VAIO Pro13をWindows10にアップグレードした後のシステムログ対応(フリーズへの対応)経過

VAIO Pro13の調子が悪く、Windows10にアップグレードしたが、まだ不調だった。
不調の内容は、突然のフリーズ頻発。
猛烈にファンが回りだし、操作を一切受け付けなくなる。
Ctrl+Alt+Deleteもダメで、電源ボタンの長押しで再起動のみ有効。

Windows8.1時点で発症し、リカバリー(工場出荷状態)でも治らず。
ダメもとでWindows10にアップグレードした上で、やっぱり駄目だった。

しょうがないので、システムログのエラーや警告を精査し対応することにした。
現時点で、フリーズは治ったような気がするが、分からない。
少なくとも頻発はしてない。

この時点での処置をメモしておくっすね。
また必要になるかもしらん。

以下、詳細。

Windowsシステムログの確認

Windowsのシステムログは、以下で確認可能。

  1. 「コンピュータの管理」
  2. 「システムツール」
  3. 「Windowsログ」
  4. 「システム」

たいてい何かしらエラーや警告が出ており、全部を修正する必要はまったくないんだけど。
とはいえ、今回のフリーズ頻発につながっている、致命的なヤツが混じってる可能性があるので、チェックしていく。

(イベントID:219)「Driver/WUDFRd」読み込み失敗

f:id:tonogata:20160608001254j:plain

デバイス ACPI\NXP5442\2&daba3ff&2 のドライバー \Driver\WUDFRd を読み込めませんでした。

これの手前に、WUDFPfエラーのログがあった。

WUDFPf (UMDF の一部) がまだ読み込まれていませんでした。デバイスは、読み込みの完了後にもう一度起動されます。

このエラーは、デバイス登録に失敗しているという話なんだけど、VAIOについているNFCのことっぽい。
NFCは現在、VAIO公式から「Windows10では使えない」というお知らせが出ている。
このため、エラー自体はしょうがないかな、と。

このエラーの後に、イベントID:7034の

VAIO Entertainment Common Service サービスは予期せぬ原因により終了しました。このサービスの強制終了は 1 回目です。

が続く。

対策については、以下を参照。

イベントビューアにイベント ID : 219 レベル : – マイクロソフト コミュニティ

  1. 「コンピュータの管理」
  2. 「サービスとアプリケーション」
  3. 「サービス」
  4. 「Windows Driver Foundation」

ダブルクリックし、「スタートアップの種類」を「手動」→「自動」にする。
らしいのだが、自分のはすでに「自動」だった。
NFCが使えないから、どうせダメなのかね。

とりあえず、「むしろ逆で」ということで「手動」に変更しておいた。

まだ同じ警告は出ている。
しかし、ファン暴走やフリーズがなくなった気がするんだけど、経過を監視中。
他の修正で治ってて、これは無関係だったかもしれない。

(イベントID:10010)AUSessionエラー(Windowsアップデート)

f:id:tonogata:20160608003213j:plain

サーバー {784E29F4-5EBE-4279-9948-1E8FE941646D} は、必要なタイムアウト期間内に DCOM に登録しませんでした。

「784E29F4-5EBE-4279-9948-1E8FE941646D」をレジストリエディタで検索すると、「AUSessionConnectTaskHandler Class 1.0」。

f:id:tonogata:20160608003329j:plain

その「AppId」(653C5148-4DCE-4905-9CFD-1B23662D3D9E)をさらにレジストリエディタでみると、「Windows Update Agent」だった。
「Windows Update」に失敗してんのかよ。。。

f:id:tonogata:20160608003507j:plain

「Windows Update」をタスクスケジューラでチェックする。

  1. タスクスケジューラ
  2. タスクスケジューラ ライブラリ
  3. Microsoft
  4. Windows
  5. Windows Update

f:id:tonogata:20160608003824j:plain

確かにエラーになっていた。

これはどうしょうもない気がする。
とりあえず、タスクの履歴を右クリックでonにしておいた。
今度、履歴もチェックしてみようかな。

というか、offにするのを忘れないようにしたい。
覚えておかないと。。。

(イベントID:10016)RuntimeBrokerエラー

アプリケーション固有 のアクセス許可の設定では、CLSID
{D63B10C5-BB46-4990-A94F-E40B9D520160}
および APPID
{9CA88EE3-ACB7-47C8-AFC4-AB702511C276}
の COM サーバー アプリケーションに対するローカルアクティブ化のアクセス許可を、アプリケーション コンテナー 利用不可 SID (利用不可) で実行中のアドレス LocalHost (LRPC 使用) のユーザー NT AUTHORITY\SYSTEM SID (S-1-5-18) に与えることはできません。このセキュリティ アクセス許可は、コンポーネント サービス管理ツールを使って変更できます。

「D63B10C5-BB46-4990-A94F-E40B9D520160」をレジストリエディタで検索すると、「RuntimeBroker」だった。

f:id:tonogata:20160608004459j:plain

ストアアプリの監視ツール(MicroSoft)らしい。

RuntimeBroker.exeとは何ですか? – マイクロソフト コミュニティ

これは関係ないと思い、放置することにした。

(イベントID:414)SETUPSQM.EXEエラー

f:id:tonogata:20160608004945j:plain

タスク スケジューラ サービスが、NT TASK\Microsoft\Windows\SetupSQMTask の定義で構成の間違いを検出しました。追加データ: エラー値: C:\WINDOWS\SYSTEM32\OOBE\SETUPSQM.EXE。

「SETUPSQM.EXE」がそもそも存在しない。

Windows Media Center関連のタスクらしいが、Windows10からはMediaCenterがなくなった。
削除するべきタスクがないのに。
どういうことだ、これは。

よく分からないので、これも放置。

VAIO Updateのタスクエラー

その他に気になる点として、VAIO Updateがタスクエラー→強制終了→タスク修正、をPC起動時に毎回繰り返している気がした。

タスク スケジューラは、ユーザー “VAIO” の “\Sony Corporation\VAIO Update\VAIO Update” タスクの “{380bc2a8-97be-47d2-b396-b3b0839f961b}” インスタンスを開始しました。

タスク スケジューラは、タスク “\Sony Corporation\VAIO Update\VAIO Update” のインスタンス “{380bc2a8-97be-47d2-b396-b3b0839f961b}” で操作 “C:\Program Files\Sony\VAIO Update\VAIOUpdt.exe” を開始しました。

ユーザー “VAIO” はタスク スケジューラのタスク “\Sony Corporation\VAIO Update\VAIO Update” を削除しました

タスク スケジューラは、”\Sony Corporation\VAIO Update\VAIO Update” タスクの “{380bc2a8-97be-47d2-b396-b3b0839f961b}” インスタンスを強制終了しました。

ユーザー “S-1-5-32-545” はタスク スケジューラのタスク “\Sony Corporation\VAIO Update\VAIO Update” を登録しました。

ユーザー “S-1-5-32-545” はタスク スケジューラのタスク “\Sony Corporation\VAIO Update\VAIO Update” を更新しました

これも放置。
VAIO側のアップデートを待ちたい。

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