

お預けになる手荷物のなかに電子機器(貴重品を除く)を入れる場合には、あらかじめ電源をお切りください。

お手荷物 – JAL国際線

例えば、PSPとかDSのようなゲーム機、ビデオカメラなども没収対象になりそうだ。
バッテリー入っているから。

ケーブルについては、検査の邪魔になるからかな?
アレがあると、X線でその下が見えないらしい。
以前、手荷物に充電ケーブルを大量にグルグル巻きにして入れてたら、「それがあると見えないから、荷物から出せ」と言われたことがある。

ちなみに、この制限があるのは、北京と広州
上海や他の空港では、ここまで厳しくない模様。
(JALの空港情報ページを参照)

中国の空港を使う場合は、「受託手荷物」(預け入れ荷物)に注意ですね。。。

そんな感じ。

モバイルバッテリーの「機内持ち込み」(ANA/JAL)は条件付きで2個までOK、「預け入れ」はNG。

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