「ふるさと納税」の宿泊券(Yahooトラベルで使える宿泊クーポン)で、還元率を比較する

※2017/08/25追記
本件の最新の話は↓
「ふるさと納税」の宿泊券(Yahooトラベルで使える宿泊クーポン)で、還元率を比較する(2017/8版) – やじり鳥

「ふるさと納税」ですね。

自分は旅行で使いたいと思っていて、その中でも「宿泊券」がいいかな、と。
(航空券や、航空券+宿泊のツアーなどより、割がいい&使いやすい)

「宿泊券」の中でも、「Yahooトラベル」で使える自治体が良い。
宿の選択肢が広く、期限も2年くらいあり、「Yahooトラベル」でネット予約できるので使いやすい。

また、普通に「Yahooトラベル」で使う形になるので、「Yahooトラベル」のセールやキャンペーン時に使うことが可能。
Tポイントとの併用も可能。

以下、そこら辺について。

寄付金額に対する宿泊クーポン額面の還元率リスト

「Yahooトラベル」で使える宿泊クーポンがもらえる自治体のリスト。

●(広域対象)が狙い目。
寄付した自治体を越えて、広い範囲でクーポンが使える。

例えば、「大町町」に「ふるさと納税」したら、、、
「Yahooトラベル」に掲載されている
佐賀県・福岡県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県
のホテルに対して、割引クーポンを使えるという感じ。

自治体からホテルを指定されているワケではなく、「Yahooトラベル」内の「るるぶトラベルプラン」なら何でもOK。


クーポンについて – たびゲーター
※このYahooトラベルクーポンは「たびゲーター」経由で提供される

宿泊するホテルは、後日じっくり選べる。

寄付先 宿泊対象 広域
対象
寄付金例 ふるぽ
ポイント
Yahooトラベル
クーポン
還元率
那覇市 那覇市 50000 100 18000 36%
糸島市 福岡県 50000 125 22,500 45%
屋久島町 屋久島町 50000 125 22500 45%
奄美市 奄美市
大島群龍郷町
大島郡大和村
大島郡宇検村
大島郡瀬戸内町
50000 250 22,500 45%
大町町 佐賀県
福岡県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
50,000 250 22,500 45%
大崎町 鹿児島県 10000 25 4000 40%
新上五島町 新上五島町 50000 200 18000 36%
長崎市 長崎市 50,000 225 22,500 45%
糸島市 糸島市 10,000 25 4000 40%
芸西村 高知県 50000 1750 31500 63%
高知市 高知市 50000 2500 22,500 45%
曽爾村 奈良県
大阪府
京都府
兵庫県
和歌山県
滋賀県
三重県
50000 3,750 32,500 65%
高野町 高野町
和歌山県
京都府
四国
奈良県
50,000 25000 22500 45%
大府市 愛知県 50000 250 22,500 45%
沼津市 沼津市 50000 125 22,500 45%
箱根町 箱根町 50,000 2000 18000 36%
小豆島町 小豆島町 10000 20 3000 30%
日光市 日光市 50000 125 22500 45%
宇都宮市 宇都宮市 50000 150 13500 27%
水戸市 水戸市 50000 50 22500 45%
秋田市 秋田市 50000 1000 18000 36%
網走市 網走市 50000 25,000 22500 45%

※2016/10/04追記 九州全域で使える「大町町」が追加
※2017/02/23追記 福岡全域で使える「糸島市」が追加
※2017/04/09追記 「曽爾村」「大府市」追加

「曽爾村」あたりがよさそう。

「Yahooトラベル」宿泊クーポンの使い方に関しては、以下。

「Yahooトラベル」宿泊クーポンについて

「Yahooトラベル」宿泊クーポンに対応している自治体は、複数ある。
基本的には、「寄付した自治体のホテルでしか使えない」。

ただ、「寄付先より広域のエリアで使えるクーポン」がもらえる自治体もある。
○○町に寄付したら、△△県全域のホテルで使える、とか。

個人的には、そーゆー「広域対象」のクーポン狙い。
広域対象なら、実際に旅行できそうになってから、宿を選べる。

そのため、上記では「広域対象」のYahooクーポンに対応した自治体をリストアップしている。

もう一つのポイント。

寄付額に対して、「いくら分の額面クーポン」がもらえるかは、自治体によって異なる。
なので、その寄付額に対する比率もチェック。
※上表の「還元率」項

「ふるさと納税」における「Yahooトラベル」宿泊クーポンの仕組み的には、

  1. 自治体に寄付する
  2. 自治体から「ふるぽ」(JTBのサイト)のポイントがもらえる
  3. 「ふるぽ」でポイントを使い、「Yahooトラベル」の宿泊クーポンと交換
  4. 「Yahooトラベル」内の「るるぶトラベルプラン」(JTB系列提供プラン)でクーポン使用可能

という形。

「ふるぽ」のポイント単価は自治体によって異なる。

ここでは、サンプルの「寄付金例」項の金額を寄付した場合に得られるクーポン額面から、還元率をチェックしている。

なお、「還元率」と言っているが、「ふるさと納税」の寄付金額は、減税分でトントンになる(自腹は2000円)。

このため、「寄付額に対して、いくら分の額面のクーポン」がもらえるかは、純粋に「どれだけ得するか」の話、ということになる。
(還元額が少ないからといって、損するワケではない)

上述のように、裏方のシステムは、JTB系列とYahooのタッグチーム。

クーポンは、「Yahooトラベル」内の「るるぶトラベルプラン」では使えるが、「るるぶトラベル」本体(JTB系列)やJTB本体で使えない。

クーポン部分は「株式会社たびゲーター」(JTB/Yahooの子会社)で役割分担しているのかな。多分。

注意点

「ふるぽ」でクーポンに交換する際、クーポンは額面の半額ずつ、計2枚のクーポンで付与される。
そして、Yahooトラベルでクーポンを利用する際には、同時利用は計5枚まで

クーポンは注文金額から半分の金額に分けて2枚に分けて発行し、1回の予約でご利用できる宿泊割引クーポンは最大5枚までです。

http://www.tavigator.co.jp/furusato/

例えば、3件のクーポン交換をすると、合計6枚のクーポンになる。

1件の予約で全部使いたい場合は、クーポンの枚数に注意。

有効期限は自治体によって異なる。

一般的なのは↓で、合計2~3年。

  • 「ふるぽ」ポイントの「交換まで」の期限=1~2年
  • クーポン交換後、「利用まで」の期限=1年

ポイント制の場合、注意したいのが有効期限。
「寄附日から2年」「最終交付日から1年」など自治体により異なるので、起点となる日と期日に注意してください。

はじめての方へ ふるさと納税サイト ふるぽ

↑の期限は「ポイント」のことであって、クーポンの期限は更に別だと個人的に考えているが、まぁ一応ポイント期限は気にした方がいいかもしれない。

「ふるさと納税」の基本

「ふるさと納税」自体について、少しだけ。

  1. 好きな自治体に寄付する
  2. 寄付金額-2000円が、翌年の所得税・住民税から減額される
  3. この時点で、実費は2000円
  4. 寄付した自治体から、寄付金額に応じてモノやサービスがもらえる
  5. つまり、実費2000円でそれらが得られることになる

ただし、寄付金額には上限があり、まずはその上限を調べる必要がある。
年収によって異なる。

目安は以下。
総務省|ふるさと納税ポータルサイト|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
※各種控除が前提に入ってないので、ちょっと多めに出てる

ちゃんと調べるなら、下記のURLのフォームで計算。
「源泉徴収票」に記載の控除額等を入力する。
控除上限額シミュレーション | ふるさと納税 [ふるさとチョイス]
※今年の年収に対して、12月末までに寄付した分について、来年の税金が控除される
※つまり、年収の予測がブレない12月とかに申し込む方が、予想はしやすい
※とりあえず、去年の源泉徴収票で計算するのもよい

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